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支援型星ツムリ「ケセランパサラン」

こちら、星ツムリ研究所です。
暑い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

星ツムリ研究所には現在、支援型星ツムリ「ケセランパサラン」という
ふんわりころんとした星ツムリが存在しています。
他の星ツムリたちよりも体が大きく、ちょうど大人の女性が両手で包み込むくらいの大きさです。

ウクライナとロシアで起きた戦争をきっかけに生まれたこの子たちは、持っている人に幸せを運び込むとされる日本の妖怪「ケセランパサラン」をモチーフにして生まれた星ツムリです。

ちょうど一年ほど前、支援型星ツムリ「ケセランパサラン」のお迎えを通してオーナー様からお預かりしたお金を「国境なき医師団」へ寄付致しました。
寄附完了のご連絡は各オーナー様へ個別に行っておりましたが、先日、国境なき医師団よりお便りをいただきました。

皆様からケセランパサランのお迎えを通していただいた総額10,000円は
・はしかのワクチン 220回分
・栄養治療食 280食分
に充てられたとのご報告を頂いております。

栄養治療食とは……
RUTF(Ready to use therapeutic food)
ブランピー・ナッツと呼ばれるミルクやペースト状のピーナツバターのような栄養食です。
世界では重度の急性栄養不良によって命を落とす子どもが、4,900万人いると言われており、貧困に苦しむ国のちいさな子どもたちが健康児並みの体重に戻るための6~8週間の治療には、およそ136袋のプランピー・ナッツが必要とされています。

迎えいただいたケセランパサランは5匹ごとに寄付を行っています。
5匹のお迎えによって220人の子どもたちに、はしかのワクチンを接種し、約2人分の命を救うお手伝いを行ったことになります。
現在2匹のケセランをお迎えいただいており、オーナー様方には心よりお礼申し上げます。

こうして実際に寄付金が使用された用途をご連絡いただくことで、じんわりと誰かの手助けが出来たというあたたかな実感をいただきました。
この気持ちをオーナー様へも還元したいという想いで今、この記事を書いています。

当研究所では星ツムリの研究という活動を通して、今後も継続した寄附を行うため、ケセランパサラン以外の支援型星ツムリを調査していく予定です。
今後も研究所の活動を見守っていただけると幸いです。

星ツムリ研究所 豆太

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