12年を経ての誓い
2023年3月11日、
私は、息子と両親と岩手県へ行ってきました。ドライブの車中の話題は、12年前のこの日に遡ります。
2011年3月11日、
東日本大震災が発生しました。
お互いが「どこで何をしていた」を話し、
まだ生まれていなかった小4の息子に伝えて、
息子にも黙祷をさせました。
そんな中、
12年経過して初めて聞いたこと、
八戸市在住の私の両親、父の車が津波で流されたことは聞いていました。
それなのに地震発生後日、
当時私が住んでいた弘前市に、農業用の軽トラックで様子を見に来てくれたことを知りました。
道路は停電の影響で信号機が機能していなかったはずで、
乗用車で高速道路を使って2時間以上かかる距離で、それを軽トラックで一般道での移動はかなりの時間と距離を要したはずで、
ガソリンだって貴重だったはずで(当時の私もガソリンスタンドの長蛇の列に並んだ)、
日本海側に住んでいた私より、太平洋側に住む両親の方が被災者なのに、
どんなに大変な状況でも
いつでも我が子を心配し行動してくれる両親、
後日談を聞いて改めて感謝しました。
なので、
3月11日に誓います。
両親が私と弟を大切に育ててくれたように、私は息子を(私の両親にとっての初孫であり唯一の孫を)大切に育てます。
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