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第6回『書いてしあわせになる』京都くらしの編集室 第10期京都ライター塾(全6回)

これは、第10期京都ライター塾(動画視聴コース)のレポート記事です。
今回は、新規の仕事を獲得するために必要な知識を学びました。
最終回となる第6回講義は、講師の江角悠子さんと対面で行われました。



第6回 新規仕事を得るために

フリーライターのメリット・デメリットについて

メリットについては、時間を自分で管理できたり、環境を選べるなど、想像できると思うので、デメリットにどう対応するかを中心にまとめました。

・収入が不安定

・保証がない

・事務作業を自分でやらなければならない

・一人で作業する孤独感

これらについて、最もカバーできる働き方は、会社員をしながら副業でライターをすること。
それができないときは、
クライアントを増やし、年間契約を結ぶことで収入の安定につなげます。
確定申告など、わからないことは税理士などの専門家を頼ることもできます。
また、SNSなどを利用し仲間を増やすことで、報酬額の相場を聞いたり、仕事を依頼するなどでき、互いに助け合うことができるでしょう。

仕事を依頼してもらうために


【公式サイト(ブログ)を持つ】
ブログ記事を書いておくと、文章の練習となり、それが実績にもなります。
ブログを見た人から仕事の依頼が来たり、公式サイトがあることで、人に紹介してもらいやすくなります。

【クラウドソーシングに登録する】
クラウドソーシングとは、インターネットを介して業務を依頼するビジネス形態のことをいいます。

【誰かに紹介してもらう】
ライター仲間を作っておくことで、人を介して仕事の依頼がくることがあります。
そのために、一緒に仕事がしたいと思われる人になりましょう。
また、やりたいことを発信してアピールしておきます。すぐに反応がなくても、時間がたってから仕事の依頼につながることがあります。

企画提案(営業)する


自分が記事を書きたい媒体に実績を持っていき、売り込みます。そのためにも、自分のメディア(note・ブログなど)で記事を書きためておきましょう。

また、企画を立てて売り込むのも有効です。具体的に記事がイメージできるか、媒体や読者のメリットになるかに注意して作りましょう。採用されたり読んでもらうために、タイトルの工夫も必要です。
企画の意図が明確になっていれば、原稿も書きやすくなります。

・クラウドソーシングの仕事をやってみる
実績を積むためにやってみるのもいいですが、単価が安いものを受けすぎて消耗しないように気を付けて下さい。例えば、同じクライアントで受けるのは10件までと決めて、次の案件に移りましょう。

いざ、お仕事をするとなったら


【依頼がきた場合の仕事の流れ】
①クライアントからの仕事の依頼(日時・拘束時間・締切日・予算)
②見積書を提出(もしくは先方からの金額提示)
③取材
④執筆
⑤先方校正
⑥納品
⑦入金

注)③から⑥については講座の中で説明があったので、ここでは扱いません

仕事の依頼
依頼するのが初めてというクライアントもいるので、わからないことはしっかり確認します。余裕を持って仕事ができるか、考えましょう。

見積りの出し方
・作業内容
自分の作業範囲はどこからどこまでか、例えばお店のリストアップも必要か、取材するだけなのか、撮影もするのかなど確認しましょう。

・時間
その作業にどのくらいの時間がかかるのか調べましょう。また、自分は何文字書くのにどれくらい時間がかかるのか把握しておきましょう。

・時給にするとどのくらいほしいのか
最低賃金(約1,000円)を基準にするなら、2,000字書くのに2時間かかるとすると、2,000円にするなど。

入金
月末締めの翌々月払いという場合もあるので(納品してから3か月近くかかる)、入金日を確認します。

クライアントは上下関係ではなく、チームです。いい仕事をするために、わからないことはどんどん質問しましょう。金額に対しても交渉できることを伝えましょう。

交渉をしてみよう


希望金額とその根拠を伝えてみましょう。案外通ったりします。
ライティングの相場があります。
金額については、講座にて!

プロフィールを考える


誰に何を知ってもらいたいかを意識して、興味・関心・趣味・特技などを盛り込みます。
プロフィールの中に具体的な項目を入れましょう。

書いてしあわせになる


大事なことは実践していくこと

⑴書く環境に身を置く
⑵自分で実際に書いてみる
⑶原稿を添削してもらう
⑷仲間と一緒に取り組む
⑸締切がある

まとめと感想


今回は、実際にクライアントから依頼が来たときの、仕事の流れと注意点を学びました。
まずは、実績を積むべく、書く練習をしなければいけないことや、企画を考えること、そして実践していくことが大切であるとわかりました。
お金のことは、人に聞きづらいことなので、教えていただけて、ありがたいです。

全6回の講座で、ライターとして仕事をする上で必要なこと、重要なことをたくさん学びました。

レポートにする上で、メモを取ったり内容をまとめたりしたノートを見返すと、私こんなに書いたの?というくらい、文字がびっしり並んでいます。いつしか、書くことへの恐怖もやわらいで、次は何を書こうかなと、前向きに考えられるようになりました。

自己分析ノートには、ほとんど手を付けられなかったので、自分と向き合うところまではできていませんが、初対面の人と話すときに質問ができるようになったのは、大きな収穫です。

ただ、自分で書いたものを添削してもらわないと、何が足りないのかわからず、自信を持って発信するというところまではできていないので、引き続き江角さんにお世話になるべく、第11期に申し込みました。1月から、またよろしくお願いします。

学ぶ場を与えていただき、とても感謝しています。
ありがとうございました。


最終課題
1 第6回講義の内容をレポートにまとめる
2 実際に「企画書を送る」ことに取り組む


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