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【音楽まとめ】MY BEST SONGS 2022 [80位⇒61位]

毎年恒例(!?)となった年間ベストソング企画。今回は80位~61位の曲をMVまたはSpotifyリンクと共に紹介する。

選定基準は以下の通り。
・基本的に2022年リリースの楽曲からチョイス
・1アーティストにつき1曲まで。ただしコラボやフィーチャリングの場合は例外あり
・意義や技術より「好き」優先
なお、便宜上順位を付けてはいるが、特に30位以下の楽曲はそれこそ聴くたびに順位が変動しそうなレベルなので、参考程度にとどめていただければと。

■80位 Video Games / Bite Me Bambi,Louser

アメリカのスカパンク・バンドBite Me Bambiによる、ゲーム音楽をフィーチャーした軽快かつ爽快なスカパンクナンバー。身体が勝手に動き出すとはまさにこのこと。ユーモアもあってこれぞスカパンク!


■79位 惑う糸 / 菅田将暉

これまでリリースしてきた菅田くんの楽曲とは歌い方からして毛色が異なる、Vaundy作詞・作曲のシングル。胸にグッと迫る、どこか悲しく寂しいメロディがたまらない。


■78位 週休8日 / Lucky Kilimanjaro

《週休7を超えて8 いいから休んでいこう》と歌う、Lucky Kilimanjaroらしい朗らかで楽しいオシャレソング。ライブでも常に楽しそうにパフォーマンスする彼らのエッセンスが詰まってると言ってもいいかもしれない。


■77位 紋白蝶 feat.石原慎也 (Saucy Dog) / 東京スカパラダイスオーケストラ

Saucy Dogを敬遠していた自分にとって、ある意味石原くんとのファーストコンタクトかも。苦手かなと思っていた彼の歌声がめちゃめちゃ素晴らしくて、スカパラサウンドとの相性もバッチリ。一気に引き込まれてしまった。


■76位 ルーズ / 一寸先闇バンド

高円寺代表・一寸先闇バンドのEPタイトル曲。おーたけ@じぇーむず(Vo/Gt)の、影のある陰な歌声が曲にうまくハマっている。明るくなんてできない、どうせなら底まで沈みたい、そんな気分のときに、共に堕ちてくれる曲。


■75位 Melody / 8LOOM

ドラマ『君の花になる』内のボーイズグループがリアルにリリースした楽曲。友人がカラオケで歌ったせいで(?)耳に残り、気づけば何度も繰り返し聴くようになってしまった。思わぬ出会いだが、触れる前から「これは自分の趣味じゃないな」と弾くのはもったいない…そんなことを思わせてくれた。


■74位 アイウエ / MAISONdes,美波, SAKURAmoti

アニメ『うる星やつら』オープニングテーマ。作品自体は2話で離脱してしまったのだが、このテーマ曲とオープニング映像がめちゃくちゃマッチしていて、映像と曲、両方の力でランクイン。


■73位 SEE THRU / Re:name

大阪北摂発スリーピースバンドによる、洋楽の香り漂うポップネス炸裂な一曲。言葉を区切らず滑らかに、流れるように歌うことでグルーヴ感もマシマシに。


■72位 ロックスター / Tele

2022年、注目株に躍り出た谷口喜多朗のソロプロジェクト「Tele」。「ロックスター」というタイトルの、めちゃくちゃポップなこの曲は、サビでの《ああ、ロックスター》の高音にどうしようもなく惹かれてしまう。


■71位 コッペパン・ラブ / 山口琥珀

現役大学生・山口琥珀(卒論提出おめでとう)がリリースした、夜中にベッドの中で聴きたい癒しボーカルな一曲。ある日、街でこの曲の題材になった人とすれ違い、「その人にとって自分は赤の他人になったようです」と話す山口琥珀の、悲しい思い出が詰まった曲でもある…。


■70位 Category5 / Souvenir

千葉県出身のスリーピースロックバンド・Souvenirが放つ、愛あるスピッツオマージュが詰まった曲にスピッツファンは思わずニヤリ。楽曲自体も良いが、なかなか他では聴けない杉山悠佑のオリジナルな歌声も素晴らしく、他の曲も聴いてみたくなる。


