【プロダクト紹介】 OMO(おも)ポイント
こんにちは。採用担当の高田です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今回は、現在稼働中のプロダクトの1つ OMO(おも)ポイント を紹介していこうと思います。
■ ビジネスユースの顧客獲得 & グループ内施設の周遊性を高める 重要プロダクト!
--- OMO(おも)ポイントの概要を教えて下さい
高江洲:OMOポイントは、OMOブランドのホテル利用時に宿泊料金に応じてポイントが貯まるポイントシステムです。
2021年に他ホテルチェーンから事業譲渡を受けた際に、グループ内のホテル件数も増えビジネスユースの顧客との接点が増加、それをうけて顧客ニーズの高いポイントシステム導入がすぐに決定しました。
ポイント利用方法は、10,000ポイント毎に弊社が既に提供している宿泊ギフト券と交換して利用できます。この宿泊ギフト券は星野リゾート全施設で利用可能です。
重要な点は、ビジネスユースの顧客に対してOMOポイント・宿泊ギフト券を利用頂くことで、旅館系などの他ブランド宿泊施設の利用を促すことができる点です。
--- ビジネスサイドから要望を受けたときはどう思いましたか
盛林:その時は、とにかく頑張ろうという気持ちしかなかったですね。
開発期間途中で、1年に1回ある全社戦略共有の場がありました。
そこで「各ブランドを強化して、ブランドの越境利用を促そう!」と説明を受けたときは、
「このプロダクトは戦略に則った重要なプロダクトだ!」というのを改めて感じました。
■ アジャイル開発での当たり前を実装
--- 開発する上でのこだわりポイントは?
盛林:今後の発展も十分考えられるプロダクトでしたし、アジャイル開発で細かいイテレーションを刻むので、CI/CDの自動化はこだわりました。
ただチーム自体にはその知見をもっているメンバーが居なかったので、話し合いを中心にチーム学習をし、社内メンバーや協力会社の方たちと壁打ちをしながら実装しました。
そのおかげもあって、AWS CDK上にきちんとコード管理されたインフラを構築することができました。今思えば当たり前ですが、ボタンひとつで更新をかけたり同じ環境を複製できるのでとても便利ですし、何よりも安心です。
野口:私がこだわったのは、他プロダクトとの連携ですね。特に会計ソフト周りはいかに作業される方の負担を減らせるかを考えて、API連携をするべく周辺プロダクトの読み込みもしました。エンジニアチームで横断的に知見をシェアする場も設けられているので、そこで詳しいメンバーに質問をして繋ぎこみました。
■ 事業会社ならではの顧客目線のフィードバックと距離感の近さ
--- フィードバック体制はどのような感じでしたか?
野口:スクラムを採用しており、スプリントレビューで吸い上げることが多かったです。 マーケティング部門の方からの事業者目線 / 顧客目線のコメントをいただけるので、自分自身では出来ない多角的な見方を知ることができたのが新鮮でしたね。
細かい確認事項は、chatベースでタイムリーにコミュニケーションがとれたので手がとまることなくストレスフリーに開発ができました。こういうときに、フラットな組織文化のありがたみを感じますね。
■ リリース後に、いろんな反響が!
--- リリース後はどのような反響がありましたか?
高江洲:マーケティング担当の方が、定期的にOMOポイントの取得状況や宿泊ギフト券変換情報を下さるので「ちゃんと使われてる!」という喜びを感じています。
野口:それともう一つは、社内の反響です。
前にもお伝えしたのですが会計周りの繋ぎこみにこだわったので、財務系のスタッフにとても感謝されました。数字の結果も嬉しいですが、目の前の人に喜んでもらえたことの方が私は嬉しかったです。この開発をきっかけに、社内の方から「これできたりする?」という声を直接いただく機会も増えてきています。
今後も、ビジネスサイドや現場の人に喜んでもらえるようなプロダクトを作っていけるように頑張っていこうと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回はOMOポイントのプロダクト説明を交えながら、事業会社ならではの開発の現場も少し紹介いたしました。今後もプロダクト紹介記事を執筆して行こうと思いますので、興味ございましたらnoteフォローよろしくお願いいたします。
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