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8年の物語の終結

2023年6月に引き続き、今年2回目の出展をいたします。タイトルの意味はこの作品画像にも関わりがあります。出展のお知らせと共にタイトルについても語っていきたいと思います。


第7回 FUKA展


第7回 FUKA展のDM

開催期間

2023年11月5日(日)~11月12日(日) 12:00〜18:00 (最終日 〜15:00)

会場

Gallery Blau Katze
大阪府富田林市加太1-3-24 (Googleマップ

出展作品

タイトル 『共に歩む私』

アクリル キャンバスSSM (22.7cm×22.7cm) /額無し / キャンバスの縁はテープ加工しています。

作品説明

2015年から再開されたKOKORO NO MEIRO [こころのめいろ]は、「弱子さん」と「誰かさん」という一人の人物の中にいる2つの意識を描いて来て2023年で8年が経ちました。私自身の生活も同様、8年前から変わって来ており、それに伴い気持ちや想いも変化して来ています。

そのようなこともあり、こころのめいろの弱子さんと誰かさんのエピソードにつきましては、この作品が結末となります。


上記の内容はほし とうこサイトの出展予定ページにも掲載しています。作品のディテール画像も載せていますのでご覧ください。

8年の物語の終結の意味は?

『弱子と誰かさん』のエピソード

既に上記の作品説明で書いているのですが、2015年より緑色の髪の2人の女性のエピソードを描いて来ました。中にはシュールで残酷な内容もありますが、1人の女性の二面性(弱子が表面的な自分、誰かさんが自分の本心)を描き表しました。

そのどちらもが私自身の心であり、他の方の心の中にも似たようなものがあるのかもしれません。そんなことを思いながら描いていました。

しかし3年前から私自身の状況に変化があり、弱子や誰かさんよりも違う対象に心が移って行きました。8年も経てば心も移り変わるのだと思います。[こころのめいろ]が2002年に始まった後、数年のブランクがあったように。

一時は[こころのめいろ]を閉じることも考えた

心の移り変わりと共に私の絵も変わる…なので、[こころのめいろ]も非公開にしようと考えた時もあります。しかし絵描き仲間から「非公開にしないで欲しい」と言われましたので、今のまま残すことにしました。

しばらくは[こころのめいろ]の迷路は延びないかもしれません。が、ある時また延び始めるのかもしれません。その時は今までとは違う迷路が延びるのでしょう。

作品の制作について

話は変わり、今回出展する作品の制作について書きます。

思い通りに制作するのは難しい

今までに何度も書いているような気がしますが、私には以前から技術面で表現したい技法があり、それを何度も試してみましたが上手く行きません。今回もそれを試しました。

メディウムをそのまま塗ると柔らかめのプラスチックの表面になってしまうので(アクリル絵具はプラスチックです)、表面をザラザラさせれば目指す技法に近付くのではないかと思いました。それでザラザラさせてみました。
今までとは違う凹凸が出て、これはこれで良いかもしれないと思いました。

しかしそれは、私が目指す技法にはなりませんでした。次回は基本に帰って描いてみようと思いました。

写真では実物のようなディテールを表せない

昨日作品画像を撮ったのですが、色や凹凸感の調整が難しかったです。
私の作品の色が彩度が低いのと、今回の作品の凹凸が多かったのが重なり、上の作品画像の一部分は実物とは違って見えているかもしれません。

なので、原画を観ていただけるととても嬉しいです。

今度こそはギリギリを攻めるのはやめよう

今回の制作は9月下旬にコロナに罹り、取り掛かるのが遅くなってしまいました。いえ、もっと早くから取り掛かっていれば良かったのです。
昨日作品を発送したのですが、その直前まで準備に追われていました。作品の箱を手作りして梱包するのも体力が要ります(私だけなのかも)。今日は体のあちこちが筋肉痛です。

次回の作品こそ早くから取り掛かります!

それでも11月は休みます

睡眠時間を確保しつつ毎日制作に取り掛かりましたが、疲れが徐々に溜まって来ました。先週はそれがピークになりました。

11月は別のことをして気分転換しようと思います。家に残っている毛糸で自分が使う小さなマフラーを編もうかと考えています。毎年帽子を編んでいましたが、今年は封印します。そう言えば、帽子も思い通りのものにならないまま数年経っていたのだった。

…と色々書きましたが、是非出展されている皆さまの作品を観に来てください。


言葉がですます調に戻っていた…直すのが大変なので、今回はこのまま記事にします。

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