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第5回 『書いてしあわせになる』京都くらしの編集室 第10期京都ライター塾(全6回)

これは、第10期京都ライター塾(動画視聴コース)のレポート記事です。今回は、インタビュー原稿の書き方 その2として、受講生の皆さんが書いた原稿の添削を見ながら、読者により伝わる文章にするポイントを学びました。


第5回 インタビュー原稿の書き方(2)

 

復習 原稿を書いた後にすべきこと

 推敲、できていますか?
 声に出して、読んでいますか?

*推敲・音読についての注意は、3度目になります。
第2回、第3回の講義内容を確認してみましょう。


人の書いた原稿を添削してみよう

目的:他人の原稿を客観的に読んで、編集者目線を育てる

講座の中で受講生同士でペアを組み、互いにインタビューした内容を記事にするという課題が出されました。動画視聴コースのため、ここでは割愛します。


商業ライターとしての原稿の書き方

受講生の皆さんが書いた、江角さんへのインタビュー記事(第4回課題)を添削しながら、ポイントの説明がありました。

◆ 理想の原稿を分析する
書きたい媒体の記事を分解して真似る練習をしていますか?
同じ言葉でも、媒体によって表記が違うことがあります。
(例)~のとき or ~の時

◆ 足りない言葉を補う(読み手に想像させない)
初めて読む人にもわかりやすく、一度でわかるように書きます。
インタビューをして聞いた言葉をそのまま書くのではなく、言いたいことを言語化してあげたり言葉を補いましょう。また、読者に伝わりやすい方法(箇条書き・表など)も取り入れてみましょう。
インタビュアーの質問や地の文と、相手の言葉を混同させないようにしっかり区別して書きます。

◆ 「口語」➡「文語」
会話をする時の言葉「口語」を文章に用いる言葉「文語」に置き換えます。「口語」を使いすぎると、くだけすぎて軽い印象になります。
(例)してた→していた  ~っていう→という
また、である調よりは、ですます調のほうがやさしい印象になります。

◆ ポジティブに言い換える
書き方次第で、とらえ方が変わります。悪口・批判ととらえられたり、えらそうな印象にならないか気を付けましょう。

◆ 時系列に気を付ける
出来事を書くなら、過去→現在→未来の順に書くと混乱しません。
『時間』を表す言葉も時系列に沿って使いましょう。
(例)最近・当時→具体的に「◎年前」

◆ その他気になった点・注意点
・最低限の誤字脱字 
パソコンで書いたらスマホで読み直し、印刷してペンでなぞりながら、もう一度読み返します。丁寧にチェックしましょう。
・同じ言葉を繰り返し使わない
類語辞典などで調べて、繰り返しをさけます。
・どれも絶対に削れない、必要なワードだけ入れるように
・ジェンダー表記※に気を付ける
偏った表現にならないようにしましょう。


※ 内閣府 「男女共同参画の視点からの公的広報の手引」の概要
平成17年版男女共同参画白書 | 内閣府男女共同参画局


実績を紹介していく


書いた記事は「実績」となるので、ブログなどで紹介しましょう。
公式サイトなどがあると、人から紹介してもらいやすくなります。


発信を続けるコツ

ネタをストックしたり、空き時間にメモをしておきます。
毎日なにかしら発信の練習をしましょう。


プロフィールを考える

江角さんは、何度も書き換えているそう。
媒体によって、また、誰が読むかによって、見せる部分を変えて書きます。
理想の人のプロフィールを真似て書くのもいいでしょう。


まとめ

江角さんが添削しながら話したことは、これまでの講義で説明されたことがほとんどでした。中には繰り返し注意されていることがあり、推敲や過去記事の分析については、毎回触れられているので、本当に大事なんだなと、思いました。
毎日発信するなんて、私にはまだまだハードルが高い!
そこまでたどりつかなーい!
と、叫びたい気持ちですが、なんとか第5回のレポートを書き終えました。

過去記事の分析、ちゃんとやろう…。

第6回までの課題

①第5回の内容をレポートにまとめる。
②企画書をブラッシュアップ→実際にある媒体に持ち込めるように企画する
③プロフィール文を考える(noteのプロフィール文を新しく)
④引き続き、何かしら発信の練習をする


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