【ライブレポート】2020/12/6 松川ケイスケと真一ジェット「冬の大三角形~硝子の夜の弦と鍵~」冬曲特集リサイタル
LACCO TOWERのボーカル・松川ケイスケとキーボード・真一ジェットによるユニット「松川ケイスケと真一ジェット(以下松川ジェット)」によるオンラインライブが開催されました。
松川ジェットのライブを生で観たのは、2020年2月の東京が最後。もともとそこまでハイペースにライブをするユニットではありませんが、LACCO TOWER含め、コロナの影響で有観客によるライブはハードルが高くなっている現実があります。6月にそれぞれが別の場所にいる状態でのリモートライブを行いましたが、今回は「ホテルサンダーソン」の別館『ガラスの靴』をステージにして、ふたり揃ってのパフォーマンスとなります。
もちろん無観客。しかし同じ場所に立ってライブをするというのはやはりリモートとは違う。お互いの表情や空気を感じ取れるからこそのパフォーマンス、楽しみです。
さて、当初は18時から配信スタートの予定でしたがトラブルがあったようで19時を過ぎての配信になりました。
そのせいでしょうか、いつもなら登場時にSEとして東京スカパラダイスオーケストラの「水琴窟 -SUIKINKUTSU-feat.上原ひろみ」が流れる演出がありません。
SEなしの板付きで
「みなさん長らくお待たせしました」
「お待たせしました」
とケイスケさん、そして真一さんが配信開始に手間取ったことへの謝罪から配信はスタートしました。
黒で揃えたフォーマル衣装のふたり。ケイスケさんはパーマ&眼鏡。一方の真一さんはサングラス&蝶ネクタイが似合います。
ライティングも鮮やかなガラス張りのチャペル。普段はウェディングにも利用されるという華やかな場所で、MCもほどほどにさっそく演奏が始まります。
オープニングを飾るのは、松川ジェットでの公演で披露されることがあるLACCO TOWER幻の一曲「恋」。優しく、息が漏れるように歌い、繊細に言葉を繋いでいく様に引き込まれる。あっという間に彼らの世界を構築していくあたりはさすがです。歌声とキーボードというミニマルな編成ゆえか、ナチュラルに集中して音を拾いに行くような感覚を味わいました。
≪この小さな胸に刻んだすべてをきっと忘れないから≫の≪すべて≫の部分で右手の指を一本ずつ畳んでいくケイスケさんの仕草がたまりません。
曲が終わると松川ジェットではお馴染み、真一さんによる鍵盤ジングル。
チャチャチャン
チャチャチャン
チャチャチャンチャン♪
ヘイ!
さきほどまでの繊細な世界を盛大にぶち壊すとともに緊張から解放へと移行する巧み(!?)な演出です。
あらためて配信トラブルでのスタート遅延について謝罪があったのち、松川ジェットお決まりのパターンへと突入します。
「人様の前に出るのにサングラスつけてるってどういうことよ?」とグラサン真一を叱るケイスケさん。「しかも夜ですしね」と自らツッコミながら、2枚レンズのうち黒レンズをパカっと上げる、いつもの流れ。
結局はサングラスそのものを、鍵盤による効果音付きで外します。ケイスケさんも丸メガネを外し、ふたりとも瞳をオープン。
真一さんは夏の松川ジェットライブに触れ、あのときはリモートだったけれど今回は隣にケイスケさんがいて、着実に距離は近づいているんじゃないかな、と語ります。
真一さんのコメントにあった「着実に~」の部分を拾って「チャックウィルソンが教師になったらどんな感じになるだろう?」と聞き返すケイスケさんに付き合うかたちで「チャックウィルソンが教師になったらどうなるんだろう?」と言い直す真一さん。
シーンとする会場にケイスケさんも「見てみ?撮ってる人誰も笑ってへん」とコメントしてなんとかこのくだりを着地させました。
「人恋しい時期ですがみなさんにはご自宅、オンラインで見ていただければと」と続け、次はケイスケさんが大好きだという、大瀧詠一の「夢で逢えたら」カバーを披露します。
リズムに体を乗せて、揺れながら歌うケイスケさん。≪かけ出して≫の歌詞に合わせて指を走らせるパフォーマンスもケイスケさんらしさが出ていて嬉しくなります。とても滑らかな真一さんのキーボード、こちらも表情豊かな音で曲を表現してくれました。
