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【ポケカ】福岡の大型自主大会「くろいまなざし杯」で惨敗したガブリアス使いの悔恨記録

こんにちは!福岡でポケカプレイヤーしている「ガブリアスの人」ことクライスと申します。

今回は先日開催された「くろいまなざし杯」に参加した際の振り返りや反省、各対面毎のプレイング等をまとめてみようと思いました。

くろいまなざし杯とは

博多で開催されている大型自主大会で、毎回約140名規模で行われている人気の大会になります。
シティリーグ入賞者やJCS出場経験者等が集まるハイレベルな大会でもあり、トナメルの事前エントリーはものの数分で満員になる程の人気ぶりの為、エントリーから戦いは始まっています笑

参加にあたって

この様な大会だからこそ練習は真面目にしなければと思い、前日は11時〜21時までぶっ通しで練習会に参加してました笑
皆さん無理はしない様に。。。

環境考察としては、ちょうどWCS終了からあまり期間が空いていないのでトドロクツキは増えそうかなと思いました。
個人的にはテツノイバラも増えると予想していましたが、デッキタイプ的にぽっと出で構築して大会で握るのはハードルが高いのではという意見もあり少なめ予想でいきました。
なので上記を踏まえてリザードン・ドラパルト・タケルライコがTier1、サーナイト・トドロクツキ・ミライドン・古代バレットがTier2辺りかなーと思って臨みました。

戦績

さて肝心の戦績ですが、

①サーナイト後4-6❌
②トドロクツキ先0-6❌
③ミライドン先6-5⭕️
④リザードン先4-6❌
⑤リザードン先4-6❌
⑥ハピナスマシマシラ後6-0⭕️

というわけで予選2勝4敗で負け越しとなりました😱
前回6月に参加した際は4勝2敗で勝ち越しだったので今回は悔しい結果に終わりましたね。
いやー悔しい笑

マッチアップ別振り返り

ここからは覚えてる限りで各マッチアップ毎にレビューと振り返りを行なっていこうと思います。
最初に、今回使ったデッキとプレイングのポイント、採用理由等を軽く触れておきます。

ガブリアスはあえてのレア度バラバラで
こだわる。笑笑

今回使用したガブリアスデッキはこちらです。

基本はガブリアスで戦い、カースドボムで打点調整していく戦い方になります。
闘タイプのバリューが高いと判断してサブアタッカーにイイネイヌを採用、高耐久非ルールを押し付ける戦術を選択しました。
以前ルミナスエネルギー採用型を使っていましたが、サーチ手段が乏しい事によりマッハサーチを使わなければならないケースが多かったので、大地の器によるサーチ性能を考慮して悪エネルギーを採用しました。
イイネイヌをベンチに出したターンに悪エネルギーを手貼り、ハイドロランダーで闘エネルギー2枚を付けられれば理想です。
悪エネルギーが付いていない場合特性のアドレナパワーが発動せず高耐久を活かせないので、必ず悪エネルギーは付いている状態にしておく事がポイントです。

序盤のプレイングとしてカイとふしぎなアメを1枚ずつ持っていれば、
①カイ→ガブリアスとフェザーボール
②フェザーボール→ピジョット
③ふしぎなアメ→ピジョット進化
④マッハサーチ→ふしぎなアメ2枚目
⑤ふしぎなアメ2枚目→ガブリアス進化

上記手順で1ターンの内にガブリアスとピジョットが立てられるのでこの動きがかなり強いなと思っています。
プラスであと闘エネルギーが1枚さえあればハイドロランダーまで繋がるので後続の準備も同時に行えます。
メインはこの動きを狙っていく形になります。

デッキの安定感やコンセプトの再現性を支えるのがかがやくゲッコウガであり、このデッキの最重要キーカードになります。
登場初期から多用されているカードなのでその強さは言うまでもありませんが、このデッキに於いては特に「闘エネルギーのトラッシュへの準備」「ドローソース」この二役を1枚でこなせる為必ず1ターン目にベンチに用意したいポケモンになります。
サイド落ちしてたら泣きましょう。
僕はなるべく泣かなくて良い様にヒスイのヘビーボールまで採用しています笑
ここは各々にお任せします。

