サッカーとの出会い!
サッカー。それは子供の頃、ほとんどの人が体育の時間や遊びでやったことあるであろうスポーツ。
自分が子供の頃は遊びでやる程度なら人気あったが、本腰入れてやってる人は少なく、マイナースポーツのような感じだった。
自分自身も野球一筋だったんでサッカーはほぼ無縁。
ところが18の時に通ってたパンの専門学校で出会った友達が、サッカー一筋の人。
その友達とは、今や岩手の盛岡ではソウルフードと言われている【福田パン】の三代目社長の福田潔氏。
彼は地元の盛岡では高校時代、盛岡商業のサッカー部で活躍し、同郷である読売クラブ(現・東京ヴェルディ1969)のGK菊池新吉氏からの誘いで、読売クラブで一緒に練習してたほどの実力者。
しかし彼は将来、実家の福田パンを継がなければならず、サッカー選手になることはあきらめていたのだ。
ただそれでもサッカーに対する情熱が凄く、専門学校でもサッカーに関心ない人達に興味をもって欲しい一心で、昼休みは公園でひとりでもくもくとリフティングしていて、そんな姿を冷やかしに行った連中に「オレのドリブルを止めてみろ!」と一気に6人抜きして、スゲーと驚いた仲間にサッカーの魅力を語り始めるのだ。
それからしばらくして、福田氏が「8月に国立でイタリアの強豪チームが来て、日本代表と試合するんだけど観に行かないか?」と誘われた。
しかし、プロの試合を観るほどまでサッカーに興味はない。
でも聞いてみたらイタリアのチームにマラドーナがいるらしい。
サッカーに興味ない自分でもマラドーナだけは知っていた。
マラドーナならぜひ生でプレーを観てみたいと素直に思った。
その試合は・・・
88 ゼロックススーパーサッカー
S.S.C.ナポリ vs 日本代表
後に柏レイソルで活躍するカレッカがマラドーナと2トップを組んでいたのだ!
その当時はマラドーナしか知らなかったが、マラドーナを中心にナポリに日本代表が遊ばれてる感が強かった。
この試合観戦はあまりにも衝撃的だった。
次回へ続く。