ヴァージンオービットの行く末を案じる

イギリスヴァージングループ傘下の航空会社、ヴァージンアトランティック航空が破綻した模様である。

これを受けて、非常に気がかりなのは同じヴァージングループ傘下の宇宙開発事業「ヴァージンオービット」がどうなっていくかということである。

ヴァージンオービットはボーイング747型機からロケットを発射し、小型人工衛星を宇宙空間へ送り出す事業を行っている。ヴァージンオービットの人工衛星打ち上げ方式は、打ち上げの初期段階が航空機で行われるため、既存の空港設備を利用して人工衛星を打ち上げられることが特徴であり、日本では大分空港が打ち上げ拠点として使われている。

ヴァージングループの安定的な事業の1つであるヴァージンアトランティック航空が破綻した以上、実験的事業であるヴァージンオービットにも何らかの影響が出てくると考えられる。

会社清算の上事業打ち切り、後継事業者なしという結末にならないことを祈りたい。

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