エーススペックは無難にプライムキャッチャーをチョイスしました。
2回の攻撃で倒していく兼ね合いから呼び出し札が重要である事、イイネイヌがやや逃げにくいので保険も兼ねての採用になります。

あとポイントとしてはジャミングタワー採用ですね。
ここ最近どうぐがかなり強いと個人的に環境を見ているので、メタとしての採用になります。
構築的にこちらはほぼ影響を受けないのも強みです。
メタ先としてはドラパルトの煌めく結晶、サーナイトの勇気のお守りや各種ワザマシン、古代未来のブーストエナジー辺りになります。

これらを踏まえた上で各対面別でご覧頂くとイメージしやすいと思います。

1回戦vsサーナイト

後攻でしたが初手がかなり良く、ほぼ理想展開からスタート。
したものの早い段階でサーナイトが立ち思う様にサイドが取れず、ピジョットが倒され心理的に焦る。
早めにピジョットの立て直しをと思ってベンチに置いたポッポにマシマシラのアドレナブレイン×2回できぜつ、サイド3枚取られて負けました。
お相手がかなり上手だなと思った対面でした。
こちらの初手や展開、ゲーム進行も含め大きなミスは無かったはずなのでシンプルな実力差が原因でした。
はいどうも、サーナイト使い、ポケカ上手い。

2回戦vsトドロクツキ

先行を取るもイイネイヌスタートしてしまい苦しい展開に。
ポケモンはおけるがサポートを一枚も引かずサイドも取れずにストレート負け。
振り返り特に無しです笑笑

3回戦vsミライドン

可愛らしい小学生の女の子が2ターン目からジェネレーター2ヒット×2回→ごっつあんプリファイを打ってきてビビりちらかす。
サイドを4枚取られた状況からライコウVにハイドロランダー、イイネイヌのグッドパンチでテツノカイナをワンパンした後ナンジャモで手札干渉。
かなり刺さった模様で何も出来ずミライドンバトル場で番が帰ってくる→サマヨールのカースドボムでライコウVに50、バトル場のミライドンをイイネイヌのグッドパンチでワンパンし4枚取りして逆転勝利!
ナンジャモが刺さったから良いもののもう1ターン早く動き出す必要があったなーと振り返り。
ガブリアスの弱点がサブアタッカーで補完されている事に改めてありがたみを感じました。

4回戦vsリザードン

過去対戦経験がある激ウマ高校生と対戦。
かがやくリザードンスタートだったので数ターンもらえる状況で盤面を作った上で攻め込む、あと2枚取ればという状況でまさかのれんごくしはいでキチキギスexに炎3エネ付きクルーエルアローで負け。
リザードンはシステムも兼ねているので優先して狙うべきはやはりヒトカゲだと痛感。
もしくはイイネイヌでキチキギスを弱点でワンパンする番を作らないといけないなと思いました。
勝ち筋はあったので負け筋が消せなかったのが敗因ですね。

5回戦vsリザードン

決してお相手のせいにしてはいけない事は重々理解しているものの、かなり長考をされる方でこちらの時間が限られた対面になりました。
序盤ヒトカゲが1体しか置かれずそこをうまく狙えた事でペースを掴みかけるも、中盤以降にピジョットを倒された盤面でアンフェアスタンプが飛んできて上げられた要求を超えられずに敗北。
お互いマッハサーチを使う為どうしても思考時間が長くなりがちなので、もっと自分の練度を上げてプレイ時間を短縮しないとなーと思いました。
もう少し時間が残されていれば勝てたかもしれない対面だったので余計に悔やまれる結果に。
自分のプレイスピードも見直さないとですね。

6回戦vsハピナスマシマシラ

こちらの展開が比較的スムーズだった事、お相手の展開が滞っていた事もあって序盤からペースを握れる形に。
イイネイヌがハピナスを弱点でワンパン出来るのであえて進化するのを待ってから攻撃していく事を意識しました。
完璧に有利対面だったので少しお相手に申し訳なかったです笑
イイネイヌ強い…!

