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ASH_Tour in Tokyo

はじめまして、さんほしです。
3年近くOrangestarさんのファンをやらせてもらってます。

今日はOrangestarさんのライブ、"And So Henceforth," Tour の東京公演に行ってきたのでその感想を私なりに軽くまとめようと思います。

ちなみにセットリストは公式が各サブスクサービスのプレイリストでまとめているので、そちらも参考に。


ライブ参戦前(参戦することになった経緯)

2024年4月19日の私「ふーん、Orangestarさんライブするのか。とりあえず応募するだけしてみるか。。」
2024年4月23日の私「三井住友カードからメール来てる。イープラスで9000円近く引き落とされてるけど、、、これってもしかして当たった??」
2024年4月24日の私「公式からも当選のメールきた!ライブか~」

といった感じで、行くきっかけとなったのは、なんとなく応募して当てたチケットでした。

そして数ヶ月のときが経ち…

当日会場入り

14時頃、会場に着いたけど。物販の行列がすごかった。フェルミ推定すると外に並んでいる人だけでも500人はいた。そしてその先、建物ないでも300人くらい並んでいたような気がする。
周りに蜜柑星人がいない私にとって、蜜柑星人はある意味イマジナリーな存在だと思っていた。でも違った。ちゃんといた。それだけで無性に嬉しくなった。

シアターにIN

会場に入った瞬間目に入ったのが、スモークと青色のライト。空気中でスモークに光があたり、いくつもの青色の線ができていた。耳をすますと蝉の声と風鈴、波の音などが聞こえ、ときどき飛行機が離陸していく音が流れていた。
なんともいえない緊張感に会場全体が包まれており、私自身も緊張してしまった。なんというか、、神々しい、神聖なものを見る感じで。

1曲目:快晴

そして始まったギターのイントロ。
まさかこれが1曲目だとは夢にも思わなかった。
はじめはなにかわからなかったがわかった瞬間「!!!」みたいな、もう驚きすぎて声が出なかった。
1曲目のインパクトがすごすぎて、肝心の歌はあまり覚えてない…

2曲目:滑走

まさかのインスト曲!ライブでやるとは思ってなかった。
しかし、初っ端の快晴のインパクトが強すぎてあまり覚えてない。

3曲目:白南風

キーボードが特徴的な曲。生でボーカルの夏背さんとキーボードのナガサシさんの掛け合いが聴けてとても良かった。

4曲目:Surges

夏背さん、Orangestarさん、そして遼遼さんが楽器隊から降りてきて3人で仲良くボーカルをやっていたのが印象的だった曲。なにげに人間歌唱Ver.で2番の「流れ続く空と日々の狭間に」という歌詞を聴けて新鮮だった。アウトロもきこりさん、もやしさん(かな?)がギターをかき鳴らしてライブならではの演奏かっこよかった。

MC1

Orangestarさんの声を初めてじっくり聞いた。はじめはかしこまって、「ライブ来てくれてありがとうございます」と話しており、すごく謙虚だなと印象を抱いた。
その後対照的に夏背さんの元気なMCを聞き、この二人の相性よさそうだなとほっこり。
MCの最後、「あぁ!夏を今もう一回」をみんなで合唱しましょうと夏背さんから。Henceforth確定演出でテンションが爆上がり。

5曲目:Henceforth

親の声より聞いた、イントロ。キーボードで4つのコードを繰り返す、シンプルなイントロにワクワクが止まらなかった。
そして迎えたラスサビ前の間奏。ハンドクラップに会場が包まれた次の瞬間。

あぁ!夏を今もう一回!!!

会場全体が沸いた。めっちゃくちゃ気持ちいい。
このままライブが終わってもいいなとまで思った。

6曲目:霽れを待つ

Orangestarさんが楽曲発表時に「人間が歌える」と称していた曲。

今回のライブではそれ以外の曲も人間が歌っているが、実際に夏背さんが歌っているのを聴くと、一回も聴いたことないはずなのに、実家のような安心感。そういった曲でした。

7曲目:心象蜃気楼

イントロを聴いたとき、「まじか」と純粋に思った。なぜならこれは2017年~2019年の活動休止前の楽曲が初めて流れたからだ。ただなんかテンポが1.2倍くらいになっていたような気がして、そのことにも驚いた。

またもう一つ引っかかったのは、会場のライトと各自振っているペンライトが「赤」の人が多かった。ニコニコかなにかで見たMVの印象から私は白にしていたが、なぜなんでしょうか?

