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#27 40歳独身男hosobosoakinai(細々商い)の経済的自立奮闘記。『細々雑記#1 なぜ現在稼げてないのに幸せ感じられているのか?』

こちらの記事1895文字です。

読了所要時間、おおよそ8分です。(※私の読書所要時間250文字/分で計算しました。)


今回ご紹介させていただく記事は、次のような方に(もしかしたら)オススメです。

☑️自分を不憫だと思っている方で、その考えから抜け出したいという方。

☑️ちょっとしたメタ認知、少しだけでも視野を広げてみたいという方。

☑️私(最近初めて独り暮らしを始め経済的立を目指す40歳男)と同じような立場の方。


なぜ現在経済的に自立できていないにもかかわらず幸せを感じていられるのか。

そのこの答えは非常に卑しいかもしれません。

「私より不憫に思える方はいくらでもいる」

そのように思えるからなのです。



私は自分が不憫に思えたとき、いつも自分より更に不憫に思える方を求め続けていました。

自分より不憫に思える方の境遇を見聞きし、自分の精神的平静を保つ。

具体的な方法は主に2つありました。



①自分より不憫に思える方のドキュメント映画や漫画、ルポなどを見る。

②自分より不憫に思える親戚を思い浮かべる。



こう文字起こししてみると卑しさをまず感じてしまいます。場合によっては見下す行為か分かりません。

このように述べて自分を正当化する卑しさもまた嫌になるというループにもはまっております。

ですがそのようにしてきたのは事実です。


①自分より不便に思える方のドキュメント映画やルポ、漫画などのコンテンツを見る。

ここでよく見ていたものとは⋯

・映画『シンドラーのリスト』
・映画『ヒトラー最後の14日間』
・漫画『子供を殺して下さいと言う親たち』
・漫画『ケーキを切れない子供たち』
・ルポ『ルポ・中年童貞』
・ルポ『名前のない女たち』
・youtube『あなたの人生教えて下さい』 

等々。これらなどをよく見てました。

しかしよく見ていたとは言うものの、毎回ほぼ最後まで見れず、キツくなった時点で見るのをやめます。

すると、自分の悩みがちっぽけに思え、精神的な平静を保つことができました。




②自分より不憫に思える親戚を思い浮かべる

私には2人の社会参加できていない歳上のいとこがいます。

私は、自分が不憫になると、いつも彼ら2人のことを思い出していました。

1人は、歳が近く成績が優秀だったのですが、どんどん壊れていく様子を見て、勉強ができても意味がないじゃないかといつも思っていました。

もう1人は、歳が離れており、私が小学生の頃には就職をしていましたが、後で聞いたところによると職場でいじめられたらしく、壊れていく様子を見て恐ろしくなっていました。
彼はとても優しい性格で、小さい頃、よくプラモデルなどをくれたり、ゲームセンターでゲームをやらせてくれたりなど、私に良い思い出がたくさん残してくれた方でした。そんな彼がどんどん壊れていく。とても切なく、やるせない思いでいました。

見下しているだけかもしれません。

懺悔して自分だけスッキリしたいだけかもしれません。

ですが、彼らの姿を見て「こうはなりたくないと」思っていたこともまた紛れもない事実。

こうして私は自分の精神状態の平静を保っていました。



私はとても運が良い。

現在、経済的に自立できていない状況ではあるものの、私はこうして、より不憫に思う方を食い物にし、いわばその方々を犠牲にし、幸せを感じています。

このように述べると、自分の正しさを押し出しているような表現なのですが、決してそういうわけではありません。

せっかく、現時点でも幸せを感じられるのだから、もっと私が幸せになり、あわよくば、私が食い物にしてきてしまった方々へ、何か幸せのおすそ分けしたい。その思いが強く現在に至ります。

私は、どうしても更に幸せを感じられるようになりたい。



ですが、多少焦りもあります。

現在は、貯蓄があるものの、もしこの貯蓄を今後もさらに切り詰めるようであるならば、途端に余裕がなくなるはずだからです。

だいぶ緊張感がある状況です。



何とかまず自分が食べていける位の経済的自立を達成したい。

ゆくゆくは、その達成により得られた余裕で、私にとって感謝できる方に、まず幸せをおすそ分けしたい。

まだまだ抽象的で、具体的な行動に出ていられないのですが、何とか達成できるよう日々精進、丁寧な生活を送っていきたいと思います。



ここまでこの記事をお読みくださった皆さん、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございます。

厚かましいのですが、共感していただけましたら、「スキ」 していただけると、とても励みになります。

また、このようにアウトプットできる場を提供してくださるnote運営部の皆様、改めて御礼申し上げます。

これからも引き続きよろしくお願い申し上げます。

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