ハミルトン島での暮らし。2年半住んだけど、また遊びに行きたくなる場所。
ご縁があって暮らすことになったオーストラリアのアイランドリゾート。
旅行で行くならともかく、島に住んでたというと驚かれることが多いです。恐らく謎の多いリゾートアイランド暮らしについて綴ってみようと思います。
これからハミルトン島に住んで働きたいと思ってる方の参考になるかなと思います。
島の中で住む場所
まず気になるのが、どこに住むかですよね。
もちろんホテル…と言いたいところですが、違います(笑)
実は島の至るところ、ゲストから見えない場所にスタッフアコモデーションがたくさん。約1400人程のスタッフのほとんどが、このスタッフアコモデーションに住んでいます。
超格安の家賃(貯金めっちゃできるらしい)でバックパッカーのような雰囲気の所が多いです。
私が住んでいたのは、スタッフアコモデーションではなく、会社が借り上げていた3ベッドルームのホリデーホームでした。提案されたスタッフアコモデーションは部屋にキッチンがないと聞いて、家賃が高いシェアハウスを選択。選ばせてもらえたのはラッキーでした。
シェアしていた同僚2人が男性だったので、私がお風呂+トイレつきのマスタールームを貰い、男性2人が別のトイレ+バスルームをシェア。とっても快適な暮らしでした。
家賃は週270ドル+光熱費。まぁ、オウンルームならこんなもんでしょう、という額です。
バルコニーにはBBQがついていたし、庭には近所の人(スタッフ)とシェアするプール付き。家の前はバス停、と割といい条件のシェアハウスだったと思います。
スタッフアコモデーションに比べたら高額ですが、他人とバスルームのシェアがしたくなかったので、高い家賃を払って良かったです。
週末になにをするか
①メインのキャッツアイビーチでシュノーケリング
島のダイビングショップ、Exploreでシュノーケリングセットを購入。天気の良い日はシュノーケリングしていました。ウミガメも見られるし、サンゴも。さすが、グレート・バリア・リーフの一部なだけあります。
②ボートで隣島へ
友達が共同所有していた小型のボートで近所の島に遊びに行きました。ハミルトン島のあるウィットサンデー諸島は全部で74の島。ハミルトン島の隣島といえば、有名なホワイトヘブンビーチのあるウィットサンデー島。
ホワイトヘブンビーチにも行けるし、ツアー客のいない小さいビーチにも行きました。アウターリーフはさすがに遠いので行っていません。
③島の観光客向けツアーに参加
ダイビングのライセンスをハミルトン島で取ったので、天気の良さそうなタイミングでダイビングツアーに参加しました。行き先はアウターリーフのベイトリーフやフック島です。
④フェリーに乗って本土、エアリービーチへ買い出し
島のスーパーは品揃えが微妙…ということで、フェリーで1時間かけて本土へ買い出しに。旅行用の23kgサイズのスーツケースで行って、買ったものを詰め込んで帰ってきました(笑)大手スーパーもあるし、BIGWなんかも。ちなみにフェリーはスタッフ割引がききます。
⑤ウォーキングをする
ハミルトン島はとっても坂が多いです。ダイエットを兼ねて島中を歩きました。島の70%は未開発の国立公園。ウォーキングに最適でした。島の一番高い場所はパッセージピークと呼ばれていて、朝日を見に登るのがスタッフの中では定番。気持ちのいい風が吹くので、汗だくにならないのも魅力(笑)
⑥島のレストランにご飯に行く
島のレストランはやっぱり割高なので、基本は自炊。たまに職場の歓迎会や友達の誕生日パーティーなんかでレストランに行きました。島で顔が広くなると、こっそり割引してもらえたりします。
⑦アートギャラリーで絵画のレッスン
すごく気になってたアーティストが絵画レッスンをする、ということで2回行きました。Trevor Platt氏のクラゲの絵が好きで、クラゲを描きに。彼の作品はこちらから>>https://www.hamiltonislandretail.com/trevor-platt.html
飽きるほど時間を過ごすと愛着が湧く
小さい島だし、段々やること尽きてくるんですよね。それでも過ごしているうちに愛着は湧いてきます。
また住みたいかと言われると、Noですが、ホリデーには行きたいです。友達はまだ島に住んでいるので、会いに行きたいし。
たぶん、ハミルトン島に住まなかったら日光浴をしたいとも思わなかったし、海にもビーチにも魅力を感じなかったと思います。シドニーに引っ越してきてから、ハミルトン島周辺のビーチが恋しくてしかたないんですよね。当時は当たり前だったのに、なくなって気付く、というか(笑)
今までで、実家の次に長く住んだ場所なので、第二の故郷と呼べるくらいの愛着は湧いています。
デメリット
①夏になると天気が悪い
超大型のサイクロンにあたって、バルコニーの屋根が落ちました。友達の家は屋根が飛んだし、浸水した家も多かったです。降るときは2週間くらいノンストップで雨が降るので、観光に行くなら冬に行くのがおすすめ。
②どこにいっても知り合いがいるし、噂が広まるのが早い
これが一番嫌でした。
スタッフの年齢が遊びたい盛りの20代が多かったせいかも?
気になってた人が、実は同僚の元カレだったとか、誰と誰がセフレだとか。誰かがデートしてるの見たけど、あれは彼氏か?みたいな。
島暮らして退屈してる人が多いせいか、そんな下世話な話ばっかり聞きました(笑)
適当な遊び相手を見つけるには困らないはず。真剣交際できる相手を見つけるのは難しいかもしれません。
いつか、州境が開いてまた遊びに行ける日が楽しみです。
気ままなアイランドライフ。田舎と海が好きなら、向いてるかもしれません。
ハミルトン島公式サイトで求人が確認できるので、興味のある方は確認してみましょう。>>https://www.hamiltonisland.com.au/careers