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【映画感想】YOLO 百元の恋

初めまして。リンリンと申します。これから私のインプットしたことをnoteでアウトプットしていきたいと考えています。アカウントのジャンルは特に設定しません。たぶん同じテーマで書き続けられないと思うからです。

記念すべき第1回目の投稿は、映画の感想文です。

「YOLO 百元の恋」をU-NEXTで視聴 https://video-share.unext.jp/video/title/SID0159008?utm_source=copy&utm_medium=social&utm_campaign=nonad-sns&rid=CM016258344

とある映画は主人公の変化の様子を描く。多くは内面の成長です。この映画は主人公の外見の変化と内面の変化、両方を描きます。とにかくこの映画は結末へ向けてすがすがしい変化が起こります。

主人公は32歳巨漢女性ローイン。実家で10年間ニートをしている。妹や親せきからは馬鹿にされています。分かりやすく言うと、映画の最後はこの状況がすべて反転します。

主演のジャー・リンは監督と主演の両方を務めます。彼女の体形は映画の中で激変します。巨漢女性がやせてきれいになるというのは、一時期韓国ドラマで使われていたキャラクターの変化です。例えば「ドリーム・ハイ」のキム・ピルスク、「検事プリンセス」のマ・ヘリの過去など。ドラマでは着ぐるみのようなものを使ってやっていましたが、この映画ではジャー・リンが本当にボクシングを通して痩せます。映画のエンディングで体重日記が公開されます。

ローインはジムのトレーナー、ハオ・クンに恋してボクシングを始め、同棲までこぎつけますが、結局振られてしまいます。1年後に再会しますが、これもローインが逃げ出す彼を追いかける形になる。ところが、エンディングでは、クンのご飯の誘いを「気が向いたら」と言って断り歩き出すのです。

映画によくある、全てがうまく行くという設定はありません。うまく進んでいるように見えて、エンディング近くで立ち現れる回想には、実は彼女が嫌なこともすべて引き受けていて、家族から利用されていたシーンが次々と流れます。最後の試合でも結局負けてしまいます。でも、それに「勝った!」と自分なりの答えを出すのです。

この映画ではローインの外的変化だけではなく、家族、恋愛からも自立するという内的変化も描きます。見終わった後には元気がもらえました。

この映画は邦画「百円の恋」のリメイクだそうですが、まだ日本版は見ていません。

※追伸
「百円の恋」見ました。中国版の爽やかさと対比されましたね。どうして日本版はこんなにもジメジメしているのでしょう。未来に希望がある国、もう止まった国、という違いでしょうか?



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