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血統データ(キンシャサノキセキ)



今回はキンシャサノキセキについてのデータをまとめていきます。
データについては2019年3月から2024年3月17日まで、40倍以下で解析を行います。

全成績

単勝回収率/複勝回収率
全成績 63/75(n=2785)
芝   52/66(n=1007)
ダ           69/80(n=1778)

このデータからはダートは複回値80で平均値であるのに対し、芝は複回値66であり、基本的に芝で買う種牡馬ではないことが言えます。
ここから更に分析していき、買いデータと消しデータをまとめていきます。

買いデータ

1800m 67/100
2000m 164/84
福島1200m 116/82

消しデータ
(キンシャサノキセキの芝は基本消しだが、特に成績の良くない条件を紹介します。)

1000m~1600m 47/64
距離短縮 19/52
札幌1500m 19/47
阪神1600m外 0/47
東京1600m 0/46
新潟1000m 6/44

以上の解析から、キンシャサノキセキ自身は2010年高松宮記念でG1初制覇し、連覇を成し遂げたが、産駒自体は短距離よりも中長距離の方が高い回収率をマークしています。このイメージギャップは非常に面白く、馬券にも活用できるのではないでしょうか。

※上記のイメージギャップは血統的に生粋スプリンターではなく、母方はスタミナ型であり、直線でためて伸びる血統であるからだと推測できます。

ダート

買いデータ

1200m以下 78/86
特に
新潟1200m 95/94
中山1200m 102/87
阪神1200m 68/88
1枠~4枠 78/81(5枠~8枠 69/80)
東京1600m 128/88

消しデータ

東京1300m 21/36
東京1400m 67/67
京都1200m 32/53

以上の解析から、ダートに関しては芝のような短距離の回収率が低くなるというこはなく、むしろダート1200mにおいては高い回収率をマークしています

また、ダート新潟1200m・中山1200m・東京1600mに関しては芝スタートであり、ダートの芝スタートは比較的得意であることが言えます。

枠順別回収率に関しては、内枠においても控除率を差し引いた平均の80%に近い複回値をマークしており、他の種牡馬に比べて回収率が高くなっています。

消しデータに関しては、ピンポイントで特にこの3条件が悪くなっているため、この条件では消すことが無難でしょう。

まとめ

  • 芝では短距離よりも中長距離の方が高い回収率をマークしている

  • ダートでは短距離において高い回収率をマークしている

  • ダートの芝スタートは比較的得意である

  • 内枠において控除率を差し引いた平均の80%に近い複回値をマーク

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