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人生における趣味の話

無難に趣味の話でもしよう。

自分は小さい頃からアニメや漫画が好きだったのだけど、多分両親が一般的な範囲で娯楽を楽しむ人達だったからなのだろうと思う。

人生で一番影響を受けたもので考えると結構たくさんある。
なので、思い出しながら今までの心の支えになってきたものの話をしたい。
始めに書いておくと、多少なり腐女子やコスプレというものに触れるので、もし苦手な方はご注意。



セーラームーン

殆ど記憶がないのだけれども、小さい頃はセーラームーンにハマっていたらしい。
セーラージュピターが大好きで、ポニーテールが出来るくらい髪を伸ばして、母が見付けてくれたまこちゃんっぽいヘアゴムを付けていたそうだ。

余談。
先日母から、「あの時あんたが好きで集めてたセーラームーンのカードコレクション、結構いい値で売れたよ」と連絡があったが、30後半になった子の幼い頃の宝物(本人すら忘れている)を大切に取っておいてくれていた事に感謝したい。
次の持ち主の子にも、良い夢を繋いでくれてありがとうしかない。

ダイの大冒険

戦闘ものが永遠に好きなのは、根底がダイの大冒険で出来てるからだと思う。
当時はヒュンケルが大好きだったが、この年齢になって見返してみると、バランの「不器用な父親の愛情」が死ぬほど心に刺さる。
あとクロコダインさんめっっちゃ好き。フレイザードは今でも良いキャラデザだと思っているし、メドローアには少年の夢が詰まっている。
いやもう皆好き。令和になって少しの間だけでも、スマホアプリでダイの大冒険が遊べたのめちゃくちゃ嬉しかった世代です。再アニメ化の時は泣いて喜んだ。
名言が多過ぎる作品だと思っている。

あと、ボロボロになるまで戦って血反吐を吐く男たちが今でも癖なのは、やっぱりここから来てるんだよなぁと思う。

スーパーマリオワールド

SFCのゲームでめちゃめちゃやり込んだ。
全クリできた事はあるけど上手くはない。
ヨッシーのシステムとか、ドット絵の全てとか、システムとか音楽とか全部好きだと今でも思ってる。
ゲーム実況で流れてくるとつい見てしまう。

クロノ・トリガー

ゲームってこんなに凄い事出来るんだ…???となった作品。
子供の頃には理解し切れて居なかったが、今解説動画やゲーム実況を見ているとまだまだ知らない事が多くて驚かされる。
名曲も多過ぎる。風の憧憬は当時目覚ましにしていた。
続編は毛色が違いすぎて驚いたけど、個人的には好きだったな。

ONEPIECE

人生が狂ったのはここから。
いわゆる腐の道に落ちてしまった、それはもう綺麗に底なし沼に笑顔でダイブした。
詳しくは語らないけど、ゾロは本当に罪深い男だと思う。
大分巻数が増えた時に、うっかり最新巻を2冊買ってしまってから買うのをやめていたけど、話自体は気になっているのでいつかまた買って追い掛けたいと思う。
うろ覚えだけどノロノロビームまでは覚えてるから、そのへんでコミック間違ってしまったんだろうな。次は電子書籍にする所存。

pop'n music

ゲーセンなんて近くにない田舎民だったが、ポップンミュージックは近くの万屋みたいな店にかなり古い型(4とか)が置いてあり、こつこつと遊んでいたら需要があると思われたのか少しだけ新しい型(確か8)を置いてもらえた思い出。
DeuilとDes-ROWに魂を狂わされた記憶があり、特にムルムルさんには本当にいろいろな意味で掻き立てられた。厨二病的なあれを。
電車もないような田舎民が、どうしてもムルさんのライブに行きたくて、叔母に頼み込んで東京まで連れて行って貰ったのだ。
恐らく中学〜高校の境目?の頃だったように思う。

大半の人には何とも無い事だろうが、私にとっては夜もたくさんの輝きに溢れていて、グラマラスなお姉さんやピアスだらけのお兄さんがそこかしこを歩いているその場所は、全く知らない世界だった。

で、ここでコスプレに目覚める。
まだ当時はウィッグなんて無かったし、衣装屋さんなんてものもメジャーでは無かったので、既製品をこねくり回したり、知人の家族が着物を縫えると聞けばお願いしたりと、色んな経験をした。

家庭教師ヒットマンREBORN!