まさに酔いしれるという言葉がぴったりの時間に終わりを告げたのは曲の終了ではなく、終了後に鳴り響く例のジングル。
チャチャチャン
チャチャチャン
チャチャチャンチャン♪
「夢!で!逢えたら!」と真一さんセリフのおまけつき。
これに苦言を呈したのがケイスケさん。初見のお客さんに対して不親切じゃないか、と。1回目のジングルでは最後に「ヘイ!」と入れていたのに2回目で変えてしまったら“お約束”として伝わらないだろう、という意味でのお叱りです。
これに対して基本は一緒だと主張し「夢!で!逢えたら!」と繰り返す真一さん。
「なに?マヨネーズで和えたら?」と聞き返すケイスケさんについ「そんな曲やってねえじゃん」なんてぼやきつつ「ショウガで和えたら」と真一さんは乗っかります。
「ニンニクかショウガかって言われたらどっちか迷うよね」とショウガトークを続け、誰も笑ってへん、とツッコミ入れられても「笑わせようと思ってしゃべってないから」と強気なスタイルの真一さんでした。
なかなか会えないこの時期に、夢の中でもし逢えたら、ということで「夢で逢えたら」を披露したという話から、この時期いったい何をしていたのかという話題に。真一さんはyoutubeで主にボクシング映像をチェックしているんだとか。もともとボクシングが好きらしいです。ちょっと意外。いつか掘り下げてみたいですね。
ここでいくつか視聴者からのコメントを拾う場面もありましたが、まさに生配信ライブならではの流れ。LACCO TOWERの配信でもこの形はすっかりおなじみとなりました。
さて、続いては3曲目、こちらもカバーになります。昭和生まれなら誰もが知るイルカの名曲「なごり雪」。
自身のオリジナルではない名曲でも、歌い方や発声はやっぱりケイスケ印。曲のアレンジをどうこうする以前に、ケイスケさんが歌えばそれはもうケイスケさんの歌になる。サビで入る真一さんのコーラスも抜群です。
動きも少なく聴かせるスタイルで、とてもゆったりとした贅沢な時間となりました。
しかし、ここでも曲が終わると例のやつ。
チャチャチャン
チャチャチャン
チャチャチャンチャン♪
(ウ)キッ!
ここで衝撃の事実が発覚。ライブ前に、今日はジングルやらないと宣言していたそうです、真一さんは。それなのにここまでパーフェクトでやっていると呆れ顔なケイスケさんでした。
LACCO TOWERの配信ではこれもまたお馴染みとなっているzaikoのstickets(投げ銭)に関する説明を挟みつつ、4曲目はAimerのカバー。「everlasting snow」です。ここからはゲストミュージシャンとして、松川ジェットでは常連ともいえるヴァイオリニストの桑田佳奈さんが登場。アクリル板を挟んで、ケイスケさんの隣にスタンバイ。
ひとつ音が加わることでさらに立体的なサウンドへと進化していく。3人それぞれが体を動かしながら歌い、演奏する。呼吸が合っているからか、それぞれの動きがシンクロする部分も。ときおり挟み込まれる引きの画が会場の素晴らしさを伝えてくれます。下から照らす青白い光によってより一層艶やかさを増すケイスケさんも見逃せません。
もちろんビジュアルだけじゃない。ケイスケさんの歌声は強くて優しい。特にラストの高音は素晴らしかった…。
いつもは松川ジェットのふたりだけでやる曲だそうですが、佳奈さんが入ることによって全然違うものになったと語るケイスケさんです。
真一さんも「いつもやっている楽器じゃない方とコラボするのは楽しい」と興奮気味。照れ隠しなのか「すごい普通のこと言いましたけど」と付け加えていましたが。
引き続き佳奈さんを加えた編成で、次はLACCO TOWERの曲で「霙」。ここまでの曲とは拍子も違うのでガラっと雰囲気が変わります。コーラスとヴァイオリンが重なるサビの圧倒的な存在感も印象的。バンド編成ともふたり編成とも異なる、ヴァイオリンが加わったからこそのスペシャルな「霙」でした。
残念ながら(?)ここで真一鍵盤ジングルがご無沙汰!とばかりに顔を出す。
