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【雑談】美しきかな蒼い惑星

自分語り7、キャラ語り3くらい。


オタクなのでぼざろな毎日だ。1番好きなのは喜多郁代。下北いって星座MVの写真を撮ったり、向かう途中で「郁代、今行く。」とかツイートしたりするくらいには熱をあげている。とてもキショい。

喜多郁代の何がそんなに好きなのかと考えてみると、まずもちろん声がある、声豚なので。ビジュアルも好き。そして最近公開された身長体重の設定もちゃんと刺さって、「なるほどねえ…」と独り漏らした。とてもキショい。

でも、それだけではここまで好きになることはあるまい。さらにぐるぐると考えを巡らすうちに、喜多郁代の真にあたしを惹きつけるのは、ある種のヒーロー性なのではないかと思い至った。

どうやらあたしは、友情努力勝利なお話よりも、特定の分野や特定の条件下における優秀さをもともと秘めていて、最終的にはそれが発揮され上手くゆくというお話が好きなようである。

母が円谷のオタクだったから、戦隊や仮面より光の巨人を見て育った。もしかすると、あたしの好みは今でもその影響を受けているのかもしれない。
長いシリーズだから作品によってテーマに幅はあるが、根本的には「愛すべき蒼い惑星、地球の住人からの応援があれば、どんなピンチでも絶対に負けない」という話である。悪く言えばワンパターン、良く言えば様式美。そういう類の話が好きなのだ。
「声の力」というショーのシナリオは今でも鮮明に思い出される。奥村みずほお姉さん、元気にしているだろうか……?


……

そろそろ喜多郁代の話に戻そう。彼女の本質は、陽属性やそれゆえのハイスペではなく「私、人と関わるの大好きなんです」なのだとあたしは解釈している。初めから勉強も運動もできたわけではなくて、それを通して人と関わることが楽しかったから、苦がなくいくらでもできてしまったから、結果、人並み以上に得意になった、という順序なのではないだろうか。

リョウに一目惚れしてからの彼女の行動は、本人は気付いていないのかもしれないが、極めてイレギュラーであった。楽器を1人で買いに行ってしまった。練習も1人でしてしまった。それでは上手くいかなくて当然だ。喜多郁代はそれが得意ではない。
逆に、「後藤さんギター上手いのね」からの彼女は、実に彼女らしい。初対面の相手にあれだけ教えろと迫るのは冷静に考えるとちょーっと怖いが、人との関わりの中で何かを習得した成功体験が強くあるとすれば納得できる。これまた無自覚かもしれないが、あれは彼女自身にとって良い選択をしているのだ。

そして、ひとたび得意分野に持ち込んでしまえば彼女はとても強い。1人で毎日6時間もヤバいが、もしかすると喜多郁代は、後藤ひとりが隣にいれば、それ以上の練習だってこなせる ……かもしれない。

仲間が見つかりさえすれば、なんであろうと登ってゆける ── 先に書いた「ある種のヒーロー性」とはこのことで、喜多郁代がそういった怪物なのだとすれば、まさしくあたしの好きなキャラクターであるから、これで腑に落ちたというわけである。




星座になれたら1000万再生おめでとう!!!また歌を聴かせてね。

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