9ハウスの解説
皆様ごきげんよう
今日は9ハウスの解説をします
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概要
担当する惑星は木星でありジョイは太陽
現代占星術では射手座に該当するハウスとされるが実占において 9 ハウスが射手座とはあまり関係が無い
このハウスの主な意味合いとしては海外旅行(長期の旅行)、高等学問、宗教(という教え)、信仰、出版、企画、占い、今だとカルチャースクールや傾聴という意味合いになる
マニリウス(1 世紀くらいの人)は 9 ハウスを太陽の神殿としていた。
実際 9 ハウスに太陽が来る時間帯であり太陽の光というのは全てのものを照らし真実を公にするからである。このような事柄から 9 ハウスは一種の真実を見定める目として関連付けられ信仰や天命といったような意味を持つにいたった。
そういう事柄もあって伝統的に夢や占い、啓示、将来のビジョンといった事柄も表す
3ハウスとの違い
3 ハウスが初歩的ノウハウを表すのと対象に 9 ハウスはそれらを応用した高等的、専門的ノウハウを表す。太陽もまた神秘的かつ哲学的な学問を表すのも先述のことと関わっている
3 ハウスの小さい旅と 9 ハウスの旅の違いは
3 ハウス→近所に買い物したり通勤電車は 3 ハウス
9 ハウス→とりあえずお宿にとまって旅をする場合は 9 ハウス、よくあるスピリチュアルの参拝のツアーとか、お寺の巡礼、海外旅行や 1 泊二日の国内旅行
という違いがある
その他
またこのハウスでいう信仰心はカルトにありがちな「教祖様ばんざーい」という信仰心とは少し違う。変なものを信奉して黒魔術で悪用するというのは12ハウスの悪い場合という感じである
(それとこのハウスの状態が悪いとこうなるが・・)
基本的には真理の探究や未来の探求などを行う際にくる特別な信仰心や敬虔な心や善の意識である。
そこには何某か己の仲に敬虔なものが宿っている感じがあるだろう。
先人たちの言う意味合い
マニリウス
運命、神の啓示、太陽の神殿
その他
宿泊する旅、神の啓示、信仰、地位の高い人との繋がり
フィルミクス
信仰、異国のたび、太陽の神殿、asc とトラインアスペクトをもつ強いハウス
アルビルニ
旅、信仰、真実、哲学、夢の啓示、予言、占星術
リリー
異国のたび、長期のたび、異国、夢、学習
現代
高等学問、異国のたび、言語学、モラル、夢
ホラリーとかで使う例
私は今回の旅にいってもいいですか?
旅による利益はありますかとかそういうものが多い
マンデン占星術では
宗教、教会と宗教的または精神的な問題を扱うすべての機関を表す
9 ハウスに悪い惑星がいる場合、好ましくないカルトや独断的な宗教組織を表す。
外国問題とオフィス国際法、世界会議、国連。
出版業界、長距離・国際的な専門家、教授、哲学・科学機関、出版物、法律協会を表す
じゃあ実際ネイタルとかでは?
まず 9 ハウスに星があるかないか、その支配星の状態がよいか悪いかで判断が出来る
状態が悪いと旅行運や学問運が悪い他、人の話をきちんと聞くことが苦手になったりする。
プロフェクションやソーラーリターンでタイムロードがこのハウスになるときは学問を学んだり新しいノウハウに挑戦したりする必要がある
総評
このハウスは基本的にあると有利なハウス
長期の旅行や傾聴
学問を意味する
太陽的な意味を強く持つハウスでありロマンである