日本は後進国である-昨今のビジネス界隈を見て-
SNSでエンジニアの方が写真のような呟きをされているのを見てふと思いました。
そうなんです。
最近教育しかしない(できない)エンジニアばかり湧き出ているんですよね。
いや、それも大事ですけど、ぶっちゃけ楽でボッタクリできるからやってるんでしょうね。
最近のエンジニア資格における必須の割高な認定プログラムや、今YouTubeで謎なコンテンツを売り始めて案の定叩かれてる某アカデミーを見ていてそう思いました。
もちろんビジネスは需要と供給で成り立つので、需要があるならやるべきだと言う人もいるでしょうが、「それしかできない」人があまりにも多くありませんか?
SNSを開けばエンジニア系でも呟く人の殆どが
・フリーランスで人生変わった
・君もできる
・だから僕のアドバイス聞かない?
みたいな感じでコンテンツ売ってるの多くて辟易します。
これって、本質はマルチとなんら変わらないビジネスで、生産的な価値は生み出していないことに気付いてないんでしょうね。
普段なら対岸の火事として見るんですが、これよくよく考えてみると、10年以上前から日本のビジネスリテラシーが変わっていない(低いまま)んですよ。
これって非常に恐ろしい事で、さらに紐解くと最近日本で起業家名乗ってるビジネス系YouTuberって、基本詐欺か囲い込み戦略まっしぐらのオンラインサロンをするぐらいで、結局「で、あなたは何を成し遂げたの?」って質問に答えられないような情弱ビジネスばかりする人しかいないんですよね。
それはつまり、稼ぐためにしか動けていないってことで、世界と比較するととってもレベルが低いんですよね。
今テスラの株価爆上げでイーロンマスク氏が世界一の富豪になった等が取り沙汰されますが、お金はぶっちゃけ副次的なものでしかないわけで、結局日本のイーロンマスクっているの?日本のジェフベゾスは?日本のスティーブジョブズは?って言った話題にならずにただお金持ちすげーって話題にしか発展しないのも日本のレベルの低さを物語るんでしょうね。
昔はもの作りの日本って言われてたらしいですが、今はアジアでも事実上の後進国になってることにも気付いていない人も多いので、非常に悲しいです。
果たして、そこに気付くのは誰なのか。
ちなみに、よくある締めくくりで「それは未来ある若者に託された」的なことを言う人は僕は嫌いで、僕自身も言わないようにしているんですよね。
だってそうやって他人任せにして、自分の利益しか考えられないような人しかいなくなったからマルチ的なビジネスが未だに日本に蔓延ってるし、生産的な価値を生み出せる起業家よりも情弱ビジネス丸出しな人がメディアに登場している始末なわけですし。
ということで、改めて気を引き締めて自分も出来ること、スキルを磨いていきます。
また日本が本当の意味で進歩すると良いですね。