そろそろきっと、初雪。すきなものは すきだから、北海道のこの町がすきな理由を言葉にしてみた。
雪虫 の名を聞いたことがありますか?
一段と寒くなって
明るいグレーの空の日が増えたなと思うと
ふわふわと雪みたいな虫が
飛ぶ日が来るんです。
すると1〜2週間後くらいには
初雪をみることになります。
3日後くらいなこともあったし
記憶違いで3週間かもしれない。
いずれにしても、
白い季節の到来を知らせる
雪虫 です。
傘をささずに毛糸の帽子を
被ればOKって知っていますか?
雪が降っても濡れなくて
帽子やマフラーに積もった雪は、
はらえばいいから。
凍てつく空気の中では
水滴の代わりに雪の結晶にまみれる。
ちなみに冬は雪が入っちゃうから
みんなハイカットかブーツ。
外ではスニーカーが通用しない。
外気ははるかに低いことあるけど、
思いのほか、本州の家の中より
室内があったいって
想定できますか?
窓は大抵二重で、部屋には湿度が
保たれやすいからだと思います。
明るいグレーの空から
どこまでも、どこまでも、
雪は舞うように降りてきます。
ずっと見てられる…。
でも寒いから、限界があるかな。笑
碁盤の目のように
整備されて造られた街の夜には
街路脇には除雪車が寄せた
雪が私の背より高いこともある景色。
足元は雪道が踏み固められて
つるっつるに凍っていても、
明かりを灯すお店の中は
心もあったかい。
音楽が一層心地よい。
大きな街なのに、
一歩外には原生の自然が
広がっています。
だから、共生 という言葉がある。
想いを馳せてるだけじゃなくて
ほんとはこの街で何気なく暮らしたい。
私よ、大志を忘れるな。
片思いを終わらせられるのは
自分にしかできないことなんだよ。
この街に何気なく生きる日は
私の中にあると信じて。
今度は生きる力を持って。
学生の自分をそこに置いてくれた
都市の包容力、
ここは確かに生きていた町。
札幌が好きです。
aoi314