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【再現率100%】非常事態での心の持ち方


繰り返しみたいな毎日、普通、日常、当たり前。
これまでと同じ生活が、これからも続くもんだと思っていた。のに。

ある日突然、日常が分断される。
コロナ渦での2年以上もの長い間、たくさんの人がこういう状況にぶち当たって、しんどいことをなんとかやってきたんだと思います。
みなさんも私も、初体験なんてカワイイもんを乗り越えて、一通り経験済みですよね。

とはいえ、何度経験したって慣れるわけがない。
予告ナシでいきなり本番がスタートする隔離や封鎖は、メンタルがしがし削られます。

マンションの敷地封鎖から約5日が経過して、落ち着いてきた私とどうしようもないイライラがつのる私。当番制でひょっこり脳内にくるくる出現。

今回はそんな自分自身をマインドフルネスに俯瞰して、日常から一転して突入する非常事態の心の持ち方を発信・共有したいと思います。

前向きにあきらめる勇気

現状や周りの人に、勝手に期待を持たずにさっさとあきらめること。言い換えれば「周囲への期待という執着を手放す」みたいな。
勝手に期待しても、だいたいは期待通りにいくこともなく、結局裏切られて自分の心がすり減るだけなので、まずあきらめる。
執着を手放して、うまくあきらめることができるようになったあとに、「どうしようもない」「寝て起きて生きてる自分、すごい! えらい!」と、褒めるハードル全下げで非常事態をしのぎます。

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自分の機嫌は自分でとるし、他人の機嫌はどうしようもない

引き続き、あきらめるシリーズ。これ、大好物かつ得意なんですよ私。
非常事態における行動制限で、かーなーりーしんどいことのひとつが「ひとりになれない、ひとりで過ごす時間と空間が確保できない」

ほんとコレ。

旦那と猫と暮らす日常とはいえ、平日日中はそれぞれ仕事だし、週末も予定があれば別行動。一緒にいると言っても、実際に顔を突き合わせる時間を算出してみれば、ごくわずか。
意外と一緒にいないことで穏やかに一緒に暮らせているのに、突然襲いかかってくる在宅ワークx2。いやもうぶっちゃけしんどい。

気分転換をするとか、好きなことにのめりこむとか、コロナ渦で制限だらけの生活様式のなかで、やっと、自分で自分のご機嫌とりができるようになったのに。

他人の機嫌はどうしようもない。そしてだいたい在宅ワークでの旦那の機嫌は悪い。はい、お手上げ!

旦那に限らず、同居人、ルームメイトや家族と暮らす場合も同様です。はいはい、お手上げ!

「今日の旦那、なんかイライラしてるっぽい。私が選んだ昼食がよくなかったのかな・・・」なんて不安になっていたのは初日と2日目まで。
3日目以降はさっさと回避。
ノイズキャンセリング完備のイヤフォンを両耳にぐいぐい押し込んで、仕事とネットフリックスと中国語学習に没頭することに。

そうしていると不思議なもので、旦那の機嫌も元通りになってるんですよね。気にしてた分だけ、私の心がもったいなかったんだな。

自分でできることとできないことの範囲を把握して、きっちり境界線をひいて。
こっち側は自分でできること、あっち側はもうどうしようもないこと。できる範囲のことだけを、少しずつやっていこう。

自己責任を放棄する

これもやっぱり前述の2点とガッチリ絡み合う部分なんですが。
「私のせいで」とか「私がもっと努力していれば」みたいな、いらん自己責任を勝手にしょいがちなのが日本人だと思うんですけど。いらんくないか、それ。

マンション封鎖は完全なる巻き込まれ事故案件だし、これから先さらに悪い事態に陥ったとしても、自分も周りも誰も悪くない。あえていうならタイミングが悪かった。ただそれだけ。

申し訳ないとか思わない。そう決めたら、繰り返しになりますが「どうしようもなかった」「寝て起きて生きてる自分、すごい! えらい!」以上。

前向きなあきらめる勇気に加えて、食い気味に思考停止でいいと思う。

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周りと比べない

1日1回、全員一斉PCR検査のためにマンションの外に集められるときに、ふと目に入るのは封鎖の向こう側。
隣のマンションは行動制限なんてなくて、その先の大通りには人もバイクも車も、たくさん行き交っている。

ツイ廃よろしくTwitterをはじめ、SNSにはどこに行って、誰と会って、何を食べたとか、分断されて手が届かない日常があふれかえっている。

うらやましい、と思う心までは正直に受け止めよう。でもそこから先へ進むと「なんでみんなは」とか「なんで私だけ」とか妬ましい感情が湧いてしまったら瞬間、強制終了。自分以外の誰かを妬んでドス黒い執着が膨らんだって、いいことなんにもないから。

執着は生まれた瞬間に手放す、キャッチ即リリースをよくよく練習しましょう。
周りと自分の状況は比べない。大丈夫、意外となんかいいことあるって! 何度も繰り返して、自分で自分のご機嫌とり。

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無理やりよかったこと探し

いつも通りのことができないマンション封鎖による行動制限。しかし、裏を返せば行動以外は制限なんかなんにもないわけで。

思考は脳内でどこまでも広がるし、オンラインで仕事できるし、ツイ廃はタイムラインにべったり貼り付いてるし、友達とチャットも通話も無料し放題だし。

アプリでネットショッピングしたら家の下まで届くし、食事もアプリで頼んだらいつでもなんでも食べられる。

今日は月末に受ける中国語の試験HSKのオンライン模試まで受けちゃったよ。あれ、結構できることあるじゃん。

つらいしんどいドン底みたいな状況だって、探せばなにかいいことあるよ。
海外ドラマ「ウォーキング・デッド」にもそんなシーンがあったこと、覚えてる人います?

というわけで。

前向きにあきらめて自分のご機嫌を最優先して、周りから全力で目をそらして今ココにあるいいこと探しを根気強く続ける。

このへんをぐるぐる繰り返すことで、非常事態でもなるべく快適に過ごせる心の持ち方をひっそりメキメキ鍛えています。


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