■69位 リビド / w.o.d.

w.o.d.にしか出せないエネルギーやパッションがある。そう思わずにはいられない迫力が詰まっている。ライブでの存在感は、言わずもがな。


■68位 Lego Blocks / NERIAH

Spotifyで1000万回再生を超える、LA出身のNERIAHが放つヒットナンバー。90年代のテイストも感じるポップソングで、サビ(と言っていいのかわからないが)での加速にテンションも上がる。楽曲クレジットには(C)NERIAH Recordsとあり、Youtubeには「Business: neriahfbusiness@gmail.com」の記載も。詳しくは知らないが、DIYで活動しているのだろうか。


■67位 Restart? / レトロリロン

IMALABを通じて知った、2022年注目度上昇のレトロリロン。他にも推したい曲はあるが、特に「Restart?」での色気がにじみ出るボーカル、サビでの高揚感がおススメポイント。演奏も含めてトータルで楽しめるアーティスト。


■66位 エジソン / 水曜日のカンパネラ

これも「Habit」並みに説明不要な一曲。初代ボーカルのコムアイは個性が渋滞するほどの存在感で、彼女以外のボーカルで水カンが続いたとしても、支持を得るのは難しいのでは…と思っていたところに現れた詩羽。彼女の歌声は、正直コムアイよりも好みで、まさか初代以上に輝きを放つことになるとは。「エジソン」以外にも名曲多数。


■65位 SARABA! / KLEPTO

東京発の宅録2人組インディーロックバンド・KLEPTOがリリースしたアルバム『Aboutage』収録曲。ガレージロックリバイバルを敬愛しているという彼ら。いわゆる「ガレージロック」から連想される荒々しさではなく、「ガレージロックリバイバル」が示すシンプルなロックサウンドによる清々しさを感じる曲。独特な発音・発声が印象的で繰り返し聴きたくなる。ちなみにイントロのメロとコーラスにどことなくLACCO TOWER感が漂っていてるような。


■64位 スローハンドに抱かれて (Oh Love!!) / 原 由子

レジェンドともいえる“原坊”こと原 由子の31年ぶりとなるニューアルバム収録曲。エリック・クラプトンの愛称“スローハンド”をタイトルにし、歌詞の中にはベックやペイジ、さらにはジョージ、ジョン、ポールというビートルズの名前も散りばめられた、60年代海外ロックスターたちへのリスペクト溢れる曲に仕上がっている。また、原 由子のボーカリストとしての魅力もあり、桑田佳祐がバックボーカルを担うという、サザンとは逆の役割も面白い。


■63位 Be Alright / ASIAN KUNG-FU GENERATION

アジカンのアルバム『プラネットワークス』収録の、ライブでもたびたび演奏されている楽曲。多くのチルドレンを生んだ、00年代以降の日本のロックを支えたゴッチ。いわゆる“ロックスター”な姿とは縁遠く、むしろどこか頼りなさげな歌声から何度も繰り返し放たれる《Be Alright》の響きに希望を感じて、感情が揺さぶられる。


■62位 星座になれたら / 結束バンド

アニメ『ぼっち・ざ・ろっく』劇中曲。同アニメはOPからED、そしてライブシーンで披露された楽曲までどれも素晴らしいのだが、今回はバンアパテイストたっぷりのイントロが大好物な「星座になれたら」をチョイス。陽キャな喜多さんと陰キャな後藤さん(いずれも同アニメ登場人物。決してアジカンメンバーのことではない)の対比を描いたような歌詞にもグッとくる。


■61位 22時 feat. FRONTIER BACKYARD / ADAM at

ピアノインストバンド界の雄・ADAM atとシンセロック界の革命児・FRONTIER BACKYARDがコラボしたミラクルな一曲。ボーカリストとして美声を誇るFBYのTGMXさんが、その魅力を遺憾なく発揮。《終電は24時》と歌うが、この曲が流れ続けたら終電逃してしまう…それくらい中毒性がある。


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