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カフェ巡りの何がそんなに面白いのか、教えてやるぜ


お高いコーヒー1杯をなぜ求める?

私の好きなインフルエンサーにDJふぉいがいる。トーク自体面白くてアングラな道を辿ってきた彼ならではのエピソードが非常にためになったりならなかったり…DJ社長が脱退しててんやわんやの状態の彼だが、ライブ配信中でこんな事を言っていた。

「男でカフェ巡りが好きなやつなんておらん!」


はいはーい!はい!ここに!ここにいますっ!!!!


私はカフェが好きだ。スタバもよく行くし、バイト終わりにコメダもよく利用する。

カフェ巡りという趣味が理解できない人も多いだろう。たかがコーヒー1杯で6~700円も取られる意味がわからない。と。

コーヒーではなく、「空間」に対し代金を支払っている

カフェの内装は千差万別だ。オーナーや店主が何かしらのコンセプトで店内の内装、照明、家具、カトラリーを統一している。統一しようという気がなくても、大なり小なり本人の感性が反映される。


会津若松市 七日町にあった「Cafe 858」(すでに閉店した)
858で”はこや”と読む。照明器具、壁の絵一つとっても店主の好みが反映され、そのカフェの世界観を構築する材料となるのだ。

私が現在居住している福島県 会津若松市には100年以上前の蔵や洋風建築をはじめとする古い建物が多く残っており、これらをリノベーションしたカフェや軽食店が多い。

七日町は今でこそ会津若松市でも屈指の観光スポットになっているが、リノベーションをする前は空き家が目立つ場所だった。

古い建築物というのはそれだけで現代の建築とは様相の違う独特な雰囲気を放ち、訪れた人を惹きつける魅力を持つ。

そういった魅力を活用するうえで、”カフェ”というビジネスモデルは親和性が高いのだろう。


Cafe858の看板メニュー。プリンとクリームソーダ。見た目も可愛らしく、プリンはカラメルが炙られていてパリッとしており、生地は口どけ滑らかで非常に美味しかった。もう味わえないのが残念。

いいカフェを見つけるとテンションがアガる

カフェの内装、店内で流れるBGM、程よい客の喧騒。そして自慢のコーヒー。

ぶっちゃけ、コーヒーの味がどうとか豆がどうとか、私にはよく分からない。(コーヒー自体は好きだ!)

しかし、気分転換やリラックスできる時間を求めてカフェには多くの人が集まるのだ。

カフェ巡りに興味がない人は、おそらくお店のメニューの内容にしか意識が向けられていないのではないだろうか。

ぜひ、メニューだけでなく、店内の雰囲気ごとコーヒーと共に味わってみてほしい。

自分が払った代金よりもより価値のある素敵な時間を過ごせるカフェがきっと見つかるはずだ。

それではまた…。

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