親に借金を打ち明けた

こんばんは、工員Dです。

昨日noteに書いた通り、親に借金を打ち明けました。

落ち着かない1日でした。

当たり前ですが、できれば親には言いたくありません。もう人生後半。これから第二の人生である老後が控えている両親。それなのにこんな最低な報告をしなくてはならないのは本当に心苦しいものがあります。成人しているのに恥ずかしながら実家暮らしで借金持ちの僕。しかも借金の原因はギャンブル…。幼い頃、自分とは無縁だと思っていた借金。順調に行くものだと漠然と思っていた人生。…しかし現実はこの有様です。情けなさしかありません。

経済的にもう隠し通すのは無理。夕飯後に打ち明けようと覚悟を決めました。

夕飯を用意してくれる母。いつもの調子でおかわりいる?と聞いてきました。コロナで世間は厳しいけど、お前は仕事があって良かったと話す父。2人の何気ない会話に揺らぐ心。でも言わなくては…

「ごちそうさま…夕飯食べ終わったら、部屋に来て…」

声を絞り出しました。僕の様子に困惑する2人。

「ええっ?いい報告?悪い報告?」と聞く父。

「え!?何、何!?」と驚く母。

僕は、

「悪い報告だよ…とにかく、食べ終わったら部屋に来て…」そう返して、2人の顔も見ないまま自室に行きました。

間もなく両親がやってきて、借金を打ち明けました。

両親の反応は、端的に言うなら

驚き、怒り、落胆、失望

でした。

当たり前です。多額の借金を隠していた僕。僕はもともと、世間一般で言う良い息子ではなかったですし、また裏切られたという気持ちがとても強かったと思います。

ありとあらゆる怒りや失望の言葉を受けた後、こんなことを言っていても話が進まないということで両親の前で借金の総額を書き出しました。そしてクレジットカード、ローンカードを渡しました。もう使わないためです。

借金を打ち明けた結果、両親は…借金の借り換えに協力してくれるようです。少しでも金利を減らすために…。

こんな息子で本当に申し訳無いという言葉しかありません。情けなくて、両親の前でまた泣いてしまいました。

こんなに酷いことをしても、最終的には協力してくれる親には感謝しかありません。

僕はもう2度とギャンブルはしません。無論、借金もしません。

自分自身をこれ以上嫌いになりたくないんです。「自分はどうしようもないやつだから…」なんてヘラヘラしている自分はもう嫌なんです。

だから、粛々と借金を返済する。道のりは長く険しいでしょう。でも頑張ります。大好きな人達をもう裏切らないために。

そして両親に借金を打ち明けた今、思うこと。

やはり、借金は1人で抱え込まないほうがいいです。(1人で返せる目処があるなら別かもしれませんが…)

僕のように自制心のない人、ギャンブル依存症の人は、必ず借金が膨れて、どうしようもなくなるときが来ます。そうなる前に、借金の額が少ない内に勇気を出して欲しいです。打ち明けた今、心からそう思います。僕は遅すぎました。このnoteを読んでくれた借金をしている方、多重債務に陥っている方が、出来るだけ早く誰かに打ち明けられることを願っています。そして自分の未来のために、借金の返済を始めましょう。

偉そうなことを言ってすみません。僕もこれから頑張ります。ここまで読んで下さり、ありがとうございました!

2020.5.10 工員D

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