【音楽まとめ】MY BEST SONGS 2022 [100位⇒81位]
毎年恒例(!?)となった年間ベストソング企画。前回は「もうすぐベスト100」と題して惜しくも100位から漏れた20曲を紹介したが、ここからは100位~81位の曲をMVまたはSpotifyリンクと共に紹介しよう。
■100位 bubble / LEGO BIG MORL
そのタイトルや《これは現実なんだっけ?》の歌詞が示すように、どこか幻想的で浮遊感のあるサウンドメイクに、現実を忘れて楽曲の世界へと引き込まれる。メンバーの演奏シーンがないMVはバンド史上初とのこと。
■99位 DUMB / Northern19
Northern19ならではの美しいメロディ。そのメロを踏襲するギターソロ。モッシュやダイブするような曲だけがNorthern19じゃない。そう思わせてくれるパワーポップソング。
■98位 syasou / SHIMA
オレンジレンジ「以心伝信」味のあるサビ含めて、SHMAらしいめちゃくちゃポップなメロディと、笑顔と爆笑が交差するSHIMAのイメージをいい意味で覆す、センチメンタルで胸に迫る歌詞に注目。
■97位 いいんじゃない? / FEED BACK CYCLONE
個人的に“令和のWINO”と期待していたFEED BACK CYCLONEのラストEP収録曲。解散前のリリースとは思えない、華のあるナンバー。惜しくも解散してしまったが、またいつかライブハウスで躍動する姿を見たい。
■96位 明日へと / BUZZ THE BEARS
約2分で駆け抜ける、BUZZからの応援歌。ストレートに背中を押す力強いメッセージに熱いコーラスワーク、そして綺麗なメロディ。これぞライブ映え必須な良曲。
■95位 Papersky / Survive Said The Prophet
TVアニメ「東京24区」オープニングテーマ。日英両言語入り混じる歌詞、ポップさとスケール感が同居するメロ、さらにはデスボイスまでも投下するなど、カオティックでありながら聴き心地抜群。
■94位 ハッピーサプライズ / なにわ男子
ぶっ飛んだ曲も乗りこなす、ミリオン常連なSnow manやクールなイメージで音楽的に「カッコいい」ジャニーズを牽引するSixTONESに対し、王道キラキラソングで勝負するなにわ男子の真骨頂ともいえる楽曲だ。ちなみに私は大橋担。
■93位 Hey! Stay by my side! / Dizzy Sunfist
Dizzy Sunfistにとって2022年唯一の配信シングル。新たにメイ子(Ba)がメンバーに加わり、3人で作った初の楽曲とのこと。《Hey! Stay by my side!》というタイトル、そして歌詞には、メイ子、そしてファンへの想いが込められているのかもしれない。
■92位 Fat Mike's on Drugs(again) / Less Than Jake
薬物依存から脱却したNOFXのフロントマン・Fat Mikeへの愛とユーモアを交えたLess Than Jakeの爽快なスカナンバー。どんなテーマでも「陽」にできるのがスカの魅力。
■91位 UTAGE / ケツメイシ
1ボーカル2MCという3種類の声が入れ替わり立ち替わりで主役を張り、リズミカルに展開していく、これぞケツメイシなパーティーチューン。
■90位 Christmas is All Yours / Keishi Tanaka
keishiくんのクリスマスナンバー。温もりを感じるホーンとkeishiくんの優しい歌声に包まれて、外は寒くても心はぽかぽか。暖炉のある部屋で大切な人と聴きたくなる一曲。
■89位 Crawl Away / FEMM
FEMMは、RiRiとLuLa による、意思を持つ2体のマネキン・ラップ・デュオ。以前、J-POPヒット曲のカバーアルバムが個人的大ヒット。そこからずっと気になる存在だったが、エレクトロなサウンドとどこか人工的ながらもなぜか感情を刺激する歌声が魅力的。
■88位 アナザーラウンド / ナードマグネット
《何度でもやり直そうね 最高の人生にしようぜ》と聴く者に力を与えるポップソング。スピッツの影響も感じられ、スピッツ好きはニヤリとしてしまうのでは。
■87位 All The Small Things / Someday's Gone
綺麗なメロディにラップ、ユニバース感のあるサウンドとバラエティに富んだ構成。特にサビの部分に強烈なFRONTIER BACKYARDの匂いを感じたが、確認したところ本楽曲のプロデューサーはTGMXさんということで、納得。同郷の先輩と後輩で作られた曲になるが、これ以前にSomeday's Goneは久楽陸(FedMUSIC)、渡邊忍(ASPARAGUS)プロデュース曲をリリース。2000年代の邦ロックシーンに夢中だったリスナーにとって嬉しいコラボを生み出している。
■86位 Tissues / YUNGBLUD
最初にどこで触れたのか記憶が定かではない(TikTok?)のだが、閉塞感を打破する、若いエネルギーに満ちた歌詞とその想いを増幅するようなポジティブで力強い80sサウンドが癖になる。
■85位 Elpisのテーマ / 大友良英
ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』メインテーマ。曲を聴くだけでドキドキする、というのは主題歌(オープニングやエンディング)や挿入歌ではいくらでも思い浮かぶが、いわゆるメインテーマで、というのはちょっと久しぶりかも。
■84位 TV MUSIC SHOW / ビレッジマンズストア
メンバー全員が真赤なスーツで揃え、水野ギイは白い羽のド派手なショールをまとう。ビジュアル面でのインパクトも大きい彼らだが、「TV MUSIC SHOW」は見た目に負けじと強い曲だ。明日や未来についてどうこう言う外野に《うるせえよ》と一喝する。8PMの音楽番組(かつてのMステ?)も見れず、《最新は僕に語っていない》と、今の時代と乖離する自分自身を歌っている、ように感じられる。
■83位 冷やし中華終わっちゃった / カネコミレン
めちゃくちゃおしゃれに仕上がっているサウンドに乗せる歌詞が《冷やし中華終わっちゃった》。「はじめました」でお馴染みの冷やし中華をピックアップして《終わっちゃった》と歌う作りがユニーク。食べてないのに終わっちゃった冷やし中華=ひと夏の恋の終わりを描く、という点も面白い。
■82位 Silhouette / DOPING PANDA
帰ってきたぞ俺たちのDOPING PANDA! 新たなアンセムとなりうるキャッチーなダンスナンバーは、復活後の無限大ダンスタイムでも必須の一曲になりそうだ。以前のドーパンは英詞メインで、後期には日本語詞も取り入れていたが、フルカワユタカとしてのソロ活動を経て、自身の楽曲にナチュラルに日本語詞を乗せるというスキルが磨かれたように感じる。
81位 ■EDGING / blink-182
BLINK-182が2015年に脱退したTom DeLonge(Vo/Gt)を再び迎えリリースした曲。ポップパンクの気持ちよさを抽出したような、耳馴染みのいいボーカルと迫力のドラミングのコンビネーションが最高。
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