流行りものが好きじゃないと言う理由で遠ざけていた筈が、結構巻数が進んでから急に気になって読み始めた。
ギャグ路線だったのにジャンプ王道のバトルものにシフトしていく中、特に心の機微に訴えかけるようなセリフの一つ一つや、みるみる上達する画力で表現される美麗なキャラクターに引き込まれていったのだと思う。

コスプレに目覚めていた事もあり、気が狂ったようにめちゃくちゃコスプレしていた。人生で一番コスプレした作品。
イベントに参加したり、合わせに行ったり、毎月どころかほぼ毎週コスプレしてたのでは?という時期。

仲良くなった友人は皆隣県だったので、週一で隣県に車を走らせ、友人と語り明かしたり宅コスしたり、それで翌日帰って来てそのまま仕事に戻ったりと、今思えば体力の化け物だった。
何せ、この上サークル活動もして原稿にも取り組んでいた。若さって凄い。
多分19〜21くらいの頃で、ここが自分の全盛期だったのだろうと今でも思う。

ここでぱったりとコスプレはやめた。
良くも悪くも界隈のいろいろな面を見た、と言うのもあるが、今となってはここですっぱり終われて良かった。今振り返っても何の悔いもない。

あと、何故かここで逆NLに目覚めて性癖を更に拗らせた。

黒子のバスケ

色んな性癖をこじ開けられてしまった作品。
流行りものが好きじゃないと言う理由で遠ざけていた筈が以下同文。
自分はどんなジャンルでも「強い男」が好きなのだなと気付かされた。

黒バスのイベントは当時ちょっとした事件があったりしたけど、現地で見る事が叶って良かったと思っている。
田舎民が勇気を出してよく上京した。偉い。
当時買ったTシャツはもうバリバリになってしまった。

ドラマCDが聞きたくて、DVDを必死に集めていた思い出。
あと色シリーズとかで名前揃えられるのに弱いんだな、という気付き。

刀剣乱舞

人生初の2.5次元に踏み込むことになった作品。
もう審神者はやめてしまったけど、気が狂ったように周回していた。自動化の無い時代。
魅力的なキャラクターが沢山居て、今でも増え続けていて本当に凄いなと思っている。
実物が見たくて、人生で初めて美術館めぐりなんてしてしまった。
福岡に行ったのもとうらぶが初めてだ。
部屋から出たがりもしなかった田舎者が自発的に計画を組んでお金を貯めて遠征しようなんて、それでミュージカルや舞台を見ようなんて、こんなに人は変わるものなんだなぁとしみじみ思う。

アニメの出来も良かったなぁ。
それで、活撃刀剣乱舞の映画をかれこれ6年以上は待っている気がするんですが、自分が生きている内に実装されるんだろうか?

ポケモン剣盾

ポケモンは初代金銀くらいしかまともにやった事が無かったのだが、友人がどうしてもと勧めるので借りてみたら、自分が知っている世界とはまったく違いすぎて「何が起こっている?」となった。
30過ぎた人間が、ゲームでこんなに感動する事あるのか?というくらい全てが全て新しくなっていて、それでいて脈々と受け継がれてきた何かも感じられる。
通信ケーブルなんて不要で世界中の人からポケモンが送られてくる。
科学の力ってすげーだよ本当に。

ちなみに、やっと最近ストーリーのダンデを倒せました。
こんな話だったのね。

最近はポケマスをコツコツやっているのと、剣盾があまりにも良すぎた&最近のアニポケが良すぎてスカーレットも買ってしまった。
人生死ぬまで修行過ぎる。最高。

ジョジョの奇妙な冒険

今の沼。
自分でも何で令和の今?と思うが、今だからこそ得られる楽しみもあってとても楽しい。
ありがたい事に、自分が好きになってからジョジョワとか言う素敵なイベントが催されたりして、ちょこちょこ足を運んだり、最近だとミュージカル化したりして本当に幸せなジャンル。

実家に帰省する新幹線ではいつもNetflixで視聴している。
オラオラジオSでおたより読んで貰えて爆発四散した。人生の運を使い果たした感すらある。
三部の絵が一番好き。六部のアニメで号泣し過ぎて顔が土偶になった。

今の自分の支えになってくれてありがとうしかない。


なるべく長くならないように、と思ったのに結構書いてしまった。
ざっくりだけど、こう言う要素が人生の根底にあって、
一緒に考えたり成長したり、時に失敗して泣いたり、辛い思いをして学習したり、楽しい時間を一緒に過ごせる友人を作れたり…という経験につながっている。

自分の人生はアニメ漫画ゲームに支えられ過ぎているな、と思う。
とてもありがたいことだ。
きっと、これが好きだと言えなかったら、自分には他に好きになれるものは無かっただろう。

いつかまた、違う作品や、別の視点からも語りたい。
書き出して気付く感情もたくさんある。

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