人になめられやすくて悩んでいたので原因を書き出してみたら、真相がわかった
私は人になめられやすい。
「お前程度のやつが、できるわけない」みたいなオーラを放つ人や、実際にそれを言ってくる人に好かれやすい。この人うっすらと私を見下してるな、というのが言葉の節々から感じられて不快に思うことがよくあって、不思議だった。
「私はあなたと対等に接したいのに、どうして?」と、悲しい気持ちになることもあった。
自分のどんな要素が他人にそうさせるのか、ここ数ヶ月ずっと考えていたので、考えられる要素を書き綴ってみた、シンプルなエントリーです。
おつまみ程度に楽しんでもらえれば幸いです。
1.見た目が地味、垢抜けない
人の印象はだいたい外見で決まる。真っ先に考えられる原因はこれだろうか。背が低くて、メイクも何が自分にあうかもわからず、なんとなくしていた。服装についてもこだわりがなく、なんとなく買ったものをなんとなく着ていた。つまるところ、外見からにじみ出る自分の世界観というものがない。
「世界観がない」ということは「自分の意志がない=何も考えてない」と言っても過言ではないだろう。意志のない人間がなめられやすいのは、想像するのも簡単なことだ。
2.喋り方がバカっぽい・説得力がない
声が小さく、滑舌が悪いというか、舌足らずというか、ふわふわっとした印象がある。なるべく人当たりが悪くならないようにと自分なりに考えた結果だったが、これも「意志がなさそう」に通ずるものがあるんだろう。喋り方にも、話す内容にも説得力がない。人に合わせて返事をするからだ。
会話というのは、人に合わせるのではなく、自分の考えを伝えるためにするべきだ。その場しのぎの振る舞いは、話し方に説得力が出ないし、どこか浮ついた印象を与える。
3.頼み事を断らないか、曖昧に断る
「ちょっといやだけど、まあいいか・・・」みたいなことを引き受ける。そうすると、相手が味をしめて次から次へと頼んでくる。そして少しずついやなことが溜まっていく。
断る時も「けど・・・」を使って濁す。どちらにしてもはっきりしない態度を示す。いやならはっきり言ったほうがいい。
4.なんでも「すごい」と褒める
「えーすごいですね」と言っておけばその場をしのげると思っているがゆえにこれが出てくる。大抵の場合、相手もそれほどすごいことを言ったわけではないという自覚があるが、大げさに褒められるもんだから「こいつバカだな」と思われる。
他人を全肯定してはいけない。
5.自分がそもそも自分や他人をなめている【これが結論】
私自身から「こうしときゃいいだろ」がにじみ出ていたため、私が不快に思うのと同じぐらい相手も私に不快感を持っていたのだ。
私が投げた不快感が、自分に返ってきているだけだった。
他人は自分を写す鏡だということをあらためて肝に銘じなくてはいけない。
「適当だなコイツ」という態度は、自分が思う500000倍ぐらい、他人にバレバレなのだ。
自分自身を適当に扱っているから、他人も当然適当に扱う。
自分にしていないことは、他人にしてあげることはできない。
まとめ
これまでの自分の態度には非常に根深い理由、自身の生い立ちなどが影響していると考えているけれど、過去は過去として受け止め、「なら、どうするか」を考えて生きていく方向にシフトしつつある。
自分を適当に扱って生きてきたことについてはまた別のエントリーで書けたらいいなと考えているけれど、結局自分の身の回りに起こることというのは、自分が引き起こしていることばかりなのだと気付かされた。
今は少しずつ人との向き合い方を変えていけるように、相手の気持を尊重しつつ自分の意見を伝えたり、服装や外見などに気を使い、好きな格好をしてみたりと、少しずつ悪いくせをなくす方向に動いています。
長年染み付いたクセを直すことは骨が折れるけれど、自分にとっても非常によいことであると信じて、自分にも他人にも、誠実に向き合っていけたらいなと思っています。
なめられやすいと悩んでいる人も、どこか自分の中に「逃げ」の姿勢があるんじゃないか?と疑ってみたり、自分に目を向けて、少しでもいいので自分について考えてみると、答えが見つかるかもしれない。