結婚記念日。
おはようございます。
ほしまるです。
今日は祝日 文化の日。
そんな今日は、
私達の結婚記念日。
結婚して24周年を迎えることができました。
24年っていっても本当にあっという間。
もちろん色んなことはあったけれど。
過ぎてしまうと本当に時の流れの早さを実感するばかりです。
お互い、歳を重ねたなぁ。
24年っていったら、私達の結婚した頃に産まれた世代は、社会人だったり、家庭を持っていたりするわけで。
そう考えると、共に重ねてきた一年、一年は
とても尊いな、と思います。
せっかくnoteにこうして投稿するのだから
時計の針を戻して簡単に振り返りつつ、
書いていこうと思います。
プロフィールに書いてある通り
夫は関西出身、そして私は東京出身。
そんな私達が出逢ったのは、お互い新卒で入った会社でした。
といっても、彼(夫のことです)は私より10歳近く歳が上なので
既にバリバリ仕事をこなしていた、同じ部の先輩。
私は、新入社員。
部が同じ、といっても課は違いましたし
その頃はたぶん、彼も私のことは
部内の新入社員のうちの一人
としか認識はなかったかと思います。
私にとっても、彼は、同じ部の同期新入社員の 指導係、としか認識がありませんでした。(笑)
その後、時を経て、私の所属していた課に彼が異動しまして。
今、この時代ではあり得ませんが
当時はまだ、部内の飲み会、課内の飲み会、関連部署との飲み会、歓送迎会なども頻繁に行われていましたし
特に若手は二次会、三次会なども引き続き出席することは当たり前でした。
そうした部内、課内の飲み会、一次会では
やはり上司やお局様達に気を遣い、
グラスが空になった方がいればお代わりを注文したり、
グラスにお酌したり。
二次会、三次会になってある程度気心しれた先輩や同期だけになってきてやっと私も落ち着いて飲める、という感じでした。
そういう時や、残業時に何人かでいわゆる残業めし
を食べに行ったりしていくうちに
入社当時に彼に対して抱いていたイメージとは違って
あれ、この人結構いい人なんだな
と思うようになり。
自然と尊敬の気持ちが、男性に対する恋心に変わっていました。
そんなある時、ひょんな出来事?があり。
それはここでは敢えて書きませんが(^-^ゞ
私が勝手に誤解をしてしまうことがあり
私から気持ち伝えないとまずい!
と思ったのです。
とはいえ、どうしよう。
10歳近くも歳下の後輩社員からいきなり告白されたら引くだろうな
とか
社内だから、仮に告白して、脈なしだった場合、私、居たたまれないのでは?
とか。
あー!どうしよう、どうしよう。
思い切る前にまず、彼にとっての後輩であり
私にとっては先輩で、仕事ではかなりお世話になつまていたSさんに相談することにしたのです。
というのもSさんは、奥様と社内結婚。
つまり、社内恋愛経験者。
そして、彼とも私とも頻繁に飲んだり食事しているので
どちらのこともある程度わかってくれている、と思ったから。
ある日、Sさんに相談しました。
Sさんは頷きながら私の思いとか戸惑い、もしダメだった時の不安を親切に聞いてくれました。
しばらくうーん、と考えこむような姿だったので
ドキドキしていると
Sさんは一言。
ほしまるちゃん、勇気だして告白してみたらいいと思うよ。
とニッコリ微笑みました。
えええ、でも、もしダメだったら私どうすれば?
とか色々パニクってたら、Sさんは続けてこう言いました。
あの人が仮に、ほしまるちゃんのことを受け入れないとしても、きっとほしまるちゃんから思いを伝えられたら喜ぶと思うよ。
それにあの人は、もし、ほしまるちゃんのことを思ってなくても、その思いを無駄にしたり、ましてや、からかったりしないよ。大丈夫。
Sさんの言葉はなぜかすっと受け入れられました。
Sさん自身、奥様となった、当時は同じ部署の女性に告白した時のことも少し話してくれたり。
私を後押ししてくれました。
それからまもなく、色々と理由をつけて
お互い休日出勤の日の帰りに時間を作ってもらい。
私は彼に告白しました。
あの当時のことは、全て鮮明に覚えています。
理由をつけて帰りに時間を作ってもらった時もドキドキしたこと。
気持ちを伝えるまで、一生懸命、周りくどい話をしながらも、緊張で逃げ出したかったこと。
彼からの返事をもらうまでの時間がとても長く感じたこと。
などなど。
そうしてその日の私の告白を彼が受け止めてくれて
交際が始まり
その後、結婚し
今に至ります。
あの時、勇気を出して告白してなかったら。
多分、彼も私も全く違う人生を歩んでいたと思います。
というのも
これは後から彼に聞いたことですが
私が彼に告白しようと会ってもらった時、
彼は
私が同期の一人のことを好きで、彼に相談してきたのだと思っていたそうで。(笑)
だからまさか
私が彼のことを好きだとは1ミリも思ってなかったみたいです。(苦笑)
そんな彼が、私の気持ちを受け入れてくれたことも
ある意味奇跡かもしれません。
そして
私が彼に告白するか相談したSさんご家族とは
結婚後もご縁があり。
今はなんとかなり近い距離に住んでいます。
縁というのも本当に不思議なものですね。
さて振り返りはこの辺にして。
24年間、本当に、本当に、色んなことがありました。
夫婦共々、そして彼は彼なりに、私は私なりに
それぞれの置かれた立場、環境でも。
それは苦労とか挫折とかってことかもしれないけれど。
でも今となっては、そういうことを乗り越えてきて
今の夫、私があり、今の私達があるのかもしれません。
夫は私にとっては、パートナー、配偶者というよりも
一番の理解者、そしていわばバディ、相棒であり
そして一番の大親友のような
そんな存在です。
恐らく、彼もそうだと思いますが
綺麗事でもなんでもなく
周りを敵に回しても私だけは彼を理解できるし
彼を守りぬく。
その気持ちは今でも変わりません。
私は決して、良くできた嫁ではないと思っています。
多分、彼とでなかったら
私はこうして誰かと一緒に生活を共にするなんてことはできなかったと思うし
長く結婚生活をできなかったと思います。
こんな私とこんなにも長い間寄り添ってくれて
いつも私を受け止めてくれる彼には、本当に感謝しかありません。
思えば、今は天国にいる両親、妹と過ごした時間よりも
彼と過ごした時間の方が長くなってしまいました。
お互い持病もありますが、これからも、健やかに穏やかに過ごせたらと願ってなりません。
長くなりましたが
読んでくださりありがとうございます。
今年は新型コロナで世界中がとんでもないことになるなんて想像もしてなかったけれど。
毎年のように特別なディナーとか、お出かけはしないけれど。
今日の日を迎えることができたことに感謝しつつ、のんびりゆっくり過ごします。
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