2024年冬至図リーディング

星読あかり

2024年12月22日 10:35

12月21日18:21、太陽は山羊座に入り冬至を迎えました。

冬至図とは（四季図について）

占星術では、太陽が牡羊座０°に入る春分を新しいサイクルのはじまりとして捉えています。

そのタイミングと、国の首都の経緯度でホロスコープチャート（以下チャート）を作った春分図は、その国の１年間で起きる可能性を予想することに用いられてきました。

同じように蟹座０°・天秤座０°・山羊座０°を太陽が通過する時のチャート図を、夏至図・秋分図・冬至図として、３か月ごとの流れを読むことに用いられています。

春分図…太陽が牡羊座０°を通過する時のチャート。春分から始まる１年または春の３か月予報。「スタート期」。起承転結の「起」

夏至図…太陽が蟹座０°を通過する時のチャート。夏至から始まる夏の３か月予報。春分期で始めたことを「育てる」「基盤を作る」「発展させる」起承転結の「承」

秋分図…太陽が天秤座０°を通過する時のチャート。秋分から始まる秋の３か月予報。春分から始まった１年の折り返し地点。ここまで実らせたものを手に「社会に打ち出す」「交流する」。起承転結の「転」

冬至図…太陽が山羊座０°を通過する時のチャート。冬至から始まる冬の３か月予報。１年ラストの３か月。「総まとめ」「次のサイクルに向けて準備期間」。起承転結の「結」

冬至図からの３か月は、春分からスタートした１年の締めくくり＆来年度に向けての準備期間となります。

春分からのサイクルは、年度のイメージでとらえるのもわかりやすくて良いかなと思います。

社会情勢

国民の状況

１ハウスは国民の状況を表すと言われます。
冬至図１ハウスの始まり（ASC）は蟹座となります。
※今年の春分、夏至、冬至は蟹座。

蟹座は活動宮となるので、出来事はすばやく発生し、勢いは継続しにくい感じがあります。

蟹座は水のサインです。国民をあらわす月は乙女座。
秋分図のチャートルーラーは「月」となります。

今回の冬至図で目を引くのは、乙女座の月と魚座の土星と双子座の木星がタイトなTスクエアで、オーブは少し大きめですが射手座の水星を加えるとグランドクロスの形になることです。

国民感情は少し不安定なイメージ。
関心ごとの一つはメディア。どんなことを報道して、何を報道すべきではないのか、助けるべきもの、守るべきものは何か、報道における倫理観などに目が向きそうな気がします。

また諸外国の情勢、それによる日本への影響も大きな関心事。
フェイクニュースには気を付けたいタイミングです。

春分図では下記のようなことを書いてました。

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アメリカ大統領選挙は2024年11月5日。冥王星水瓶座への最終移動（11/20)の少し前。このアメリカの大統領選が日本の国民生活にも大きく影響を及ぼしそうな感じがあります。

外圧が国民生活にかかってくるイメージです。

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アメリカの大統領選は、ドナルド・トランプ前大統領が再選を果たしました。そして1月20日には就任します。

春分図の冥王星は水瓶座にあり、7ハウス在室。冬至図の冥王星も水瓶座で、同じく７ハウスです。

但し、春分図1ハウスには月が冥王星とオポジションでしたが、冬至図では火星が冥王星とオポジションです。

火星と水星はトライン。外圧を受けるかどうかは不明ですが、黙ったまま外圧は受けない、そんなイメージもあります。
ここは穏やかに丸く収まることを願うのみです。

気候・自然災害

国土を表す４ハウスは天秤座（風のサイン）、１ハウスは蟹座（水のサイン）。風が強そうな感じ。湿度もそこそこある。
雪が多くないのを願うばかり。

4ハウスにはリリスとベスタがコンジャンクションし、ジュノーも在室。
自然災害や火災にはちょっと気を付けたいイメージ。
特にお正月あたりは、火の元に十分気をつけたいイメージもあります。

財政

財政は２ハウスでみるのですが、２ハウスは獅子座。ルーラーは太陽。
太陽は日本のリーダー。
労働環境の改善や社会保障サービスなどの分野で見直しがあるかも。

6ハウスは食糧備蓄に関連（皆川剛志さん訳　ハウス天空の神殿）ともあるので、8月くらいから始まった米不足から見えてきた、減反政策の問題を改善することで財政面の問題の改善につながることを期待したいところ。

日本の政権

政府に関連するのは１０ハウス。１０ハウスにはキロンが在室。
１０ハウスは牡羊座始まり。ルーラーは火星。

政府は世論が気になっているイメージ。
１０ハウスにはキロンがあるので、与党が議席を減らしたことは痛手になっている感じ。

これからの星の時間

2024年の春分からここまでの星の動きの中で、一番大きな出来事は冥王星の山羊座から水瓶座への完全移動ではないでしょうか。
冥王星水瓶座時代が始まりました。

昨日太陽が山羊座に入りましたが、太陽が山羊座に滞在する12/21～2025年1/20朝まで、以前冥王星が山羊座に滞在していた部分に、光が当たるイメージとなります。

冥王星が山羊座に滞在していたのは、2008年から今年の11月20日まで。
この時期のことを思い起こすようなことがあれば、その時と今の自分の感じ方の違いをちょっと意識してみるのもおすすめです。

それは、冥王星山羊座時代、16年かけて自分が変容した部分です。
何かに書いておくのもおすすめです。

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これから2025年の春分（3月20日）にかけての星の動きでトピック的なものを挙げると

2025年1月31日に天王星が逆行を終了し、2月4日には木星も逆行終了、同じく2月24日には火星も逆行を終了します。

3月2日には金星が逆行開始、3月15日には水星が逆行開始、そして春分を迎えると、3月30日にはいよいよ海王星が牡羊座に移ります。

2025年は、海王星・天王星・土星・木星が次のサインへと移動を始めます。
木星以外は、また今のサインに戻るので、2025年は新しい時代の始まりを垣間見るような年となります。

また、海王星・土星・木星が活動宮への移動となるので、何かと慌ただしくなるような印象もあります。

冬至からの3か月は、新しい流れに向けて準備したり、気力体力ともに充電する時間も大事にしたい時間となります。

冬至のエネルギーの活用方法は、昨日の記事よりご覧ください。

お読みいただきありがとうございます。