にくまれ口
FBを始めて半年。
内実はどうあれ、老年謳歌、熟年充実の日々の開陳、賛同応援、等々の絶えざる連なりの溢れる様を見て、溜息。
各々に経てきた場からの、確かなる発言、誠実なる応答によるやり取り、討論等稀なることに。
(何を余計な事を、ここはそんな場じゃないーーでは一体何処にそんな場が、誰にでも開かれた場が)
あったとしても、同じ方向を向いた仲間内の党派性を疑わぬ発言ばかり。結論は既定にて再考不要、異議無し。皆嬉々として悪を糺さんと、前を向いて。(実は、それも外見のみか。各個其々迷い、異見はあれどもか)
40代未満はもうFBは使わぬ傾向と聞く。
然り、而してそれはまた、彼らがもはや寸言のみ、あるいは動画のみしか求めず、ということか、とまた嘆息。
そう言えば、我々はこれまで、
家でも、教場でも、職場でも、会議と称する場でさえも、極力議論などせずに来たのだ、とあらためて感。
何ら発言などせず、己れの見解などという、余計な、人間関係を面倒にする厄介なモノなど持とうともせず、またひた隠して、もっぱら人に嫌われぬよう、仲間を絶やさぬ様にと、ひたすらに。
して早幾星霜、いまこそ正念場、
幸せなよき人として見とられ、葬られんと、
なお黙しつつ笑顔で。
還暦連、ダンカイジュニアに先んずる、
愛すべきmisery、我等団塊。
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