総括

今回の大会参加を通じて自分自身及びガブリアスデッキの評価をしてみようと思います。

【環境読み】
正直、やや外れたかなぁという感想。
144人中たったの6試合なのでなんとも言えませんが、シェア的にリザードンやドラパルトが多かった印象で、タケルライコやテツノイバラ、トドロクツキ等のたねポケモン軸のデッキはやや少なめな印象でした。
たね主軸で後攻1ターン目から攻撃してくるデッキがどうしても苦手な為少しそちらよりにメタを貼ったせいでうまく戦えなかったかなと思いました。

【構築】
今回サブアタッカーとしてイイネイヌを採用しましたが、実は元々入れていたオーガポンいしずえのめんと入れ替えた形になりました。
理由としてはテツノイバラのシェア率が上がった場合キャンセルコロンの採用も増える為オーガポンが突破されやすくなると判断したからになります。
しかし環境読みのところでも述べた通り実際はテツノイバラのシェア率は低く、依然リザードンのシェア率が高かったのでメタとして有効札になり得るいしずえのめんは採用すべきだったと反省しています。
ガブリアスデッキにおいては闘タイプである事により他のデッキに比べて運用に負担が無い為リザードン以外の対面においても有効に働く場面が多いと思われるので、今後優秀なサブアタッカーとして活躍が予想されます。

エーススペックに関してはプライムキャッチャーで良いかなと思いました。
カースドボムで弱らせて呼び出す、闘弱点のシステムポケモン(ロトムやキチキギス等)を呼び出してイイネイヌで倒す、逃げエネが重いポケモンをバトル場に縛ってベンチ狙撃をする等相性良く使える場面は多かったです。

候補としてはアンフェアスタンプもありだなと思っています。
ナンジャモを厚めに採用していますがどうしても序盤に使うと相手の手札枚数は減らせないので、そこをアンフェアスタンプで序盤にがっつり手札を減らさせて動きを制限する事でこちらに猶予が生まれる為、盤面作りやダメージ調整がよりやりやすくやるかなとは思いました。

もう一つ候補としては偉大な大樹が挙げられます。
2進化メインでピジョットを採用している構築なので進化に対する安定感は上がるかなと思ったんですが、リザードンやドラパルト対面においてヨノワールへの要求を下げてしまう形になるのがこちらとしてかなり不利に働いてしまう為、一旦見送りにしました。
専用構築を組めば強い動きが出来そうではあるカードなので、今後もっと考察はしていきたいですね!

最後に

如何でしたでしょうか?
今回の経験から、改めて今のポケモンカードは今まで類を見ないほど面白い環境だなと思いました。
ナイトワンダラーにて収録されたサマヨールやヨノワールのカースドボム、キチキギスexによる劣勢のドロー強化。
ステラミラクルにて収録されたゼロの大空洞、煌めく結晶やアカマツの登場で軽くなったエネ要求。
ケアすべきものが増えた事で難しくなっている反面、どんなデッキでも構築やプレイング次第で環境デッキも覆せる可能性がある所が面白い点だと感じます。

ガブリアスデッキを使う目線から言うと、一番はやはり高速化するサイドレースをいかに食らいついていくかが課題だと感じます。
これに関しては、①追いつく為にスピードを上げる、②メタ要素を強くして相手のスピードを遅らせる、このどちらかかなと思っていて、短所を補うよりも長所を伸ばした方が勝ちやすくなると考えるので方向性としては②の方かなと思います。
高耐久にテラスタル、エネ加速に加えてベンチ狙撃も出来、かつ逃げエネ0というのは唯一無二だと思うので、そこを活かして戦える様な構築を突き詰めていきたいですね。

個人的に、ガブリアスは初めて本格的に組んだポケモンカードのデッキですし、初めて出たジムバもガブリアスデッキでした。
ゲームの方でも600族の強キャラであることやチャンピオンシロナの切り札というインパクトある初登場をした点も含めてとても好きなポケモンなので、これからも使い続けていきたいと思っています。

今後もくろいまなざし杯の他に自主大会やシティリーグ、CLにも挑戦したいと思っていますので、ガブリアス好きに役立つ情報を発信出来たらと思います。
改めてよろしくお願いいたします。

それでは!

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