【レビュー】ドラえもん のび太の宇宙開拓史
party parrotで遊んでたら遅くなりました。レビュー第二弾はのび太の宇宙開拓史!
それでは行ってみよう!
はじめに
このレビューはネタバレを含みます。
また筆者の脳内には水田わさび氏のドラえもんを含みません。
あらすじ
のび太の部屋の畳が突然宇宙船とつながった!
扉の先はコーヤコーヤ星という開拓民が暮らす星。
そこで出会ったのは、心優しい少年ロップルと、もふもふピンクのメンヘラ小動物チャミー。
すぐに友達になるのび太だったが、その星ではガルタイト鉱業という(本当の意味での)ブラック企業が暴れまわっていた!しかも星を木っ端微塵にするという。
地球より重力が小さいことに気づいたのび太たちは、スーパーマンとしてガルタイト鉱業の悪事を止めるべく立ち向かう!!
感想
宇宙開拓史は、ドラえもん映画の中でもあんまり見ていない方で、多分これが3回目くらい。ストーリーも、宇宙小戦争やアニマル惑星とごっちゃになっている部分が多くて、結構新鮮な気持ちで見れました。
ストーリーとしては、重力のおかげでスーパーマンになったのび太とドラえもんが悪を倒す勧善懲悪一本道!とは言えクライマックスでは様々な問題が次々と降りかかり、それをひみつ道具や友達の活躍によって切り抜けていく疾走感はとても見ていて楽しい!
特に好きなのは、しずかちゃんに説得されてなんだかんだ最後は助けに行くスネ夫とジャイアン!いじめたりのけ者にしてても、のび太のピンチにはちゃんと駆けつけてくれる、単純だけど純粋な友情がやはりこの二人の魅力よね💪
あとのび太の恐竜に引き続き、序盤に出てきたひみつ道具でピンチを切り抜けるという伏線回収で、クライマックスを盛り上げてくれました。しかも、のび太じゃなくてロップルが道具を使うのがいいね!メンヘラ小動物以外全員見せ場があったなぁ。
最後の、畳と扉がゆっくり遠ざかっていく場面。
ここも今までの回想を入れながら、のび太は貰った雪の花を振り、クレムは教わったあやとりを…ってあれ?ここでクレム!?
(クレムはロップルの妹さん)
いやそこはあれだけ友情を育んだロップルが出てくるシーンじゃないの??
と思ってもう一度見直してみたら、回想シーンもなぜかロップルよりクレムとのび太のシーンの方が多いんですね。
うーん、なんでだ?
今作のゲスト主人公は間違いなくロップルだと思うんだけど、最後で謎のクレム推しはスタッフの仕業なのか??
もしかすると、のび太とロップルがもっとイチャイチャする未公開シーンなんぞがあったりするんですかねぇ。
ちょっと良く分かりません🙄
でも武田鉄矢が流れたんでオッケーです👍
総評
最後思わず突っ込んでしまいましたが、のび太を助けに来るジャイアンのシーン大好き人間なので、この映画もとても良かったです!
のび太の恐竜よりテンポも良かったしね。
やっぱ変にひねくれたストーリーよりも、純粋な友情は強いね。
小ネタ1
今作はSTAR WARSのオマージュがよく出てきます。
最初の、ロップルの宇宙船がガルタイト鉱業の船から逃げるシーン、STAR WARS ep4の冒頭シーンのオマージュだし、コーヤコーヤ星も惑星タトゥイーンをモデルにしてますよね。
そうなるとトカイトカイ星のモデルは惑星コルサント!?と思ったけど、コルサントが初めて出てくるのは83年公開のep6(しかも一瞬)なので多分違いますね。むしろSTAR WARSがドラえもんを参考にした可能性が…!?
小ネタ2
劇場版で初めてジャイアンのガキ大将の歌が登場!
ちなみにあの曲、「俺はジャイアーン、ガキ大将~」の後もちゃんと歌詞があるの、ご存知でした?
小ネタ3
どうでもいい話ですが、畳の裏が怪しいと踏んだパパとママが畳をひっくり返してネズミが出てくるシーンあるじゃないですか。
あれで誰よりもドラえもんが怖がってるの、とばっちりすぎて見ながら爆笑してしまいました。
多分一番笑った、最高w
最後に
ここまで読んで頂いてありがとうございました!
次は「ドラえもん のび太の大魔境」でお会いいたしましょう!