一応ライブ後のゆりかもめでこんな解釈をしてみたり…

8曲目:Nadir

もともとはOrangestarさんと夏背さんが結婚されてはじめて迎えたお正月に投稿された曲。
「Nadir」は英語で「底」を意味しており、そのイメージがあったので自分はペンラを紫にして振っていたが、会場はなぜか青が多くてこれもびっくりした。

9曲目:MOON-VINE

また「夢なんだ、

これは夢なんだ!」って

忘れたいそれが何だって

「忘れられそうにないな」って

君は笑って前を向く

Orangestar - MOON-VINE

この曲はもともとこの歌詞がとても好きだった。夏背さんがここを熱唱しているのをみて感激した。

10曲目:Aloud

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
イントロを聴いた瞬間これだった。

前回のライブ、USNには行っていないが、YouTubeの耳コピ音源が初聴。
それからアルバム「And So Henceforth,」で初めて完成した音源を私は聴いた。
そして今回。前回も歌っているはずだが前回とは違う。完成したものを2年近くたった今、同じ場所で歌っていると思うと涙が出てきた。
あと、ライブならではの高速ベースソロにがかっこよかった。

MC2

ライブ楽しんでますが~?
みたいなことを話していた気がするが詳しくは忘れてしまった。。。

11曲目:Pier

ここに来てIAちゃんボーカルのPierが来た。
いつも聴いているから安心感がすごい。それと同時に高音がきれいに聴こえる東京ガーデンシアターすごいなと思った。

次のライブは「東京ドームで!」と叫んでいるファンがいたが、個人的には音響がいいガーデンシアターでやってほしいな。

12曲目:Alice in 冷蔵庫

いつもよりもはじめからキーが高かったような気がする。(←気のせいかな?)ボーカルはIAちゃん。ラスサビの2段階転調でキーが上がるのが気持ちよかった。
また長いアウトロを活かして、ステージにかかった布にギターとベースの奏者の影が映し出される演出が最高だった。

13曲目:Uz

Alice in 冷凍庫のアウトロがピアノだけなかなか終わらないな…と感じていたその瞬間。Uzのイントロが飛び込んできた。流れが神。

Uzはライブ行く前日にワクワクしすぎて眠れない中、布団で聴いてた曲。
それが現実になった。こんなの泣かずにいられるだろうか。(反語)

程なくしてステージの布が取り払われ、夏背さんが歌い出した。特に夏背さんが歌う以下の歌詞を聴くと、またIA版とは違うよさを感じた。

狂って

廻る日々も

巡って

空に果てる?

ねぇ Good Day

とは何ぞやな

明日に溺れてるんだ

『まだ眠れないな』って

Orangestar - Uz

14曲目:ノクティルーカ

今を頑張って生きようとする曲。目の前で歌っているのを見て、魂の叫びみたいなものを感じた気がする。

MC3

ここのMCで例のスタジオ収録の話、オレンジ村でおばちゃんがみかんを一生懸命搾っていた話があったような気がする。

ずっと引っかかっていた「ノクティルーカ」の東海道線の謎を解けてスッキリしたのと、みかんジュースの話はめちゃくちゃ笑った。

15曲目:Postscript

今回のライブの新曲。ライブ映えする曲調。
ライブ中はとにかくテンションアゲアゲでリズムにのっており、歌詞はあまり聞き取れなかった。帰ってじっくり聞くと前回のライブの新曲「Aloud」と似た傾向を感じた。これに関してはまた別の記事を書く予定。

16曲目:夏色アンサー

今回のライブでは最古参の曲かな?
歌ってくれると思ってなかった。ギターがめちゃくちゃかっこよかった。
私はラスサビ前の「逢いに逝くよ」を思いっきり叫んだ。やっぱり会場とぴったり合うのは気持ちがいい。ライブの醍醐味を感じた。

