過敏性腸症候群が治った人のブログ。
はじめまして、星野リカです。私は現在専業主婦をしている一児のママですが、私は学生時代(主に中学〜高校時代)に過敏性腸症候群を患っていました。
当時はもちろん、病気が完治してからも人にこの病気についてオープンにしたことはなかったのですが、ツイッターを通して同じ病気を患っている人が沢山いることを知り、私の経験を打ち明けることに決めました。
おそらく多くの人が知りたいことは、”どうやって治したのか”にあると思います。なので最初のうちにお答えしたいと思います。
それはズバリ、考え方、生き方を変えたことにあります。やりたくないことを手放し、やりたいことを素直にやる人生に変えたのです。
それだけ?と思うかもしれませんが、本当にそれだけです。
もちろん私も、考え方を変えるだけで病気が治るなんて思ってもいませんでした。
実際、わたしも精神科でのカウンセリング、精神安定剤、食事療法など、世にある治療法は片っ端から試してきました。
しかしIBSが完治した今、問題だったのは『自分を縛りつけるような考え方や、自分の生きるスタンス』だったのだと、はっきりとわかります。
これに気づいたのは、20歳になって、アメリカに一人旅に行ったときでした。
アメリカでは、自分が知らなかった沢山の価値観に出会いました。
『こう考えてもいいんだ。こんな風に生きてもいいんだ。』アメリカ人は、実に多様な価値観の中で生きていて、他人からどう見られるかよりも、自分がどうしたいかを大切にしているようでした。
街を歩くアメリカ人たちはイキイキとしていて、『私もこんな風に生きたいな』と憧れのような気持ちを抱くようになりました。
それからというもの、私の中にも『自分を大切にする』という意識が芽生えてくるようになりました。押し付けられたルールにただ従うのではなく、まずは自分の心に問うてみる。
そうやって、アメリカ人の真似をして、自分の気持ちに従う勇気を育むことで、IBSの症状は緩和されていきました。
また、英語が話せるようになったことも、病気を治す一助になりました。
『他国の言語を吸収することは、文化を吸収することと同じ』だと言われていますが、私も英語を話している時はまるで別人に生まれ変わったような感覚がありました。
日本語を話しているときは、他人がどう思うかに常に意識が向いていますが、英語を話すときは自分がどう思うか、どうしたいかに自然と意識が向きます。
そのため自分を抑え込むことなく、自分の主張を貫くことができました。
このように他国の文化に触れたことで、私は大きな気付きを得ることができたのです。
生まれてからずっと私は、ルールに従うことがマナーであり、正しいことなのだと信じていました。親からもそう教育され、学校でも、従順な生徒として生きてきました。
しかし、アメリカの文化に触れたことで、『自分にも”気持ち”というものがあり、心に従った選択をしても良いのだ』ということがわかりました。
それからの私は、まるで生まれ変わったかのように違う人間になりました。
他人からどう思われるかよりも、自分がしたいことを優先する人間になりました。
その結果、過敏性腸症候群が完治したのはもちろん、人生を生きるのがとても楽しくなりました。
過敏性腸症候群を患っている人には、想像ができないかもしれません。でも、できるんです、治るんです。
治ることを諦めず、まずは自分を抑えつけるような生き方をしていないか振り返ってみてください。
ちなみに、私がIBSを完治した経験は、こちらの本にまとめています↓
Amazonからダウンロードできるので、ぜひみなさんも参考にしてみてください。
Twitter @healthyrika
私の体験談や、IBSを治すための考え方などを呟いています。自分もリカさんみたいに「治るんだ!」「治すんだ!」と決意した人はぜひフォローしてみてください。