冥王星の水瓶座入り~240年前の冥王星水瓶座時代からの考察
3月24日の0時25分ごろ、冥王星が水瓶座に移ります。
21日の春分の直後に起こるため、春分のホロスコープの内容も参照ください。
今年の冥王星の動き
冥王星が山羊座に入ったのは2008年の1月26日でしたが、その後逆行を開始し、同年6月14日には射手座に戻り、再び順行に戻って11月27日に正式に山羊座入りしました。
今回の冥王星は、この時以来14年4ヶ月弱ぶりに山羊座を抜け、水瓶座に入ります。
しかしやはり、今年の5月2日に冥王星が逆行を開始し、6月11日には山羊座に戻ります。
そして、24年の1月21日に太陽と一緒に冥王星が水瓶座に移ります。
なので、正確な冥王星水瓶座入りは24年の1月21日です。
今回の冥王星水瓶座入りは2ヶ月半ほどの短い期間になります。
1月に再び水瓶座入りすると、冥王星はその後20年間、水瓶座に滞在し続けます。
冥王星水瓶座時代とは?250年前を振り返る
冥王星は公転周期が248年です。冥王星が水瓶座に入るのはおよそ250年ぶりになります。
では、かつての冥王星水瓶座時代(1778年からの98年末までのおよそ20年)はどんな時代だったでしょうか。
この間起こった出来事で、冥王星水瓶座っぽいなぁと感じるものをピックアップしてみます。
ウイリアムハーシェルが天王星を発見(1981)
アメリカの独立(1783パリ条約)
イギリスがインドを植民地とする(1784)
フランス革命(1789-1794)
カメハメハ大王によるハワイ統一(1795)
また、1760年代から産業革命がスタートしたとされ、この期間もまるまる、産業革命に含まれます。
水瓶座は革命、変革、新技術を象徴しますので、
かつてのフランス革命や産業革命が冥王星水瓶座時代としては大きな特徴となります。
特にフランス革命はそのスタートから終了までの期間まるまる冥王星水瓶座の時代になります。
フランス革命はこれまでの封建主義を打倒して新しく資本主義、民主主義へと移行することに繋がった世界的な大革命です。
アメリカは、1776年、冥王星が水瓶座入りする直前にアメリカ独立戦争を経て独立宣言をしていますが、正式に独立が認められたのはパリ条約です。
また、水瓶座の支配星とされる天王星が発見されているのもまさにです。
また、この頃に誕生したハワイやインドは、ここから20年で大きな変革やリセットが起こりそうな印象があります。
その他にもナポレオンがイタリアやロシアに遠征したり、ヨーロッパはかなりがやがやしていました。
ここからの冥王星水瓶座時代に予想されること
240年前後前の冥王星水瓶座時代がとんでもない時代であったことはお判りいただけたでしょうか。
それでは、これからの20年間の、冥王星水瓶座時代はどうなりそうかを考察してみます。
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