導師イオンとして扱われている夢
自分の身体が導師イオンの身体を形作っていることを私は知っている。
私の目の前で、私の知っている(であろう)女性が独裁政治的なことを行っている。後ろからぼんやり見ている。
女性が振り返り「イオン様。今のでよろしかったですか?」と訊かれる。
「……何故、それを僕に訊くのでしょう。あなたがいいと思ったなら、それでいいのですよ。それに僕は……僕は導師イオンではない……」
私の言葉に満足した様子の女性は、私の最後の消え入りそうな声を耳にしたかどうか定かではない。
*
テイルズオブジアビスという作品から影響を受けた夢です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?