【告知】C104櫻木図書館告知【他の記事は来週頑張ります】

いやー久々の記事ですね!履歴を見たら前回の更新が6/1、実に2ヶ月ぶりですよええ。その間何やってた年という話なわけですが、同人誌を作っていたわけです。
ご存じの方は多いかもしれませんが、私櫻木図書館というサークルにてノベルゲームのレビュー本……っぽい物を作っています。一応今年で5年目です。コロナ禍で中止になったコミケでデビューする予定だったとか色々とありましたが、まあなんだかんだで5年目、今回の夏コミはスペースをいただきました。

ということで櫻木図書館
月曜日 西地区 “う” ブロック 15bにてサークル参加させていただきます。

サクカのカラー版です

皆様の応援のおかげで遂にvol.9まで来ました!一応予定だと今回を合わせて後6冊、終わりがだいぶ見えてきています。
そんなシリーズですが、実際のところどういう本を作ってんの?って思っている方が多いと思うので簡単に説明したいと思っています。
ということで昔作ったvol.1のある作品を例にしていきましょう。

基本のページ構成は4つです。
1.制作陣
2.作品情報
3.作品傾向
4.戯言

まずは制作陣です。こちらでは作品に携わっている方々のデータを記載しています。
原画とライター辺りは結構知っている方は多いと思うのですが、意外と他のスタッフの方がどうとか知らない人多いんですよね。誰がこのゲームの企画や原案を行っていたのか、音楽はどこが作っているのか、OP製作や背景原画、さらに言うとディレクター辺りになるとほとんど知られていなかったりします。ディレクターについては結構権限強く、ゲームのクオリティのために決定する人というポジションなのに誰が何作ってたかとかそういう話全然出ないんですよね。そんな部分を知ってもらうために記載してます。

次に作品情報、ここはプレイ環境周りの情報を記載しています。
ヒロイン級に限りどの声優が参加しているかを始めとして、ルート分岐の方法、修正パッチ・ネットワーク認証の有無、主題歌の一覧と収録されたCD、そしてサントラの情報になります。最後の2つが散逸しているところがあるんですよね。しかも中古で手に入れようものならプレミアがついているけど、実はDL販売をしている物に関してはその情報も記載しています。修正パッチに関しては色々確認しないと手に入らなかったりするので、その辺の情報も記載しております。また一部タイトルに関しては備考を設けており、完全版が発売されている場合にはその辺の情報も記載していますので参考にしてください。

そして作品傾向です。ここは対象の作品の傾向を記載しています。
じゃあ実際に何してんだよという話になりますと、以下の6項目について合計18点となるように配点を行っています。
・C(キャラクター要素)
・R(関係性,恋愛描写要素)
・S(世界観要素)
・G(ギミック,展開要素)
・H(エロ要素)
・E(演出要素)

割と言葉通りなのですが、簡単に説明していきましょう。

C(キャラクター要素)
この項目はキャラクター個人に根差す設定やキャラデザ、声優の演技などをメインに評価していきます。良くも悪くも作品を語るうえでヒロインの魅力が大きい場合にはここが高い評価になります。
R(関係性,恋愛描写要素)
こちらは主人公を含めたキャラクター間の関係性をどれだけ描けているかを評価しています。所謂イチャラブゲーで恋人になってその関係性の変化が丁寧に描けている場合にはこちらが高くなっていきます。また関係性は恋人だけに限りません。友人関係、師弟関係などなど結構色々ありますよね、そこに注力している作品はとにかく高くなっていきます。
S(世界観要素)
こちらでは作品の世界観評価になります。ファンタジーやSFの場合、その設定が練られていればいるほど高くなっていく要素でしょう。また日常物であったとしても作品を描くにあたってキャラクターを魅力的に描くための舞台を作り上げることができていれば高くなっていきます。そしてここが重要なのですが、世界観を使えてないと設定があっても評価しません。フレーバーテキストレベルで作中で活かされないようでしたら評価を下げます。
G(ギミック,展開要素)
こちらでは作品における展開やギミックについて評価していきます。
展開の面白さや伏線回収を含めた様々な驚きの要素があればあるほどこちらの評価が高くなっていきます。読んでいて楽しい作品はおそらくここが物凄く高くなっていくでしょう。
H(エロ要素)
エロです。
ノベルゲームなのでエロゲが多く収録されていますのでそのあたりの評価が入っています。シーン数や実用性を踏まえての評価、全年齢の作品に関しては極端に下がっているのでご注意を。
E(演出要素)
スクリプトや音楽の使い方、後はOPのクオリティや入り方なんかも重要視している項目です。物語の展開を盛り上げる要素になっているかは非常に重要で、この項目はそのあたりを評価しています。

