父と私の車の運転
ずっと車の運転をしていなかった。
父の通院のお供に私が運転をしていたくらい。
それも新型コロナウイルスのため、
電話診療とかに変更になり、
父を病院に連れて行くことが少なくなった。
久しぶりに車の運転をした。
運転が上手くない方なので緊張する。
なので、運転する時にまじないをかける。
免許証を取得して、
10何年も過ぎているが、
その間、ペーパードライバーだったからだ。
そして、父が運転しなくなった
ここ数年から車を運転し始めた。
走る道も同じ道。
父の病院の通院だから。
それでも車の運転はする。
父のおかげでもある。
ペーパードライバーだった私を
運転するようにしてくれた。
また、母や姉もうるさく言ってくれたおかげ。
助手席に乗る父は
やはり長年運転していたので、
いろいろとアドバイスをくれていた。
認知が少し進んだ今でも、
気を引き締めて私の運転を見守ってくれている。
父自身が運転していた時の感が戻るのだろう。
だから、私は助手席に
父が乗ってくれていると安心できる。
父を車に乗せるのは
手間と時間がかかるようになった。
以前、家の前に車を停めたら、
玄関から、ゆっくりと歩いて出てきて
車に乗ってくれたが、
今は、玄関からスロープを出して、
車椅子で降りて、車に乗り移る。
スロープを直して、車椅子を車の中に積む。
その前に、車に乗せる前の身支度が
大変手間がかかるようになった。
しかし、そういう手間が大変だけど、
介護しているなら、あるある光景。
父に車に乗ってもらって
刺激をあたえないと(笑)