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【12星座別:4ハウスのサインが表す価値観】見落とされがちな4室の重要性…それは人生の基盤、自分にとっての癒しを示すポイントでもある【4室が過小評価されてる理由】

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本日は4ハウスの価値観という翻訳ネタです。


4室についてはあまり特集してきませんでしたが、実は深いテーマを抱えるハウスです。

まずは翻訳文を見てみましょう。

こちらは一つ一つは短い情報です。


◎4ハウスの価値観


・4ハウス牡羊座
物事の本質を捉える心構え。
自分が大切にしているものを全身全霊で守り抜きます。


・4ハウス牡牛座
それがプラスにならないと分かっていても
古い価値観を頑固に持ち続けたいと思う。


・4ハウス双子座
親族の悪口を言いやすいかもしれない。
家族というものをあまり重要視しない傾向。


・4ハウス蟹座
深いコミュニケーションの輪を築く。
しかし排他的な面も強くなるのでその親密な輪に入ることを許される人はほとんどいない。


・4ハウス獅子座
良い意味で何らかの形で特別な家族だったかもしれない。
何か誇れるようなことを持っている家族。
これは祝福の配置です。


・4ハウス乙女座
子供の頃、母親が完璧主義者だったかもしれない。
そのため大人になってからも失敗することを恐れやすくなっています。


・4ハウス天秤座
5歳の頃から自分のことより他人のことを優先してきた。
常に他人のニーズを察することを気にしている。


・4ハウス蠍座
先祖の秘密に魅了される。自分の起源・出生の謎を追い求めることがあるかもしれない。


・4ハウス射手座
誰からも何かを与えられることを期待しない。


・4ハウス山羊座
両親の期待に応えようとする。
特に幼少期はそれが顕著だったかもしれません。


・4ハウス水瓶座
何かしらの恐れのために、子供の頃の記憶から完全に切り離されている可能性があります。
1種の自己防衛と考えることができるでしょう。


・4ハウス魚座
子供の頃に得られなかった自分のオリジナリティや自己価値を肯定されたいと思っている。


引用元↓
https://vk.com/iimsochanelg



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◎ここから個人的解釈と経験


4室の価値観、皆さんは当てはまりましたか?


一つ一つは短いのであまり該当しない方もいるかもしれませんが、

僕の場合はこちらはけっこう当たってました↓

・4ハウス魚座
子供の頃に得られなかった自分のオリジナリティや自己価値を肯定されたいと思っている。

これについては僕が1室天王星なので、その影響もあるかと思います。

ですが内容としては当たってますね。


魚座ですから、ファンタジーの世界が自分にとっての癒しだったと思います。

実際、幼い頃は色々と妄想するのが好きでしたし、夢見がちな子だったのは間違いないですね。


さて、4室というのはアングルで言うとICですね。

IC=イムム・コエリ


モダン解釈ではMC=父親、IC=母親ですが

古典だとその逆だったようです。


一般的には家庭を示すハウスであり、

自身にとっての基盤、そして癒しと関連してるハウスでもあります。


MCが社会ですので、その逆としての家庭。

そして社会で活動していくためには反対(オポジション)の癒しが大切です。

MC-ICに限らずですがサインもハウスも基本的にはオポジションがこうした補完関係を担っています。


4室は家庭を表すので、土地や住む場所という意味もあります。

なので、ここにあるサインや天体は自分の人生の基盤、家庭、住む場所、快適な癒しなどを表すので実はかなり重要なハウスなんですね。


ですが、以前にも別の記事で書きましたが

4室がイマイチ他のハウスほど注目されにくいのは現代が社会性を過度に重視しているからなのでは?と感じます。


例えば少し前の江戸時代でしたら、

家庭は学校以上に重要な教育の場でしたし、

家系を引き継ぐことも(主に長男は)昔は当たり前でしたから、

それはイコール4室が10室に直結していたと考えることもできるわけです。


ですが今は家庭の価値観はないがしろにされ、

9室(学問)や10室(仕事)が重視され過ぎていてこの4室の重要さが軽視されてしまってるのだと僕は感じます。


アングルというのは最も個人的な影響の強いポイントでもありますし、

例えばトランジットにおいてもICに何か強力な天体が近付くと人生に大きな転機が高確率で訪れます。

また、シナストリーにおいても4室の繋がりは最も癒しを感じれる相性でもあり、

それはある意味では8室や12室にも通じる部分もあります。


そして意外と知られていないのがこの4室はカルマのポイントとしても非常に重視されてるということです。


カルマというのは何も過去世に結び付ける必要はありません(本当は繋がってますがスピ解釈が苦手な人もいると思うので)


シンプルにカルマと言われるほど影響の大きいポイントと見てもらえれば良いと思います。


明日はこの4室について21:00からスペース(ツイッターのラジオ)を開催する予定です。

参加はどなたでも無料でできるので、ぜひリアルタイムのライブ感覚で参加されると楽しめるかと思います(録音=アーカイブも残します)。


さて、最後に翻訳文について心当たりある部分を少しだけ書きます。


まずは僕の弟↓

・4ハウス射手座
誰からも何かを与えられることを期待しない。

これは驚異的に当たってますね。

弟はまさにそんな価値観の持ち主でした。


我が家が崩壊家庭だったため余計にそうだったかもしれません。

太陽獅子座ですから、本当は寂しかったはずですが僕も子供だったのでどうにもできなかったです。


とはいえ比較的良い関係を築いてる期間も長かったですが、やはり僕自身が何か与えれる力もなかったし自分のことでいっぱいいっぱいでしたね。


しかしなぜ射手座でこんな影響が出るのか?と考えた時に

ポジティブに解釈するなら射手座は一つの場所に留まることなく飛び回る星座で、

自分から欲しいものに突き進んでいく星座です。


そうした意味で受動的に家庭=4室の中で与えられることは待たない生き方(基盤)があるのかもしれません。



次にこちらに注目してみましょう↓

・4ハウス蟹座
深いコミュニケーションの輪を築く。
しかし排他的な面も強くなるのでその親密な輪に入ることを許される人はほとんどいない。

4室蟹座、つまりサインの居所です。


こちらはそのまま蟹座の性質が当てはめられていますが、

注目したいのはサインとハウスの意味は大部分が一致しているため、

4室を考える=蟹座を考えることでもあるということ。


蟹座は過去を担当していたりしますし、

そこにルーラーの月も加えると無意識、インナーチャイルドなども含まれます。

そして蟹座(月)とは自分が守りたい部分も示します。


これは家庭を守るという意味もあれば、

月=自分の原初的な無防備/デリケートな深い心も表すため、それを守るという意味もあります。


例えば以前、蟹座についてこんな記事も書きました。↓

【蟹座の配置は自分が隠したいこと、引きこもる場所を表す?】12ハウス別:出生図のハウスにおける蟹座の深い意味…↓


こちらの記事はかなりの反響があり、スペースも開催していました。


月というのはデリケートなゾーンでもあり、だから隠したいし、守りたい部分でもあります。


改めて、そうした面からも明日21:00からのスペースでは語りたいと思います。


※追記:こちらがそのスペースまとめの記事です↓

【4室=ICの重要性】土台となる滑走路が整っているからこそ、飛行機は飛び立つことができる…MCに飛び立つためにこそICは重要【IC=月=インナーチャイルドを癒す鍵がここにある】↓



こちらでは自身の20年の虐待経験を描いたエッセイ漫画を公開しています。↓



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