長くなりましたが以上の項目について18点になるように配点していくので、作品内での相対評価になります。例えばC R S Eどれにも非常に特化している作品があった場合、その中で更に調整していきます。なのでこの作品がどこに特化した作品かを語っているデータなので、他の作品との比較には使えません。そもそも作品に点数をつけることが嫌いだった私が作った評価基準で、どんな作品かを語るためのものになります。また点数だけだと何のこと?となるので簡単に寸評を入れています。その辺も参考にしてくれると嬉しいです。

最後になりますが、2ページ目を占拠している戯言です。何気取った言い方してるんだと思われると思いますが戯言は戯言です。無駄に文字数が多い感想文になります。まあ好き勝手に書きまくっているので気にしないでください。でも割とその作品に対する思いとかはねっとりと書き連ねている部分はあるので読んでくれたら嬉しいです。

以上の4つを16作品収録しております。
そして今回頒布するのは2冊vol.9とvol.3 Rebootです!
vol.9はすべて新録、vol.3は2020年12月にDL版で頒布したvol.3の加筆を行ったものになります。ということで同人誌の紹介です!

Vol.9の表紙です。

新刊
保坂新のノベルゲーセカイ旅行記 vol.9
頒布価格 500円

こちらのタイトルはvol.9ということで9-nine-を収録しております。またルナ様と……なんか羽舞ってますね。諸事情で羽での出演になっていますが、月の扉に行ってしまった彼女です。そんな彼女を含めた16作品をセレクト!収録タイトルの匂わせはこちらです!

そしてvol.3 Rebootですが一部改訂を行っています。
具体的に言いますと初回頒布時から変化した情報や、FDがあった場合の追記、そして当時を振り返っての作品への戯言の追記ですね。
そしてそんな表紙はこちらです!

新刊
保坂新のノベルゲーセカイ旅行記 vol.3 Reboot
頒布価格 500円

真紅可愛いはアレセイア。そして今を時めく大人気ブランドからひよりんとなんか猫もいます!猫はリボンにご注目ください。
そしてこちらは一度頒布済みなのでタイトルを公開します!

ここでアナウンスです。以前頒布したvol.3から以下の収録タイトルが入れ替わりとなっていおります。
紅月ゆれる恋あかり→pieces/渡り鳥のソムニウム
こちらに関しましてはvol.9,10との兼ね合い上変更となっています。ご了承ください。

そしてこの2つの表紙ですが、繋がるようになっています!
セットで購入するとついてくるクリアファイルでやスペースで掲示するポスターにて繋いだ絵が見れるようにしていますのでお楽しみに!

また前回完売しましたvol.8を含む既刊の販売も行います。
対象となるのは以下の通り。
保坂新のノベルゲーセカイ旅行記 vol.5~8 各500円
※vol.1 Rebootですが頒布終了しております。ご了承ください。

またDL販売の方も予定しております。
現在Boothにてvol.1~6までを頒布しておりますが、
新たにvol.7,8,1 Rebootを8/12より頒布予定です!会場に来れないけど気になる方はこちらからもよろしくお願いします!
また既刊に関してはコミケ合わせでセールも予定しておりますので是非この機会にご覧になっていただけますと幸いです!

さて長い記事になりましたが、今回もなんだかんだで完成までこぎつけました。色々大変なんですよねこれ、それでも自分がやりたいことをやるために四苦八苦しながら続けています。何よりコミケのスペースで皆さんに合うことができることも非常に嬉しくて、楽しいからやっている部分もあるので遊びに来てくれると本当に嬉しいです!

され次回の更新は……まあ8月初頭にできたらなぁと思っています。
また読んでくれると嬉しいです!
ではまたよろしくお願いします!

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