ついてくるごみ収集車からわかる自動運転トラックの力
2020年7月30日、「三菱ふそう eキャンター・センサーコレクト」を使用したごみ収集車のデモンストレーションが行われた。
この車両は、各種センサーを搭載することで、前を歩く作業者の後ろを安全な距離を保ってついて走ることが可能だという。
これにより、ごみ収集作業が1人だけで完結できるようになるという。
そしてこの車両からは、三菱ふそうの自動運転技術がかなり高いレベルに達しているということがわかる。例えば、センサーで検知しついてゆく相手を人から先行するトラックに変えれば、それはそのまま隊列トラックとしての運用ができる。また、追尾機能をやめて自己コンピュータでのルート設定に沿った走行を行うようにすればそのまま無人自動運転トラックとして運用ができる。
また、これらのセンサーをパッケージ化すれば、トラック以外の自動車も容易に自動運転車化できるようになる。
このごみ収集車は、高い自動運転技術の片鱗を覗かせているのである。
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