Cの日 | good luck
こんにちは。お立ち寄りありがとうございます。週に一度、平日5日間を振り返っています。
6/8週のミニマルPDCA
Plan
① 【3周目Action plan】
励ますことばを書き出す
② 【P new】
21時半のリラックス
③ 【P new】
ミニトマトを毎日食べる
④【P new】
今週の仕事は、創造性よりも
処理速度。義務を果たす。
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Do
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Check
① ○ → 言葉単体で励ましにならないと理解。
② ×
③ 4勝1負
④ ○
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以前、「がんばれ」の言葉がけに対して「いや、私十分がんばってるし」と心の中で思って疲弊する友人のことを書きました。
でも、相手の言葉の感想だけではないと思うのです。
相手が励まそうとしているのは見た目にとても良くわかることで、相手の善意の塊でしかない気持ちを受け止められないことに苛立ち、無理やり笑顔で「ありがとう」と返すから疲れるのだと思います。
受験を控えて集中モードの学生であった友人にとっての「がんばれ」の言葉がけは、必要以上の対応仕事を増やされるような、ノイズでしかなかったのでしょう。
その時は、素敵な笑顔で「ありがとう」と返すよりも、数学の方程式で解を導き出すことの方が、人生を切り開くために重要だったのですから。
だから励ましの言葉をかけるためには、タイミングと相手の心情に沿った配慮が必要なのだと考えています。
おばあちゃんを励ました、
氷川きよしさんの「大丈夫」
今年のお正月、祖母の家に遊びに行きました。
卒寿を過ぎた祖母は、皮膚に悪性の腫瘍があるのですが、広がる様子はなく過ごしています。別の症状もあって、時々立ちくらみがしたりということもあるそう。
不安はあるのだと思います。痴呆はなくて、食事も作るし、遊びに行けば楽しく会話します。
祖母は紅白歌合戦を見たよ、という話をしてくれました。録画を見せてくれて氷川きよしさんの登場を話します。
「おばあちゃんね、『大丈夫』っていうのが良くてねぇ、大丈夫って思ったのよぅ」
紅白を見ていなかった私は、はじめ何のことかわからず、そのあと気持ち良さそうに歌う氷川きよしさんを見て、事情がわかったのでした。
〝大丈夫!〟〝パンパンパン!(手ばたき)〟
〝大丈夫!〟〝パンパンパン!(手ばたき)〟
時はうしろに 流れたりしない〜♪……♪
これこれ!と、祖母が楽しそうだったので、そのあと2回くらい繰り返して一緒に手ばたきして楽しみました。おばあちゃんと一緒に、フェス気分です。
音楽は祖母を励ましたのでした。
お客さまのハガキ
私が最近励まされた言葉って何だろう、と思い返してみて、直近では担当している制作物へのお客さまのメッセージだなと思います。
特に嬉しかったのは、
「毎月楽しみで仕方ない」って。
ごちそう様です!って思いました。
一番がんばっていることで、一番大事にしているのは、こうしたメッセージを1通でもいいからいただいて、仲間に共有できる状況を作ること。
それが私の役目。
でも率直に、「楽しみで仕方ない」は私にとって励ましの言葉となりました。
お客さまは、今月号を読んだら、また来月号を首を長くして待っていてくれているわけで。
待っててくれる人がいるんだなぁ、って実感できるのはとても幸せなことです。
力を削がれたこと
励ましを実感する時は、嬉しくて元気が出るものです。
励ましの言葉を受けて、この人は励まそうとしてくれてるなと〝頭で理解〟する時は、相手の善意を感じます。
この差がどこにあるかというと、自分と同じ目線で言葉をかけてくれているかどうかだと思うのです。同じ目線の励ましの言葉は、肯定感を与え、支えになるので励ましになるのではないでしょうか。
ただ、これはなかなか難しいことでもあって、どんな人にも必ずぴったりの励ましの言葉がけを、なんてうまくいくものでもありません。ただその善意の姿勢は伝わるのではないでしょうか。
それでは、励ましの真逆を行くようなことって何でしょうか。力を削がれるようなことです。
ある時、職場で
「大丈夫?早く帰った方がいいよ〜」と、
他部署の人に言われました。
私は心の中で、帰れるものなら帰りたいですね、と思いました。
加えて、追いうちをかけるように、
「もうこんな時間だから」と。
そう言い捨てて去っていきます。
毎日遅いわけじゃないですし、
そもそも私が何の仕事してるか
あなた把握してますか?
それ以外、思うことはありませんでした。
あるとしたら苛立ち。
業者さんに渡す約束の情報、
日付をまたぐわけにはいきませんから。
約束守るために頑張っていたわけで。
この人は、何のために私に声をかけたのでしょう。「大丈夫?」って誰のための心配なのでしょう。
残業しない、そんな正義を掲げて、正義にあてはまらないから「大丈夫?」と言っているようにしか思えませんでした。
新手のハラスメント?正直、迷惑でした。こんなことには力を削がれます。そして、力を削ぐ人には近づかない方が良いと思うのです。
そんな一件があって、やっぱり思うですが、
励ませる側の人間でありたいと思います。
人と人が集って何かをする場で、個が力を上手く発揮するために必要なことだから。
相手の目線に立てるか、寄り添えているかは常にチャレンジ。タイミング良く、励ませるようになりたいです。
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