「…だったらなんでさっきやらなかったん?」とケイスケさんが不満を漏らせば、「よくわかったじゃん?」と、そこに気づいたことに満足げな真一さんです。ちなみに佳奈さんも「everlasting snow」終わりにはジングルに備えて構えていたそうで、肩透かしからのフェイントを喰らったかたちに。
相変わらずと言いますか、曲中と曲終わりでの落差が激しい松川ジェットです。
今日のテーマは冬曲、ということで、SNS上で事前に少し匂わせていた、先輩バンドの曲を披露。THE BACK HORNの「キズナソング」。歌声は確かにケイスケさんだけど、メロディや言葉の選び方、語尾の感じがまさにTHE BACK HORN。歌そのものにしっかりとバンドの個性が宿っているのはさすがです。
もともとTHE BACK HORNの曲にはドラマティックな展開が多い気がしているんですが、ピアノとヴァイオリンによる演奏はそういった劇場型の構成がハマりますね。
演奏が終わってケイスケさんが「THE BACK HORNで~」と曲紹介をしている途中で例のジングルをブッ込んできた真一さん。佳奈さんもしっかりヴァイオリン弾きながら「ヘイ!」とガッツリ参加。真一さんへの不満は当然として、彼女にも「佳奈ちゃんも佳奈ちゃんやで!」とツッコむケイスケさん。3人の呼吸がいろんな意味でピッタリ合っているなあと感じた瞬間でした。
ここでネットの感想コメント紹介が入りますが、LACCO TOWERのギタリスト・大介さんによる「ヴァイオリン良いなあ。おれもヴァイオリン弾きたい」というツイートを拾って
真一「舐めてんなあ」
ケイスケ「ボコろう」
なんてやり取りも。その後の大介さんが気になります。無事でしょうか。
さらにふたりのトークでは、ケイスケさんがこの自粛期間の間に「家でできるBBQセット」を買ったという話からお約束の展開へ。「なんか欲しいな俺も」と買い物欲が頭をもたげた真一さんのつぶやきに反応したケイスケさんがすかさず「それでは歌っていただきましょう、『俺もなんか欲しいな』」と無茶ぶり。
松川ジェットでは定番の流れのひとつで、真一さんも慣れたもの。即興でキーボードを操り、歌います。「Ob-La-Di, Ob-La-Da」風のイントロに、ビートルズが始まるのかと思ったと漏らしたケイスケさん。
クリエイターとしての底力を垣間見せる真一さんは「あふれてきてしょうがない?」という問いにも堂々頷きます。これを逃さないケイスケさんは再びの無茶ぶりな即興ソング『あふれてきてしょうがない』をリクエスト。これにも応えた真一さんが歌ったのは≪ショウガ、ショウガ、ニンニクよりもショウガ≫という歌詞。
ライブ前半でのジングル時に生まれた「ショウガ」「ニンニク」をここで使う、見事な伏線回収でした。
笑いの絶えないトークからガラリと変わり、曲導入MCへ。
「感染者数も増えて大変な時期、みなさんもストレスたまってらっしゃると思うんですけど、酒でも飲みたいねということで懐かしい曲を」
ここで披露したのは昭和歌謡の「二人でお酒を」。佳奈さんは退場し、この曲から再びふたりきりでの演奏となりました。熱燗を飲みたくなるような空気になるのは曲のチカラでしょうか…。ケイスケさんには歌謡曲の持つ空気が良く似合う。真一さんによる歌謡曲テイストな伴奏、なんだかちょっと新鮮で楽しいですね。
今回の曲終了後ジングルでは最後に「かんぱーい!」と足していました。うん、曲ごとに特徴出すとこのジングルにも意味が出てくる感じしますね。
MCではグッズについての紹介がありました。通常であれば新作グッズを用意するんですが、今回モノとして残るものはない、と。ライブはその時にしかできないことの共有であり、いい映画や好きなアーティストは誰かに伝えたくなるもの…ということで、今回のグッズはなんと、今日のライブ映像の一部を誰かにプレゼントできるというチケットです。
さすが、よそではなかなか見られない企画を立ち上げるバンド、LACCO TOWERです。ライブ映像を視聴できるプレゼントチケットの販売。オンラインライブが確立されてきた中で生まれた新しいグッズ。拾っていたコメントを聞く限りSNS上での反応は上々のようでしたが、実際どれくらい反響があったかは気になりますね…!
