【プリンセス・プリンシパル】スリの話

~祝~

『プリンセス・プリンシパル Crown Handler』第4章
2025/05/23 公開決定!!!!!


なんとも嬉しいバレンタインデー。喜びを噛みしめつつ既存ストーリーを見返していると、今まで見落としていたことに気が付いたのでそれについて書いておく。

あたしが間抜けだっただけで、既に気付いている人の方が多そうだけど。




第12話(case24)で、式典会場の天井を落とすための鍵をイングウェイからプリンセスが盗むシーンがある。このシーン、最初に見たときはちょっと違和感があった。

盗み上手すぎ?

ベアトの読唇術(TVアニメ case20)、プリンセスのピッキング(Crown Handler 第1章)など、アンジェ、ドロシー以外のメンバーがスパイとしての技能を会得している描写は他にもあるが、にしてもここの盗みは上手すぎる。イングウェイにバレないのはいいとしても、アンジェにも勝る凄腕スパイでさえ、盗んだ瞬間は怪しむに留まるというのは無理があると感じた。

だがこれにはちゃんと理由があって、革命があった10年前より以前はプリンセス(本物のアンジェ)はスリで生計を立てていたので、その名残というわけだ。


それを弁えてから考え直してみるとひとつ想像できて面白い。

プリンセスは今でもスリが出来ることをアンジェに伝えているのではないだろうか。過保護アンジェにスパイ活動への参加を反対されることが不満だったプリンセスなら、自身のアピールポイントは余さず話していそうなものだ。

case20 で、アンジェがジュリにスリを教えていることをプリンセスに話しているが、それが2人にとって共有済みの話題だと考えれば極めて自然に見える。

↑は予想だが、幼少期の本物のアンジェがスリをしていたことを今のアンジェ(シャーロット)は知っていたのは確かなので、その経緯も気になってくる。
当時から知っていたのか、革命後にアンジェの父親としばらく一緒にいて気が付いたのか、ともにスパイをするようになってから昔話として聞いたのか。…ちょっとこれは良さげな案が思いつかなかった。

また、よくよく見てみると、アンジェが語ったスリの方法(「前からでも死角は作れるわ」)と、case24 のプリンセスのスリの方法は完全に一致している。教わったのだろうか。

ド「次はこうこうこういう作戦で」
プ「それなら私も役に立てそうだから連れてって」
ア「ダメ」
プ「え~」

~2人の時~
プ「ほら結構うまいでしょ」
ア「うーん確かに。でもこうしたらもっと上手くできる」
プ「ほんとだすごーい」

みたいな。




書きたかったことを書けたので短いが終わり。

5月が待ち遠しい。Crown Handler の続きが本当に楽しみです。

気の速い話だが、それが終わった後はcase欠番をOVAか何かで埋めていって欲しい。頼む~。

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