M-1グランプリ2018
こんばんは。毎日YouTubeでお笑いの動画を見るのが日課な
ほそやん です。
12/2 数年ぶりに「M-1グランプリ」をリアルタイムで見る事が出来ました。
色んな感想がありますが、一番強く思ったことを短めに書きます。
芸人さんって格好いいや
数年ぶりにM-1を見たと書きましたが、最後に見たのはおそらく2008年の大会です。
優勝は「NON STYLE」
2位が「オードリー」
3位が「ナイツ」の大会ですね。
今ではオードリーのラジオを毎週聞くまでのファンになるとはこの頃には思いもしなかったものです。
正直、お笑い芸人さんを見る目が、8年前と今ではだいぶ変わりました。
当時高校生の自分はただの1視聴者として、芸人さんのネタをただ面白いか面白くないかで何も考えず見ていました。知らないアーティストがたまたまやってた路上ライブを見る感覚に近い感覚です。聴き心地がいいから止まって聴く。そうでもないライブは素通りする。そんな感じです。
最近の自分はというと、芸人さんのネタが面白いか面白くないかも気になりますが、そこと同時に「裏側」も考えるようになってしまいました。
この人はどんな生活をして、どれだけネタ合わせして、どれだけバイトして、どれだけライブに出て、どれだけ苦悩して、どれだけ葛藤があって、どんな思いで今ネタをやっているんだろう??
こんな「裏側」まで考えてしまうのです。
そんな考えになってしまった結果、芸人さんに思うのはただ、
カッコいい。
そう思います。
最近、芸人さんが関わった作品というのをそこそこ目にしました。
新宿で見た、又吉さん原作の舞台「火花」
オードリー若林さんの「エッセイ」3冊。
南海キャンディーズ山里さんの「書籍」1冊。
どれも内容に共感できる部分がすごく有りました。
共通しているのが
ものすごく苦労し、失敗しながらも、笑いを追求する
こんな姿勢でした。
もしかしたら高校時代の自分はお笑い芸人さんのことを「テレビに出るのが当たり前のスター」という感覚で見ていたのかもしれません。一般人とは違う。芸能人の中の芸能人。昔からスター。
しかし、いくつかの作品を見たところそうではありませんでした。
家庭環境が複雑だったり、人と同じことをするのが嫌だったり、そもそもお笑いを目指してなかったり。最初からスターではなかったわけです。
そんな人が人を笑わせるためにする努力するんですが、どうしてもうまく行かずに引退、解散を考えたり、同期が売れるのを羨望の目で見ている自分に失望したり、打開策を見つけては失敗したりしてるのが作品を読んでかなり伝わりました。みんな苦労して、多すぎる競争相手に挑んで、勝ち負けがある。
なんとも人間くさいではありませんか!!
電気が止まるくらいお金がなくても、人を笑わせるために下積みを続けるその姿勢は自分にとって、とてつもなく格好いいです。なりたくはないけど尊敬します。そう感じながらM-1グランプリを観ました。
やっぱり歳を取ると、涙腺が緩くなるというのは本当みたいです。
なんか自分と重ね合わせてしまうようになったというか、辛いなか頑張ってきたんだよなぁ。みたいな感情がプラスされるようになりました。
これはいいことなのか、そうでもないのか?
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