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透明な夜の香り

こんにちは。かにこです。

秋が本番に近づいてまいりました。
今日は、この時期になると、読み返したくなる本があるので紹介してみようと思います。

天才調香師と、傷ついた女性が香りや自然と触れ合いながら癒やされ、再生していく物語です。

ちょっと痛みを伴うお話だけれど、一人で頑張ってしまう人には特にオススメの本なのです。

読みながら次々と映像が浮かび、花やハーブの登場するシーンでは香りまで漂ってくる錯覚に陥りました。

金木犀がでてくるので、今の時期にぴったりかなと。

静かな場所で読みたい本です。

ハーブを使ったデザートも登場するので、思わず試してみたくなり、実際にいくつか作ったりして。

香りや植物と、わたしたちの関わりの大切さが物語で表現されているところが好きです。

もう何日かすれば、近所の金木犀の香りを楽しむことができます。

窓を開けているだけで、風が香りを運んでくれます。

精油がなくても、アロマテラピーは楽しめるということですね。

お読みいただき、ありがとうございました。

それでは、また。

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