残る気配へ
観たかった玉蔵院の桜は間に合わず、門を挟んで眺めていた。
細川麻実子さんによる「気配」の一部になり、無事に楽しく戸惑い、スリリングを味わえたひと時になりました。
関わってくださった皆さんに感謝です。
本番で流れと違う流れをつくり弄ぶ茶目っ気たっぷりな麻実子さんと、一緒にそれを楽しむメンバーで、気配を楽しみました。良い具合に崩れていく…でも、ひとつひとつ反応していく、身体の判断や戸惑いも含めて、受け止めていくことを味わいました。
戸惑いや移ろいつつも、何かを信じて突っ切っていくなかで、音も空間も観客も、施設内にずっとある物たちも、自分自身の境界線はあるのか、分からなくなる。
今日の細川麻実子さんの作品「気配」は、まだ4月10日まで埼玉会館で行われますので、ぜひ。
https://www.saf.or.jp/information/detail/93072/?fbclid=IwAR1t8cHtYMxxDnkJWVxpOe29iErWp22GgGco_AeGD0NDtItJO8nI41Jl860