17曲目:残灯花火

夏背さんが歌う「残灯花火」が今まで聴いた中で一番しっくりきた。
自分の解釈にぴったり一致したというか、そういったものを感じた。
また夏色アンサーで青色になっていた会場のペンライトが一気に赤系の色になったのも上からみててとてもきれいだった。

18曲目:濫觴生命

最初の2音で会場が沸いた。
そのくらいみんな望んでいたのだろう。
ここでも夏背さんの歌唱とピアノを中心とする楽器隊の演奏に感動した。
(アルバム「SEASIDE SOLILOQUIES」に入ってるだけあって、ピアノがきれいすぎる)
特にサビに入るあたりと以下の歌詞にとてもぐっときた。

19曲目:回る空うさぎ

ボーカルの夏背さんに黄色いスポットライトが当たって、紙吹雪みたいなのがステージに舞い降りた。背後に映し出されていたMVととてもマッチしていて、演出面ではこのライブ一番のお気に入り。

MC4

次で最後と言った次の瞬間、「まあもう数曲」アンコールを漏らしちゃうOrangestarさんが可愛かった。

20曲目:アスノヨゾラ哨戒班

紹介不要の神曲。
夏背さんが急に「せーのっ!」って振ってきたが、ちゃんと

願ったんなら叶えてしまえや!!

と蜜柑星人たちのナイス対応力。この瞬間がめちゃくちゃ気持ちよかった。

さらにラスサビでペンライトが青系からオレンジ系に切り替わって、それもめちゃくちゃ綺麗だった。

アンコール

長かった。体感3分くらいずっと「アンコール」と叫んでいた。でも疲れたと思うことはなく、ただ叫ぶのに夢中だった。

21曲目:空奏列車

ステージにドライアイスで雲が完成した頃にペンライトを振って戻ってきた。そして空奏列車。雲の上で演奏しているようだった。

やはりギターソロがある曲。ギターがめちゃくちゃかっこよかった。

22曲目:シンクロナイザー

イントロですぐに分かった。
IAちゃんと夏背さんが一緒に歌っているのがめちゃんこ尊かった。

さらにタイミングが取りづらい「1、2、せーのっ!」、ピタッと会場全体で合わせて蜜柑星人でよかったと思えた。

MC5

グッズの紹介。売り切れが多くてビビった。
それとは対照的に夏背さんが自分が作ったグッズが売り切れていることにすごく嬉しそうだった。
私自身早めに来ておいてよかったと思った。

23曲目:八十八鍵の宇宙

MVも出てないようなマイナーめな曲。だけどアルバム「SEASIDE SOLILOQUIES」を締めくくる曲とだけあってめちゃくちゃしっくりきた。
個人的に好きな歌詞↓

星の瞬きみたいな 光をただ

ただ追いかけるだけ

振り向いた背中に夏を見る

それはもう過去の僕なのに

Orangestar - 八十八鍵の宇宙

24曲目:DAYBREAK FRONTLINE

最後に選ばれた曲は黎明最前線。
ところどころで何も指示されてないのにところどころで会場中大合唱。
別れの曲って思うと悲しいけど、この曲の最後の歌詞がそのときの自分には深く刺さった。

幸せって今はわかんなくたって

精一杯僕を生きていく

何も後悔なんてないさ

前を向け

終わらないさ

一生僕らは生きて征け

Orangestar - DAYBREAK FRONTLINE

ライブという夢の時間は終わったけど、また明日から未来へと歩めるパワーを確かに受け取った。

エンディング:Encounter

まさかのEncounterをBGMにエンドロールが流れ始めた。
出会いの曲という感じがするが、案外重厚感/神々しいこの曲の雰囲気がエンディングにも似合うことに気がついた。

そのあとに流れた曲たち

  • 写真撮影:未完成タイムリミッター

  • 退場1:サンダルリープ

  • 退場2:イヤホンと蝉時雨

(できたらサンダルリープの生演奏も聴きたかったな…)

まとめ

人生で初めて行ったライブなので他との比較はできないが、人生で楽しかったことランキングのTOP5には絶対入ると思う。
はじめはたまたまチケットに応募して、たまたま当たった。それだけだったが、めちゃくちゃいい経験ができた。

自分は今回のライブでOrangestarさんのファンであり続けることを確信したし、今後とも適度な距離感でずっと追いかけていきたい。

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