Transformerは汎用型AIの先駆けとなるか
皆さんはターミネーターをご存知でしょうか?
そう、あの"I'll be back"で有名なハリウッド映画です。
あそこではAI搭載型アンドロイド達がわんさか登場し、人類に反乱をしていましたが、本当にそのようなことは起きるのでしょうか?
今回はその点についても少し関わる論文のご紹介です。
この記事を読まれた方には以下のメリットがあります。
・巷で言われている汎用型AIのレベルとその技術力について知り、現実的なAIのレベルについて理解ができる。
・Googleが開発した有名なモデル"Transformer"を知ることで、ビジネスでどこまで活用できるかが具体的にわかり、会社で企画が可能になる。
・各AIモデルとその分野についての偏見がなくなり、どのモデルでもビジネス活用が見出せるようになる。
それではさっそく参りましょう!
汎用型AIと特化型AIについて
今回ご紹介する論文は"Pretrained Transformers as Universal Computation Engines"、直訳しますと「ユニバーサルな計算エンジンとしての事前訓練済Transformer」についての論文です。
ユニバーサルな計算エンジンとしてって何?と思うでしょうが、これは単に専門分野だけでなく他の様々な分野で活用できる計算エンジンとして機能するかどうかというお話です。
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