驚きの0系復旧

JR西日本で「ウエストひかり」として使われ、台湾高速鉄道建設に際し建築限界測定車として台湾に渡った0系新幹線電車が、なんと台湾で復旧作業を受け、台南で公開されることとなったという。

この0系車両は、建築限界測定のためのレーザー測定器が搭載されたり、牽引用に連結器カバーが取り外されたりした上、営業では使われない事業用車両のため塗装の補修もされず色も褪せ放題で、まさに裏方といった見た目の車両であったのである。

それを台湾の人々が山陽新幹線の第一線で活躍していた時代の鮮やかな色に戻し、連結器カバーもしっかりと取り付けてくれたというのはとても驚きである。

台湾の人々がここまでやってくれているということに、いち日本の鉄道ファンとして感謝してもしきれないものを感じている。

多謝。

いいなと思ったら応援しよう!