母は強し、本当にそうです。
1週間前から母が私の家に遊びに来てくれています。正確には遊びに来てくれているというより、助けに来てくれたという方が正しいかも…
本格的に就活が始まり、やることの多さ、締め切りの多さに驚き慄きの連続で、ご飯もろくに食べられず寝る時間もないという日々が続いていました。
そのせいもあってか、就活の不安が押し寄せ毎晩泣いてしまうようになっていました。(高校受験、大学受験と人生の岐路はいつもこうなので、いつも通りという感じではありますが…)
ひとつだけ違うのは、親元を離れたことです。今までの人生の岐路は、すぐそばで支えてくれていた母ですが、今は電話越しで会話するしかありません
ある日、泣きすぎて部屋の隅っこでうずくまりながら母に電話をすると、「明後日行くから、そっち!待ってて!」と言って、本当に2日後に遥々私のところまで来てくれました。
恐ろしか素晴らしい行動力です、本当に。
そこから、美味しい美味しい手料理を食べさせてくれ、家の中をピッカピッカにしてくれました。掃除は、割とする方だと思っていた私ですが、細かいところは全然掃除が行き届いてなく、主婦の方々の凄さを思い知りました。
また、母が来てくれてもなお、締め切りに追われ、自分のやりたいことは何なのか?と迷走し、1人ピリピリして母が私の家に居辛い雰囲気を何度か作り出してしまいました。
そんな中でも、母は「丁度忙しい時期に来ちゃったかい?なんかごめんね」と言うのです。
私はなんて最低な娘なんだろうと思いました。なんで、自分の事に手一杯で母にまで気を回せないのだろうと。
昔から、自分よりも娘を最優先させる母。自分の服はあまり買わず、私の服はいつもこだわって買ってくれて、決して裕福ではない家庭の中、習い事はやりたいと言ったら迷わずやらせてくれ、塾にも6年間も通わせてくれ、大学まで進学させてくれた母もちろん父親もです。
そんな今までのことが頭の中を駆け巡りました。残り少ない母とのプチルームシェア、たくさんの感謝を持って、優しさと思いやりを少しでも返せるように過ごしたいと思います☺︎