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「ふつう」
*息子=コビトくん
6歳(小1)。ASD(自閉スペクトラム症)の診断あり。
通常級に在籍し通級に通っている。行き渋りあり。
学校を休んだ期間を経て今は別室登校。
繊細で優しい性格。
*夫=メガネさん
仕事ばっかりしている。
息子のASDについてはよく分かっていない。
我が家のすぐ横の道路は通学路になっていて、
集団登校の集合時間近くになると、結構小学生が通っていく。
最近ではめずらしく早く起きてきたコビトくん。
(早いといっても7時頃だけど)
朝は大分涼しくなったので今日は窓を開けていたら、
コビトくんは外から聞こえる賑やかな小学生の声に気付いたみたいで…
道を歩いていくところを窓からじっと見ていた。
「ふつうの子はもう学校行く時間だね。」
きっと何気なく言ったコビトくんの言葉。
このコビトくんの言葉を聞いて、私はドキッとした。
自分のこと「ふつう」じゃないと思ってるんだなぁと。
私はずっと「ふつう」じゃないといけないと思ってきたし、「ふつう」じゃないことがとてもこわいことだった。
だからいつも自分が「ふつう」の側にいられるように細心の注意を払ってきたし、周りからどう思われるかをすごく気にして生きてきた。
だからコビトくんが自分のことを「ふつう」じゃないと思ってることが分かって心が揺れた。
ふつうじゃなくても、ふつうでも、自分の好きな方・居心地のいい方を選んでいけるといいなと思う。コビトくんも私も。