【遊戯王】初めて作ったキューブの話とその改善がしたい話
初投稿です。
元々ドラフトという遊び方に興味があったので自分でカードプールを制作できるキューブドラフトのキューブを作ってみようと思った忘備録的ななにか。
自己紹介とか
初投稿なので一応…
遊戯王歴としてしっかりデッキを組んで友達と決闘し始めたのが第4期辺り。
そこから現在まで量の増減はあれどパックを買い続けている。
が、流石に全部売らずに持っているという訳にもいかず2~3年に1度くらいは整理するようにしている。
プレイ自体はカジュアルもカジュアルで混ぜ物一切なしの純構築を好む傾向がある。
公式・非公式問わず大会に出た事は一切なく、遊戯王のオフ会や見知らぬ人との決闘もほぼやってきてない身内専。
経緯とか
1~2年前から遊戯王で遊ぶ友人と会える機会が激減し殆ど遊戯王に触らなくなっていた。
惰性で新弾は買っていたが開けるのすら面倒になっていて現状も未開封BOXが積まれている。
月1くらいで遊ぶ友人2人のうち1人がマスターデュエルを始めたのをきっかけにまた遊戯王に触れたくなる。
二人とも昔からの友人でカオス期辺りに一緒に決闘していたためワンチャンあるのではと思い自宅に放置されている未開封BOXを使ったブースタードラフトで遊んでみないかと提案し承諾を得る。
実際遊んでみて非常に楽しかったので、(バランス全く考えないブースタードラフトでこれなら自分でバランスを考える事ができるキューブドラフトはもっと楽しいのでは?)と考えキューブ制作を始める。
キューブを制作するにあたって
当然ながらキューブ製作をしたことが無かったため、先人たちのブログ・note・ツイッターXのポストまで読み漁り情報を集めた。
(遊戯王のキューブドラフトをやっている方がそれなりにいる事をここで初めて知った。先人の皆様に感謝!!)
読み漁った結果、カードを集めるだけではなく色々決めなければいけない事が分かってきた。
決めなければいけない事は大きく分けて
・『テーマを決める』
・『キューブ方式を決める』
・『キューブ内容を決める』
・『ルールを決める』
の4つに分類できそうである。
テーマを決める
私がキューブドラフトをやろうと思った際に抜けていた考えで、どんなキューブにするのか、プレイ層のターゲットはどこかを明確にしておかないと纏まらないと分かった。
作ろうと思ったきっかけが昔遊戯王をやっていた友人達にあるのでターゲットとしては自ずとそこに定められる。
よってテーマとしては、
『昔を感じつつも程よく新しいカードに触れ、色々な召喚法を使えるようにする』
に定める事となった。
私の周りで遊戯王をやったことがある友人グループはいくつかあるが、主要ターゲットは月1程度で遊ぶ友人達に絞りつつも他のグループでの使用も見据える形とした。
また、キューブドラフトのプレイ可能人数は私の周囲の環境を考慮し、3~5人の可変可能なプレイ人数での使用を目指した。
目指したんだけど今考えれば最初から最高人数5人より6人で考えた方が良かったと思う。(そもそもなんで最高人数を奇数で考えてんだって話)
キューブ方式を決める
キューブ方式というのは私が今考えた言葉だが
・キューブを何枚で構築するか
・作ったキューブ内のカードをドラフトでどれだけ使うか
・最終的に一人何枚のカードをドラフトするか
等を一括りにした言葉だと思ってほしい。
初めての製作なのでどれくらいの枚数が良いのかが分からずまたもや先人の知恵を借りる事にしたが、使用枚数について大きく分けて2種類に分かれることが分かった。
作ったキューブのカードを全て使用する方式と、作ったキューブのカードの何割かは使わない方式である。
全て使用する方式の場合、カードリストを公開していればどういうデッキを組めるか想像しやすく、ピック時の戦略が立てやすいメリットがある。
逆に、使わないカードが出る方式の場合は、そこにランダム性が生まれるためリプレイ性が向上する。
どちらにもメリットがあり、どうするべきか迷ったが一旦全てのカードを使用する方式で進める事とした。
まず何枚のカードを使用してキューブを構築するかだが、キューブ内のカードを全て使用する事を前提に考えた場合3,4,5のどの人数になっても使用できることが条件なため必然的に最小公倍数である60の倍数のカードを使用する事になる事を念頭に置いておく。