さあ、ライブは次のブロックへと突入します。
「私ばっかり歌っていても申し訳ないので」ということで今度は真一さんがボーカルを務めるようです。「もともと前のバンドではボーカルですし」というケイスケさんからのアシストに「みんなの期待、裏切るつもりねえから」と力強いコメント。
「なんなの?キャプテン翼みたいなの出てきたけど」戸惑うケイスケさんに「新しいやつ、俺がボーカルの時のキャラ」と返す。
ボーカルキャラはまだ続きます。「寒いよな、冬。でもこの歌を聴けばあったまるからさ。聴いてくれよ。一生懸命作った曲です」
これにはさすがにケイスケさんも「ちがうちがうちがう!びっくりした、あかんあかん」と冷静なツッコミを入れ、真一さんが「一生懸命練習してきましたので」と言い直して始まったのは00年代を代表する冬の名曲、レミオロメンの「粉雪」。
ケイスケさんはギターで参加しつつ以下のように歌うよう、歌唱指導も行います。
≪粉雪舞う季節は≫
↓
≪かいなゆき、まうかいせつは≫
≪人混みに紛れても≫
↓
≪はいと~ごみ~にまぎれちぇも≫
…ふざけすぎて笑ってしまう真一さん。
「粉雪が台無し」「怒られるよ」
「かいなゆき~の指導は俺が悪かった」
「悪ふざけがすぎました」
我に返ったふたりは改めて、挑みます。
こんなにシンプルなコード進行で名曲作れるのはすごい、とケイスケさんも感嘆する「粉雪」。楽譜(歌詞)を見ながら必死に歌う真一さんの姿がとても印象的です。めちゃくちゃ緊張しているようなかたい表情。サビでの必死な様子に思わず苦笑いのケイスケさん、そして自ら笑いが漏れてしまう真一さん。ちょっと緩んだ空気になったところをケイスケさんのコーラスがグッと引き締める。
もっと聴きたいところですが、残念ながらワンコーラスで終了となりました。
それぞれに「粉雪」への思い入れや思い出を語るふたり。ケイスケさんはレミオロメンではほかにも「雨上がり」が好きらしい。あの頃のレミオロメンをめちゃくちゃ聴きまくっていた自分としては、ケイスケさんによる「雨上がり」カバー、ぜひとも披露していただきたい。熱望します!
