台湾在住星野リゾートスタッフによる台湾旅行Tips第1弾 - 早朝夜間フライトを攻略!快適な移動手段
金曜日、仕事終わりにそのまま台湾旅行、したいですよね。小籠包食べたいですよね?ウリボも実際日本に住んでいた頃にしたことがあります。LCCの夜間便ありがとう!
LCCが発着する桃園空港は台北市から少し離れているので、「深夜や早朝に空港からどうやって台北市内に行くの?」という疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
今日はそんな疑問にお答えする、便利な交通手段をご紹介します。
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今日の中国語:航廈
意味:ターミナル
発音:ハン(↑)シャ(↓)
大事なので例文:
第1ターミナル=第1航廈(ディーイーハンシャ)
第2ターミナル=第2航廈(ディーアーハンシャ)
夜間早朝の交通機関はずばり!
バスです。「国光客運」というバス会社が台北駅の横にあるバスターミナルから桃園国際空港までの区間で24時間バスを運行しています。
所要時間は直行便(1819)だと約55分、途中空港近隣のバス停に止まる経由便(1819B)だと約70~80分です。夜中に乗ると道路が空いているため、もっと早いこともあります。
時刻表(2025年1月8日時点)は以下のような感じで、15分~30分に1便くらいで、1日中運行しています。週一〜五行駛と書いてあるのは平日限定なので注意。
金額は、4列シートバスだと片道133台湾ドル(約639円)、3列シートバスだと164台湾ドル(約788円)というお安さ。
台湾のSuica的な存在である悠遊卡(ヨウヨウカー)を持っていれば、それで直接乗ることもできます。
もしタクシーに乗ると1500台湾(約7208円)ドル前後かかってしまうため、お財布にも嬉しく、その分おいしいものが食べれますね。
このバス、ウリボが20年前くらいに台湾留学していた時から車体が変わっていない気がするので、かなり年季は入っていますが、便利さがお値段以上なので、目をつぶってください。(古いのでWi-fiはありません)
乗車場所にご注意
台北駅の周りには大きなバスターミナルが2つあります。
一つはこの「国光客運」専用のバスターミナルで、台北駅の東側にあります。
もう一つはその他の大型バス発着ターミナルで台北駅の北側にあるQ-Squareというショッピングモールの中にあるものです。
Googleマップでバスターミナルと検索すると、Q-Square側が出てきがちですが、「国光バス」と入力するか、このリンクから探していってくださいね。
予約は必要?
予約は不要です(できないです)。カウンターも24時間開いているので、その場でチケットを買い、次のバスの時間を案内してもらいましょう。
悠遊卡を使う場合は、乗るときと降りるときにピッとすればOKです。
もし万が一いっぱいの場合は次のバス、ということになりますが、ウリボは今のところ乗れなかったことはありません。
桃園空港MRTはどう?
台北駅か桃園空港へはMRT(地下鉄的な電車)も運行しています。
MRTの快速の場合所要時間は大体40分くらいで、台北駅から空港行きは始発6:07発、終電23:07発。空港から台北駅行きは始発5:59発、終電22:58発。普通の場合は途中に止まる駅が多くなり、53分ほどかかります。
料金は150台湾ドル(約721円)なので、バスとそこまで変わりません。こちらは電車が新しく、Wi-fiもあります。
時間ギリギリを攻める派のウリボ的には、桃園空港8:30発以降の飛行機に乗る予定であれば、快速の始発でもなんとか間に合います(空港が混んでいる場合、ちょっとドキドキします)。
安心感を持ってご旅行されたい朝便の方は、バスがおすすめです。
ぜひバスとMRTを使って、台湾旅行を満喫してくださいね。
ではまた次回。再見!88(バイバイ)
私のプロフィール
2012年、星野リゾートに入社し、星のや軽井沢で2年サービスチームとして働く。軽井沢ライフの楽しみはトンボの湯とピッキオの生態アクティビティ。ムササビについて謎に詳しい。
その後、マーケティングチームに異動をし、リゾナーレや星のやのマーケティングなどを担当。
飛ぶように過ぎた7年後、海外施設運営をサポートするチームへの異動を経て、星のやグーグァン現地へ異動。台湾のおいしいものに囲まれて、この3年で物理的に大きく成長中。