次に1人当たり何枚ピックするかについては55~100枚の間くらいで推移しているようなので間を取って70~80枚程度で見積もる。
これらを踏まえ、キューブは72枚/人×5人=360枚を暫定的に定めて構築する。
キューブ内容を決める
テーマや方式が決まったらキューブ内容を決めていく。
自分の記憶を頼りに懐かしいと思えるカードを入れ、カードリストを見ながら使えそうなカードを入れ面白そうなカードが見つかればそれも入れ、とにかくカードを入れていく。(この時間が一番楽しい)
この時、360枚に無理に合わせるつもりはない。どうせオーバーするし後で調整するので…
入れたいカードの選定が一通り済んだらそこから360枚に収まるように調整していく。
調整していくんだけどこの時パック内のバランスとか考えていなかったせいでルールを考えた後にまた調整する羽目になった。
パック内のバランスはキューブ方式を決める際に決めた方がスムーズにいきそうだが私は忘れていたので後々やる事になった。
ルールを決める
ルールと一纏めにしたがここで決めることは色々ある。
・ドラフトの回数
・パック内の枚数
・パック内のバランス
・決闘時のルール
・遊ぶ人数によるカードプールの可変方式
etc…
正直挙げた中の上3つについてはキューブ方式を考える際に一緒にやっておくべき事だと思うが私は忘れていたのでここで行った。
また、最後の1つに関してはプレイ人数をしっかりと定めていないために考えなければいけない事でありプレイ人数が定数であれば考える必要は無い。
ドラフトの回数、パック内の枚数についてだが先人達の方法を見てみると15枚もしくは20枚1パックで3~5回ドラフトを行うことが多い様だ。
私は1人当たり72枚のカードを想定している為、72の約数かつ先人たちの数字に近いものを選ぶこととした。
72の約数の内近い数字となるのは、12枚パックの6回ドラフト、18枚パックの4回ドラフト、24枚パックの3回ドラフトの3択となるが一番近い数字である18枚パック4回ドラフトを採用した。
そう、採用したのだがこの後に書くパック内バランスの影響で12枚パック6回ドラフトを最終決定とした。
パック内バランスとはモンスター、魔法、罠、EX等の比率を指す。
ここに来て、キューブのカードを適当に選出した弊害が出てきた。
適当に選出しすぎてパック内の比率が均一にならない問題だ。
この際完全ランダムでも良いかと思ったがランダム性が高すぎるのも問題だと思ったのでキューブとパック枚数・ドラフト回数を調整し、1パック当たりモンスター6:魔法罠4:EX2の12枚1パックとした。
決闘時のルールは正直やってみないと何とも言えない気がしたのでとりあえず最新のマスタールールを採用する。
実際やってみてより良いルールがありそうなら適宜変更する。
ここまでの決定について小さい問題はあったが、それほど気にする事ではなかった。
個人的に一番問題だったのが遊ぶ人数を可変式にしたことによるカードプールの変更方法である。
おそらく先人達の中にもプレイ人数が想定人数と多少変わった場合の対処法を考えてあり(特定のカードをプールから抜く等)実践されている方もいると思われるがブログやnote、Xを見てもそのことについて詳しく書いている物を発見することが出来なかったため我流でどうにかしなくてはいけなかった。私の検索の仕方も悪いと思う
考えに考えた結果、72枚を小キューブとしてそれを5つ用意、プレイ人数によって小キューブの使用個数を増減させるという手段を取った。
完成したキューブ内容について
ここまで読んで下さった方に置かれては、色々と書いていたけど結局実際のカードプールはどんなもんなの?という疑問を持たれると思う。というか疑問持ってくれないと書いた意味が無くなるので持ってくださいお願いします
以下が微調整を行い、最終的に制作したカードプールとなる。
画像については1枚しか載ってないものは1枚しか入っておらず3枚載っているものは3枚入っている画像通りの枚数となる。
$${\Large{72枚って書いてあったのに}}$$
$${\Large{74枚綴りになってるじゃねーか!}}$$
というご意見はごもっともである。
製作している際に、
(EXのカードもう少し欲しいな…これ以上入れるとEXのカードが少し余る事態に陥るけど多少なら問題無いか!全部使わないということはリプレイ性も多少上がるし悪い事ばかりではないな!)
