クリスマスまであと13日!家の妖精ときつねのお話【絵本紹介】
こんにちは、ヒロです。
1日1冊クリスマス絵本を紹介します。
アドベントカレンダーのようにお楽しみください
10冊目は北欧の妖精「トムテ」ときつねの静かでも優しいお話です。
『きつねとトムテ』
ISBN:9784039611000
詩:カール‐エリック=フォーシュルンド
絵:ハラルド=ウィーベリ
訳:やまのうちきよこ
出版:偕成社
【ISBNとは本につけられている番号のことです。本を検索する時や書店での問い合わせなどに活用してください。】
どんな絵本?
雪で覆われます寒い冬の夜、農場の家ではツリーを飾りケーキを食べて家族でクリスマスを楽しんでいました。
そんな家から少し離れた場所では、お腹を空かせたきつねが農場のニワトリを食べようと忍びこんでいました。
そこへ長い白髭をたくわえ赤い帽子をかぶった妖精「トムテ」が現れます。さて、トムテは何をするのでしょうか。
おすすめする理由は?
トムテ(ニッセやノームとも呼ばれます)は、北欧の家の妖精です。
人間には姿が見えませんが、家に住み人間や動物の暮らしを見守り幸運をもたらうと言われています(諸説あり)。そして、人間はトムテのためにクリスマスにお粥をつくる習慣があります。
日本でもクリスマス飾りとして、トムテの人形やイラストが使われていて「見たことはあるけれどあまりよく知らない」という印象があるのではないのでしょうか。
サンタクロースやトナカイだけではない、世界のクリスマス文化を知ることができる面白い絵本です。
ヒロでした。