続いての曲は、夏や海のイメージが強いサザンのカバーで「シャ・ラ・ラ」。英語詞が使われている曲をケイスケさんが歌う図というのはドキドキしてしまう。普段日本語にとことんこだわった歌を作っているからこそ、こうしたユニットで披露する英語詞の入った曲にはスペシャル感が備わりますね。英語だろうとしっかりケイスケ色に染まりながら、根っこにあるサザンの香りは色褪せない、なんともいえない味のある「シャ・ラ・ラ」。
着席しているので大きなアクションはないけれど、マイクを持たない右手をふんだんに使って声以外でも歌を表現する姿も堪能できます。
そしてもちろん、曲が終われば鍵盤ジングルの出番です。
次の曲をやる前に、sticketsについて触れます。zaikoではsticketsに名前が付けられるのですが、「もう一回粉雪」というsticketsが増えていることに気づいたケイスケさんが、これに応えるべく、二度目の「粉雪」を降らせようと動きます。ちょっとふざけすぎてしまったのであれでは終われない、と。とはいえフルでやるわけにもいかず、Bメロから入ってサビまでという短い時間でしたが、今回の「粉雪」は本気で挑んだと思われます。
真一さんのピッチがちょっと揺れているようにも感じましたが、原曲キーで歌っていましたからね。
ライブもとうとう終盤戦。かつてLACCO TOWERと鳥肌ジェット55でツアーを回った際に機材車の中からよくこの曲が聴こえてきた…というエピソードとともに披露されたのは、GOING STEADYの「銀河鉄道の夜」。素朴で野性味があるからこそ切なさが際立つ峯田バージョンとの対比も面白い、今夜の「銀河鉄道の夜」。ケイスケさんの口から《高円寺》の名が出てくるだけでもドキっとしてしまう私は中央線の住人です。
さあ、いよいよ次が最後の曲。sticketsで「いいぞ真一」というメニューがたくさん購入されているとの報告を受け「サンキュー!」と言ったあとに「サンキュージェッツ最近やってないから忘れちゃうんだよな…」と付け加えた真一さん。「サンキュージェッツ」とはLACCO TOWERのライブでは定番の、真一さんオリジナルパフォーマンスのこと。最近やってない、という言葉に寂しさを感じてしまいますね…。
ケイスケさんは、あらためて配信トラブルで開始時間が遅れたことへの謝罪とともに、こんな言葉を。
「目の前で歌える機会も少なくなりましたけど、途中ふざけながらでもみんなと楽しい時間を作れればなと思っています。寂しい冬ですが、今日のライブがみんなにとってちょっと元気の出る何かになればいいなと思っています」
真一さんは「少しずつ距離が近づいてきているっていうのが希望を捨てずにあきらめずにやってきたことに繋がるんじゃないかと思ってます」とコメント。
ここで再び桑田佳奈さんも加わります。
ホテルサンダーソンの「ガラスの靴」という場所について、バンドを始めた時に、こんなところで歌えるなんて思っていなかったとケイスケさんが言えば、真一さんもヴァイオリンの人と一緒にやることは想像できなかったと話します。
佳奈さんも、ロックバンドを聴いてこなかった自分がLACCO TOWERと出会ったことでいろんな音楽を知ることができたと、ラッコファンというよりロック、音楽好きにとって嬉しいコメントを残してくれました。
「またいつか会える日を夢見て最後の曲を」
「一緒に頑張ろうという意味を込めて」
そんな言葉とともにラスト「花束」を披露。キーボードの音の粒ひとつひとつに気持ちが込められているよう。途切れなく続くヴァイオリンの優しくも凛とした音が寄り添い、ケイスケさんの歌声を軸に3人による音のハーモニーが本当に美しい。そして真一さんのコーラス。これも実はLACCO TOWERの世界を作るうえで大事な要素のひとつ。そんなことを思わせてくれる松川ジェットでした。
チャチャチャン
チャチャチャン
チャチャチャンチャン♪
最後のジングルで3人そろって右手を高く掲げながらの「ヘイ!」で今日のライブを締めくくり、「冬の大三角形~硝子の夜の弦と鍵~」冬曲特集リサイタルは幕を閉じました。
配信トラブル、色とりどりのカバーにふざけすぎた粉雪、そしてラッコ曲の松ジェアレンジなどバラエティに富んだオンラインライブとなりました。まだまだコロナ禍の世の中は続きます。来年どうなっているかなんて誰もわかりませんが、目の前で松川ジェットのライブを楽しめる日がやってくることを願って、今回のライブレポートを終わりたいと思います。
セットリスト
01.恋
02.夢で逢えたら(大瀧詠一)
03.なごり雪(イルカ)
04.everlasting snow(Aimer)
05.霙
06.キズナソング(THE BACK HORN)
07.二人でお酒を(梓みちよ)
08.粉雪(レミオロメン)
09.シャ・ラ・ラ(サザンオールスターズ)
10.粉雪(レミオロメン)
11.銀河鉄道の夜(GOING STEADY)
12.花束