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そして僕は、独立の道を選んだ

ブラック企業に嫌気がさし、時代的に転職が難しく何処の会社も、あまり信用出来なかったのもあり
僕は転職の道を選ばずに、独立の道を選んだ。

その理由は
会社での独立採算制での成功や、そこから得た集客方法のノウハウがあった以外に
「最低限の人並み位の生活が、出来れば良い」と言う考えがあった。

僕にとって、最低限の人並みぐらいの生活とは
贅沢なんてできなくても
毎日の食事に苦労せず
住む場所があり
最小単位の家族がいる暮らし
趣味のサーフィンを、好き勝手に出来る事

ガレージには、6本ぐらいのサーフボードと数枚のウエットスーツで溢れていたりします。

サラリーマン時代の生活は
夏場は、朝4時に起きてサーフィンを7時半までして、そのまま出社
21時に帰宅し、簡素な食事を取り、風呂に入って就寝
この生活を、週に3~4日ぐらい

お酒も飲まず、外食も無く、彼女も作らず、旅行もせず
ただ黙々と仕事とサーフィンだけの生活
サラリーマン時代の終盤では、犬を飼いこれが最低限の家族単位となり
それでも案外幸せでした。

当時の不況を考えると、贅沢とは言えないけれど
悪くない生活だった気がします。

その生活を維持出来る金額を計算したら
案外独立も出来ない訳では無さそうだと考えての決断

一般的な
新車を買い、家族(結婚)を持ち、子どもを育てる
そんな事は、頭の中に一切無かった。

不景気を理由にする気は無いけれど
生まれた環境的に、多くを望めないのは何処かで覚悟をしていたのです。

整体で一攫千金を狙うなんて無理な話ですが
人並みより、少し下ぐらいで生きるのは可能かと
そして何より、縛られない生き方が出来る
頑張った分だけ結果が出る

何より自分の可能性を試したかった、そんな野心的な30代でした。

僕の場合は、家庭環境等が為に
今で言う「エッセンシャル思考」が、無意識に自然と身についていたのだと思います。

個人的な経験上ですが、独立や個人事業主になるのであれば
支え合える誰かがいてくれることが、とても大切になります。
僕は、本当に一人きりの天涯孤独な状態で、独立をし
非常に苦労して今があります。

独立は、一人で出来ないことはありませんが、一人でするのはお勧めできません。
だからこそ、僕は整体を教えて独立を目指す子にはサポートをしていたりします。
だた・・・それが甘えになってしまっては元も子もないので
加減が難しいのが現状です。


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