という製作者のワガママ考えによりEXのカードが少し増えた。
これによりEXのカードが人数×2枚不使用になるが大きな問題にならないと判断した。
また、ニューロンでキューブリストを製作した際気付いたことだがメインを60枚、EXを14枚で製作したので1つのキューブを1つのデッキで綺麗に収めることが出来るという思わぬ幸運が発生した。過去の自分すごい
そしてもう1つ見て頂きたいものがある。
$${\Large{1度も話題に上がってない}}$$
$${\Large{配布カードが生えてきてるじゃねーか!}}$$
というご意見はごもっともである。
キューブを制作した後、強カードの総取りによるパワーバランスの崩壊を嫌がり配布カード制度を導入した。
先人たちのブログ等を見るに、配布カードは配布されたものはすべて自由に使用できるものとして扱われることが多いようだが今回製作したものは
メインデッキに入る物:最大3種
EXデッキに入る物:最大3種
(融合はこの制限には含まれない)
というルールを設け、配布カード内でも取捨選択を行う事でドラフトの楽しさの一助になればと考えた。
デメリットとしてルールが多少複雑になるが、身内でやることしか想定していないのでそれほど問題にならないと考えている。
A~Eのキューブについて人数に合わせてどのキューブを選んでも機能するように組もうと思った事もあったが調整が地獄すぎたので諦めた。
(例:3人の時にA,D,Eをのキューブを選んで使用するみたいな…)
各キューブ毎に召喚法を偏らせてみようとも思案したが使うキューブによって出来る召喚方法が限られるのを嫌いこれも諦めた。
その他、恐らくではあるが6人での使用にも耐えられると思われる。
6人での使用の場合は1パック モンスター5:魔法罠3:EX2の10枚で6回ドラフト、1人につき60枚のカードをピックすることになる。
~5人までの時と比べると一人72枚→60枚になるためバランスが崩れる可能性があるが、配布カードの使用可能枚数を増加するなどの処置で解決できそうではある。
肝心のキューブ内容としては特に語る事のない凡庸なものである。
ここからプレイ→調整を繰り返して完成度を高めて良ければと思う。
現状気になっていることと言えば
・儀式召喚が実装できていない
・融合サポートがもう少し欲しい
・キューブ全体をもう少し尖らせたい
といったところ。
儀式召喚に関しては色々な召喚方法を使う事を目標に作っているのに儀式だけ入ってないのはもやもやするのでなんとかして入れたいと考えている。
融合サポートに関して、融合召喚は他の召喚方法と比べて手間がかかるためもう少しサポートしてあげた方がデッキの主軸として使えるようになるのではないかと思っているので融合関連のカードを増やしていきたい。
キューブに関しては特徴が無さ過ぎる気がするので独自色をもう少し出せたら嬉しいという製作者のエゴなので正直尖らせなくても良いと思ってはいるが製作者個人としてはやはり自分の特色が欲しいと思っている。
改善について
テストプレイしていない段階でも改善できそうな所は幾つか見つかる。
遊戯王と言えばという事で何の考えも無くとりあえず入れたブラックマジシャンとブルーアイズは他カードとのシナジーが薄い為、後々抜ける可能性が高い。
できればどちらかでも補強して残したい気持ちもあるがそれができるかは不明である。
また、考えなしに入れたいカードを入れたのでアーキタイプが定まっていないのも大きな改善項目として挙げられる。
人数によって2枚になったり3枚になったりするカードがあればバランスが取りやすそうだが、シールを使って一目で何枚入っているか分かるようにしたいため人数によって2枚になったり3枚になったりするようになるのは避けたいと考えてる。
改善した際には忘備録として記事に残す予定。
本当は出来るだけ多く回して都度改善するのが一番良いのだが、遊戯王で遊べる友人たちと会う機会も多くなく、会っても毎回遊戯王で遊ぶわけでも無い為試行回数がどうしても少なくなり改善が難しい現実がある。
なので、こうして記事にすることで何かしらのアドバイスを頂けるのではないかと思った次第である。
誰かの目に一瞬でも留まる事を願って…。
一瞬でも見てほしい割に記事が長い事にはどうか目を瞑って欲しい
おまけ
おまけというかキューブ改善の深掘りと言うか…
筆者の独り言みたいなもの。記事なんて全部独り言だろという正論は言ってはいけない
現時点でまだ一度も回せていないので兎にも角にも一度回してみなくちゃ改善も何も無いのは分かっているのですがブラマジとブルーアイズどちらか削るとしたらブルーアイズかな…。そして恐らくだけどジェネコン・ウンディーネとレスキューキャット関係も抜いて別のギミックとか弱そうな既存ギミックの補強とか融合関連の追加とかした方が良い気がするけどどうなんでしょう…。
後はきっとやってみると3枚入ってるとバランス悪いカードとかも出てくるだろうからその枠を何に使うかも難しいところあるなー…と。
ペンデュラムスケールについてもなんとなくHANSHI入れたけどスケール9って強いなーと…手札に戻るのも特にデメリットになるわけでもないしスケール7くらいの何かと入れ替えた方が良いかなと思ってますがどうなんでしょう?正直ドラコニアの翼竜騎兵でも良いとは思ってます。
作ってる最中にずっと疑問だったのが特定のテーマや種族のサーチカードってサーチされる側が何枚位入っていればキューブに入れた方が良いのかの感覚が掴めないでいます。
一応直近でテストプレイの予定があるのでそれ次第だと思ってます。
というとりとめのない独り言で〆。